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2014年06月09日

ネットでも大反響!“認知症行方不明者年間1万人”放送の波紋 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

jikenbo55毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、「徘徊・死亡事故特集に対する反応」という話題を紹介します。

2014年5月11日放送の『NHKスペシャル』が、「“認知症800万人”時代 行方不明者1万人 ~知られざる徘徊の実態~」というテーマで、認知症老人の徘徊問題をピックアップ。厳しい現実に対し、ネット上には嘆息の声があがっている。

この番組は、まず「7年前に路上で徘徊していたところを保護され、名前も住所も分からぬまま施設に保護されている女性」を紹介し、身元が分からぬまま施設で暮らす人がいるという事実を報告。認知症により行方不明になっている人が年間およそ1万人、死亡が確認された人だけでもおよそ350人にも上るというデータを提示した上で、認知症患者を持つ家族の苦悩や、対策が進まぬ現状などについてリポートしている。

上述の「7年前に……」という女性は、放送後に身元が判明し、7年ぶりに夫の面会が叶ったが、毎年1万人の認知症患者が行方不明になっているという事実は、視聴者を大いに驚かせたようだ。大手インターネット掲示板「2ちゃんねる」では、放送直後からこの件が大いに話題になり、

「結局、絶望だけが残った」
「これからは親が認知症になったらもう働きには出れないな」
「NHKスペシャルって毎度 現に困っている人に対するオチ→希望の光 がないよね」

と、厳しい現実を直視した視聴者からの声が次々と登場。さらに、

「靴の中に仕込める小型GPSの無償・低償配布を行政に望みたい」
「うちは携帯電話をキーホルダー代わりにしてネックストラップ付けたわ」
「家族はiPhoneを『これお守りだから』って言い含めて渡しとくと、かなりいいと思うんだけどな」

など、自分なりの対処法を書き込む人も少なくない。

ただ、姉妹サイト「オアシス介護」でも徘徊対策のGPSについて紹介しているが、GPSでは徘徊した認知症患者がいる位置は把握できても、徘徊による事故(最悪の場合には死亡事故)を避けることまではできない。この問題に対する早急かつ根本的な対策が望まれるばかりだ。

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