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2015年11月06日

採用する人・しない人-東京海上日動ベターライフサービス 3 | 介護求人ナビ 転職お役立ち情報

介護業界で転職を考えている人にとって、事業者が求める人材の傾向や採用で重視しているポイントは、ぜひ事前に知っておきたいところです。そこで今回は、首都圏で在宅介護サービスを中心に事業を展開する東京海上日動ベターライフサービスの採用推進責任者・庄司京美さんと、エリアマネジャーの室井勝一郎さん、足立豊さんにお話を伺いました。

*この記事の1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら



「みずたま介護ステーション」でのワンシーン。ヘルパーもサービス提供責任者もケアマネジャーも、一つのチームとして力を合わせています。
「みずたま介護ステーション」でのワンシーン。ヘルパーもサービス提供責任者もケアマネジャーも、一つのチームとして力を合わせています。

○●○ インフォメーション ○●○

東京海上日動ベターライフサービス株式会社

居宅介護支援事業/ 訪問介護事業/介護予防訪問介護事業/介護保険外訪問介護サービス/サービス付き高齢者向け住宅

東京都渋谷区初台1-34-14 初台TNビル1階
TEL:03-3370-4951

東京海上日動ベターライフサービス株式会社公式サイト





電話面接から一次、二次面接と3段階の採用プロセス

今回は、採用選考の流れや重視する点について、詳しくお聞きします。採用の全体を統括している庄司京美さん、そして実際に面接を担当しているエリアマネジャーの室井勝一郎さんと足立豊さんにも加わっていただき、東京海上日動ベターライフサービスの採用の現場に迫ります。

まずは採用プロセスについて伺いました。

「正社員の場合は、電話面接、一次面接、二次面接という3段階。登録ヘルパーの場合は、勤務を希望されたステーションから直接ご連絡をして、面接は所長が担当します」(事業推進部課長 採用推進責任者・庄司さん)

「正社員の応募はすべて本社で受け付けます。事業所を指定して応募された方については担当エリアマネジャーから、それ以外は私からコンタクトをとります。そこで、経歴やお持ちの資格、働く場所や働き方のご希望を詳しくお聞きするのが電話面接で、お互いの求めているものを確認します。残念ながら弊社がご希望に添えないこともありますし、やりたいことと違うと、その段階でご辞退される方もいらっしゃいます。その後、エリアマネジャーによる一次面接、役員による二次面接を経て、採用に至るという流れです」(庄司さん)

「私たちが担当する一次面接は、応募者のお住まいの近くや配属希望のステーションで行うことが多く、面接時間は45分~1時間くらい。そのあとの二次面接は本社で行います」(事業推進部課長 兼 エリアマネジャー・足立豊さん)

「一次面接は、所長と一緒に面接することが多いですね。所長の話を聞くことで、応募者も働く具体的なイメージがつきやすいと思います。また、実際にスタッフが働くステーションを自分の目で見ることで、雰囲気が自分に合うかどうかの判断もしやすいと思います」(事業推進部次長 兼 エリアマネジャー・室井勝一郎さん)


介護の経験よりも、人柄が採用のポイント

採用で重視するポイントは、どんなところでしょうか?

「重視するポイントは、やはりお人柄ですね。例えば、契約社員の応募では、ホームヘルパー2級、あるいは介護職員初任者研修の資格を最低限取得していることが条件になります。資格さえあれば、実際の介護職の経験がない方でも大丈夫です。未経験だからといって、選考の際に不利になるということはありません。介護技術や知識というのは、あとからでも習得できる分野だと考えているので、それよりもお人柄重視ですね」(足立さん)

履歴書は面接に持参するとのことですが、選考プロセスでは履歴書のどこを見ているのでしょうか?

「転職歴が多い方が少なからずいらっしゃるので、履歴書を拝見しながら、退職理由について訊いています。『同僚とそりが合わなくて』とか『勤め先の理念と自分の考えが合わなかった』など、理由はそれぞれだと思います。そのお答えを聞いたうえで、うちのメンバーの雰囲気とは合うだろうか、弊社の経営理念やサービス提供方針と合うだろうか、ということをじっくり確認していきます」(足立さん)

「基本的なところですが、履歴書の書き方はチェックします。字が上手か下手かは関係ありません。たとえ字が下手でも、この会社に入りたいと思う方はきっと丁寧に書いてくださるはず。あとは日付や年齢が抜けていたり、会社名が略称になっていたり、そういうところは気になります。履歴書はいわば自分の分身です。その書き方ひとつで、その方の個性や人間性を垣間見ることができます。社会人としての基本的なルールを満たしているか履歴書で確認します。そこができていない方は厳しいかなあと思いますね」(室井さん)

次回は最終回。具体的に「採用したい人」とはどんな人材なのか、気になる部分に迫ります。

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