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2013年07月29日

納得できない!?要介護認定 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

jikenbo37kaigonintei毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。
今週は、利用者家族から多くの声が寄せられた「介護認定」に関する問題ついて紹介します。

介護保険サービスを利用しようと思った場合、まずは地元の市区町村に介護認定の申請を行い、介護レベルを判定する訪問調査員が利用者宅を訪問することが第一歩。訪問調査では、基本調査による74項目の回答状況から、「非該当」「要支援1と2」「要介護1~5」の8段階に分類され、さらに訪問調査員による特記事項および主治医の意見書を、介護認定審査会が検討し、最終的な介護レベルが決まる。

しかし、このような複雑な過程を経て決定する介護認定だが、利用者本人および利用者家族が、その判定に納得することは稀だという。

「視力が落ち、現在はぼんやり見えるだけだが、『歩けるから』と申請を断られた」
「状態が悪くなっているのに、認定ランクが変わらない」

など、「認定レベルの低さ(「非該当」も含む)」に憤る声、

「人目を非常に気にする人なので、調査員が来ると、普段以上にハキハキと対応してしまう」
「認知症があるが、訪問調査員の前ではしっかりしてしまう」

といった声、さらに

「更新認定の手続きが大変」
「通知が来るまで2か月もかかった」
「訪問調査が単純すぎる」

など、実に様々な不満の声が上がっている。

介護認定について厚生労働省は、2009年に「要介護認定等の方法の見直しに係るQ&A」という文書を発表し、

「認定調査員テキストに明示されていない申請者の状態等があった場合はどのように調査すべきか」
「選択肢の選択の際に、判断に迷う時にはどのような対応をすべきか」
「『1-1麻痺等の有無』の確認動作において、『静止した状態で保持』とあるが、どの程度、静止した状態で保持できれば『麻痺なし』と考えるのか」

といった、非常にありがちな疑問点について、回答を示している。

一般家庭レベルでは、「おばあちゃん、あんまり元気にしちゃダメよ」などと、わざと悪く見せて、高いレベルの認定をもらおうとする例は後を絶たないそうだが、専門家によれば、「訪問員による基本調査の74項目の質問で、大体ウソはバレる」のだとか。先程は、認定に対する様々な不満の声を紹介したが、こうした声を聞く限り、やはり「正直が一番」という結論にたどり着きそうだ。

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