介護業界では、さまざまな経歴を持った人が働いています。自己PR文は、採用担当者の視点を意識して具体的な内容にしましょう。
ここでは、あなたの性格上の強みをアピールするための自己PR記入例をご紹介。自分の状況に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってみましょう!
→志望動機や自己PRの「基本の書き方」はこちら
注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。
また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
例文1.<責任感が強い>最後までやりとげる性格をアピールしたいケース
任された仕事は責任を持ってやりとげてきました。現在は派遣で、アパレルショップの販売スタッフとして働いています。たとえ派遣でも、お客様にとってはショップの顔なんだと肝に銘じています。聞き慣れないファッション用語はすぐにインターネットで検索したり、先輩に教わったりして、ショップの顔に恥じないよう意識してきました。
介護の仕事にも責任を持って取り組み、貴社に貢献したいと思っています。
例文2.<負けず嫌い>困難な状況でも負けず嫌いをパワーにできる人のケース
負けず嫌いの性格をいつもパワーにしてきました。介護職をめざしたきっかけは、テレビ番組で在宅介護を支える介護職の活躍を拝見し、感銘を受けたことです。
異業種への転職に反対する友人もいましたし、一からのスタートは楽ではないことも承知しています。しかし、一度定めた目標に向けて簡単にはくじけません。ぜひ貴社でお力になりたいと思います。
例文3.<計画性がある>物事を計画的に進めることができることをアピールするケース
目標に向かって計画的に物事を進めるのが得意です。
たとえば旅行の幹事や、学園祭のリーダーとして頼りにされてきました。現状で何が足りず、いつまでにそれを準備するかというスケジューリングから、これを任せるのは誰が適任かといったマネージメントに力を発揮できます。
チームとして動く介護施設でも、このスキルは強みになると考えています。
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例文4.<集中力がある>日本舞踊で鍛えた集中力をアピールしたい人のケース
5歳からずっと日本舞踊を習ってきたおかげで、集中力には自信があります。以前勤めていた会社でも、他の人が途中で投げ出す面倒な仕事を根気強く最後までやり遂げました。得意なことはもちろんですが、苦手なことも一度始めると没頭できるのも長所です。
この集中力を活かし、利用者様が安心して暮らせる環境づくりに力を尽くしたいと思っています。
例文5.<臨機応変に対応できる>接客で身につけた対応力をアピールするケース
ファミリーレストランで接客のアルバイトをしています。そこで臨機応変さを身につけました。混雑する時間帯は、お待ちの方に配慮する必要がありますが、お食事中のお客様をせかすこともできません。
そんな時でも、その場の判断で的確な接客を心がけていました。おかげで、状況を見て、慌てずしかし瞬時に判断がする癖がつきました。
この経験を活かし、それぞれの利用者様に合わせたケアを実現したいと思います。
例文6.<誠実である>信頼を得てきた経験をアピールしたいケース
私の強みは誠実さだと思っています。広告制作会社の営業として、お客様とクリエイターの橋渡しを務めてきました。
板挟みになったときは、どちらに対しても正直に話すことを心がけ、最高のものをつくるために何が必要かを説得しました。それが両方からの信頼につながりました。
これからは、利用者様やご家族、そして仲間であるスタッフからも信頼される介護職をめざしたいと思います。
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例文7.<人間が好き>旅を通じて人の温かさを実感した人のケース
学生時代から世界中を旅してきました。そのなかで心に残ったのは、美しい景色よりも「人の温かさ」です。困ったとき、疲れているときに出会った笑顔や、差し出された手は何よりも温かく、そして力強いものでした。その経験を、サポートを必要としているお年寄りのために活かしたいと考えました。
利用者様に寄り添い、必要なときに手をさしのべられる介護職をめざして頑張ります。
例文8.<リーダーシップがある>みんなを助けながら導くのが得意な人のケース
自ら先頭を切って走るのではなく、みんなが前に進めなくなったときに困難な役を引き受け、ゴールに導くタイプです。大学の学園祭では、学生の要望をまとめて学校側と交渉したり、会社のプロジェクトが行き詰まったときは、息抜きのランチミーティングを提案したりしました。
チームワークが大切な介護の現場では、こうしたリーダーシップが力を発揮できると思います。
例文9.<ストレスに強い>ストレスに対する向き合い方をアピールするケース
新卒で入社したベンチャー企業で鍛えられたおかげで、ストレスに強いと自負しています。仕事の量やスピード、高い目標など、毎日のストレスは大変なものでした。でも、そういうときはあえて一段上をめざしてみるようにしました。すると目の前のストレスは簡単に乗り越えられる壁になりました。
そうした経験を活かし、貴社で新たな仕事に挑戦したいと思っています。
例文10.<誰とでもすぐ仲良くなる>すぐに打ち解け、よい関係を築ける人のケース
誰とでもすぐに打ち解け、円滑な関係を築くのが得意です。
私は小学生の頃から転校が多く、最初の頃は人見知りで苦労しました。でも自分から心を開くことを覚えてからは、すぐにクラスに溶け込めるようになりました。心を開くのに必要なのは、笑顔とほんの少しの勇気。
このことを介護施設でも実践し、利用者様や同僚とよい関係を築きたいと思っています。
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