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2018年02月06日

【転職失敗事例】『介護福祉士』の資格があるのに待遇が変わらない!? 編

頑張って介護福祉士の資格を取得し、それを活かそうと転職!でも、現実は、期待と違っていた…。
ここでは、そういった先輩たちの失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。
せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!

《事例1》まさか! 「介護福祉士」の資格手当がつかないなんて…!

127歳/男性・正社員/マサノブ

「介護福祉士」の資格は、介護職に就いたときからの目標でした。特別養護老人ホームで4年間働き、無事に資格を取得。
さっそく資格を活かそうと、「介護福祉士」が応募条件だった有料老人ホームに転職を果たしました。ところが先月、給与明細をもらって、びっくり! 資格手当がなかったんです。
前職では「介護福祉士」には手当があったので、当然つくものだとばかり…。当てが外れ、困っています。


《アドバイス》
資格手当の有無は、実は法人ごとに異なります。“あるもの”と勝手に思い込んではいけません。また、求人情報に「資格手当」と明記されている場合でも、対象の資格や金額は法人によってマチマチ。
どんな資格に、どんな条件で支給されるのか、求人情報や面接の場でしっかり確認することが大事です。

また資格手当の支給金額は、事業所によって数千円から1万円程度と差があります。月額では数千円の違いであっても、年収にすると数万円、それが積み重なれば大きな収入の差になってしまいます。
きちんと確認し、後から悔いのないようにしたいものですね。

ただし、資格手当だけで給与条件の良し悪しを判断するのは早すぎます。転職先を選ぶ際は、基本給やその後の昇給制度、賞与、その他の福利厚生制度などの条件も併せて比較すべきでしょう。

また、資格手当の額そのものが少ない法人でも、役職者手当や賞与で資格を考慮している法人もあります。資格の有無だけでなく、研修の参加率などスキルアップの意欲を総合的に重視して、給与に反映しようという法人もあります。そうした部分も含め、面接などでは「長く勤めてキャリアアップしたい」という意欲を示したうえで、その法人の方針や制度を確認し、納得がいく転職先を見つけるようにしましょう。

あなたの場合はまだ転職されたばかり。資格手当がないというのは想定外でびっくりされたようですね。
がっかりされたかもしれませんが、まずは、その職場の仕事内容や働きやすさ、人間関係などを把握してみてください。

もし今後、転職を考える場合は、仕事のやりがいや、長い目で見たキャリアアップや収入も考慮したうえで、検討してみましょう。そこで、やはり資格手当がつく他の職場のほうが将来的に自分にとって良いと判断したときに、転職を考えてみたらどうでしょう。その際には、前述した内容を参考に、しっかりと事前確認をしてください。


《事例2》「介護福祉士」の資格を取ったのにパートのまま。正社員にはなれないの?

241歳/女性・パート/まさみ

現在の訪問介護事業所には、パート採用で転職しました。上司からは「介護福祉士の資格を取ったら正社員になれる」と言われ、頑張って資格を取得。
ところが結局、正社員の話は声もかからず、今もパートのまま。上司に聞いても曖昧な答えしか返ってきません。
仕事内容や職場自体は気に入っているけれど、うまく使われている気がして不信感が募ります。家計のこともあり、このままずっとパートじゃ嫌だし、転職すべきか迷っています。


《アドバイス》
今回の背景として考えられることはいくつかありそうです。
まず、職場の状況や法人の経営環境が以前とは変わったのかもしれない、ということです。
経営状態が不安定で、今後の見通しがはっきりしない状況にあって、法人としては長く働いてほしい気持ちはあっても、現状では正社員として雇用するのが難しいのかもしれません。

あるいは、予定していたポジションに別の人を先に採用してしまったということも考えられます。
または、「介護福祉士資格を取ったら…」の発言は、正社員登用の予定はなかったものの、上司の方があなたのやる気を引き出すために言ったものかもしれません。

どの理由であれ、それは法人側の都合。正社員になろうと頑張って資格を取ったあなたが、「うまく使われているだけかも」と不信感を持ってしまうのは、よくわかります。

仕事内容や職場の雰囲気には満足していらっしゃるとのことですが、一方で、ずっとこの雇用形態のことで不満を抱え込みながら仕事を続けるのは、あなたにとって決して良いことではありません。「家計のこともあり」とおっしゃっているように、経済的な面での不安があればなおさらです。

前回の転職のときとは違い、今のあなたには介護福祉士という資格があります。介護職として頑張ってきた経験もあり、スキルも身についたことでしょう。応募できる求人の幅が広がり、期待できる給与も違うかもしれません。

介護福祉士の資格を持ち、やる気がある人材を正社員で採用したいと考えている法人は、たくさんあります。経験やスキル、資格を正当に評価し、給与に反映させている法人も数多くあるのです。まずは試しに求人サイトなどを利用して、他にあなたの希望に沿う職場がないか情報収集してみることをオススメします。

それで、転職という選択肢もあると確信が持てたら、改めて上司に対して「現在の仕事も職場も気に入っているものの、将来が不安なこと。そして、今後も正社員になれる見込みがないのであれば、転職したい」と、はっきり自分の気持ちを伝えましょう。

それに対して納得のいく説明がなく、正社員登用が実現しないようであれば、転職をキャリアアップのチャンスと捉え、新たな職場を求めてみてはいかがでしょうか。




この他にも、転職者の失敗談&アドバイスを、以下のページでご紹介しています!

今までと違うタイプの事業所に転職し、失敗したケース
転職先の同僚との人間関係に悩まされているケース
最近増えてきた「サービス付き高齢者向け住宅」に転職し戸惑うケース
履歴書の書き方で失敗したケース
面接の準備や勘違いで失敗したケース
職務経歴書で失敗したケース

ほかにも多数の失敗談があります。すべて見たい方はこちらをどうぞ。
→こんな職場とは思わなかった!「転職先選び」失敗談 一覧ページ
→履歴書・職務経歴書・面接・…「転職活動」の失敗談 一覧ページ


履歴書や面接で必要になる「自分らしい志望動機・自己PR」の言葉。ぜひこちらを参考に!


→「志望動機」 例文集 一覧ページ
→「自己PR」例文集 一覧ページ


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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