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情熱かいごびと

漫画家 國廣幸亜(くにひろゆきえ)さん 4 ~介護業界・注目の人

2019年1月13日

本サイトの連載マンガ『介護の現場で事件です!』の作者である國廣幸亜さんにインタビューする、『情熱かいごびと』。4回にわたるインタビューの最後は、同じ介護スタッフとしてみなさんに贈るメッセージです。
つらいこと、苦しいこと、楽しいことを現場で体験してきた國廣さんの言葉は、説得力がありますよ!

○●○ プロフィール ○●○
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國廣幸亜(くにひろ・ゆきえ)さん

1976年5月9日大分県生まれ、愛知県育ち。小学生の頃に漫画家を目指し、高校卒業後、上京。会社員をしながら投稿し続けるも夢に近づけず、挫折しかけた頃ホームヘルパーの資格を取得し、介護の仕事を始める。
1998年、講談社BE・LOVE誌上にて『ささら』でデビュー。以後も介護の現場で介護福祉士として活動し、現在は介護のテーマを中心に漫画を執筆。著書に『介護のオシゴト』(秋田書店刊 1〜4巻)、『マンガでわかる介護リーダーのしごと』(中央法規刊)などがある。

國廣幸亜(くにひろ・ゆきえ)さん公式ホームページ

*掲載内容は取材時(2014年)の情報となります。

ささっと色をつける國廣さん。

ささっと色をつける國廣さん。

――介護の仕事を始めてから、漫画のお仕事もどんどん忙しくなられましたよね。介護老人保健施設を退職してからは、どのように介護の仕事に携わってきたのですか?

老健をやめてからも、介護の仕事にはずっと就いていました。漫画の仕事は突然入ってきて、急に忙しくなったりしますので、正職員だとご迷惑をかけるかな、という思いもありまして、週3日とか、そんな勤務が多かったですが。
ただ、最近は、漫画の仕事がだいぶ忙しくなってしまって、介護の現場に出ている時間がどんどん短くなってしまって。利用者さんの細かい情報を把握する時間が足りない、と思うことが増えました。
そんな中でどう責任を持って取り組むのかと悩みまして、今はボランティアという形で、介護の現場に携わっています。

――漫画に出会えたことと、介護の仕事に出会えたことが、今の國廣さんにつながっていますよね。

私の場合、たまたま、小さい頃の夢を引き寄せることができました。それと、ちょうど介護の仕事と出会った時期が同じだったので、両輪のように走らせてきた感じです。

もし、介護の仕事をやめて、漫画一筋だったらどうだったんだろう、と思うことがあります。腹を据えて集中していたら、もしかしたら大作家になれたかもしれない。もしかしたら、ですけれど(笑)。でも、両方あったことで自分らしくなれたし、続けていてよかったな、と思います。

また、漫画の仕事があることで、介護の現場で厳しいな、と思うことがあっても、うまく息を抜けたところがあります。逆に、どちらの仕事も忙しいと、余裕がなくなってしまいがちですが、別のステージを持つことで、リセットできる。ふたつの仕事があることで、両方の仕事の疲れをとることができ、いい結果を導いたと思っています。

 

鉛筆で描いたものを編集者に見せて意見交換をし、ペンで描いたあと色をつける。

鉛筆で描いたものを編集者に見せて意見交換をし、ペンで描いたあと色をつける。

――仕事をふたつ、というのはだれでもできることではないですけれど、これを読んでいるみなさんも、仕事以外に趣味を持つ、家族を大事にするなど、別のステージを持てるといいですよね。

そうですね。とはいえ、私の場合は、現場でずっとがんばっている人たちに比べたら、甘いですよね。あまり偉そうなことは言えないな、と思っています。

利用者さんのご家族は、介護をやめるわけにはいきません。毎日毎日、介護をしているご家族のみなさんのことを思っても、自分の立場は優遇されているな、と思います。現場の人間関係などに悩んでいるスタッフの方々も同じですよね。悩みはそう簡単に解決しないかもしれません。

だからこそ、がんばっているみなさんのことを描いて、社会に知らせていきたいな、と思うんです。それが今の私にできることなのかな、と。

――介護の仕事、介護の現場の何を伝えていきたいですか?

きれいごとと言われてしまうかもしれませんが……。この仕事を始めるときに、施設に見学に行って、「介護の仕事ってカッコイイな」と思い、これまでずっとやってきているんです。当時、私と同世代の若者が、高齢者である利用者さんをフッとさりげなく抱えたり、自然に話していたり。私は祖父母と暮らしたことがなくて、高齢者の方とどう接していいかわからなかった。だから、当時の私から見たら、魔法のように介護をしている、と思ったのです。カッコイイなぁと。
この仕事、大変なことも多いと思いますが、いい仕事だということを、忘れないでほしいなと思います。

 

現在の仕事場。愛犬も応援しています

現在の仕事場。愛犬も応援しています

――國廣さんは、介護についての情報を発信する立場ですよね。そんな立場から、若手の介護現場のみなさんに、何かメッセージはありますか?

もしかしたら、この業界の方々はとてもやさしくて、何かを発信したり、伝えたりするのが苦手な方が多いのかな、と思います。
たとえば、上司に「現場をよくするためにこうしたい」と伝えたくても、うまく伝えれられなくて悩んだり。腹が立っても、自分の中に収めてしまえばいいんだ、と我慢してしまったり。
でも、介護という仕事をもっと別の視点で見てもいいのかな、と思います。もっとアカデミックなものとしてとらえたり、ビジネスとして成立するにはどうしたらいいかと考えたり。
視点を変えると、この仕事のよさ、欠点などが見えてきて、「こうしていこう!」と前向きにとらえられるんじゃないでしょうか。もっと自己主張して、いろんなことを変えていってもいいんじゃないかな、と思います、えらそうでスミマセン(笑)。
でも、何かが変われば、もっと夢が持てるんじゃないかと思うんです。私もみなさんの夢のためにも、介護の漫画を描き続けていきたいと思っています。

 

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