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2016年06月14日

【転職失敗事例】「社会福祉士になって転職したのはいいけれど…」編

高齢者や日常生活に支障がある人の相談に応じ、アドバイスする社会福祉士。介護職からキャリアアップをめざして資格を取得し、転職したものの、給与や仕事内容など想像していたのとはちょっと違った…。
そこで今回は、社会福祉士として転職した先輩の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!

《事例1》社会福祉士の資格を取ったのに、思ったほど給料が上がらない

128歳/男性/キヨシ

キャリアアップをめざして、社会福祉士の資格を取得。介護施設の介護職から地域包括支援センターに転職しました。時間もお金も使って、かなり一生懸命勉強したつもり。だから、それなりの待遇を期待していました。でも、それほど給与はアップしませんでした。合格率30%弱の国家試験をクリアしたのに、こんなものなんですかね? 夜勤がなくなったのはうれしいけど…。キャリアアップの方法、間違ったのかも…。


《アドバイス》
社会福祉士は、生活困窮者や高齢者など、日常生活に支障がある人の相談に乗り、アドバイスや指導などを行います。幅広い知識や経験が必要で難易度も高い国家資格です。

しかし、医師や弁護士のような業務独占資格(その資格を持つ人だけが就ける仕事があるという資格)ではありません。そのため、資格が給与に直接反映しているとは言えないのが現状。資格を取ればすぐに年収UPというわけにはいきません。

社会福祉士が働く場合、その多くが相談員という職種になります。相談員が活躍する職場は、老人ホームやデイサービス、病院、地域包括センターなど。事業者の種類も、社会福祉法人から医療法人、株式会社、市区町村などさまざま。それぞれの職場によって給与も違います。したがって、給与面を重視するなら、まずは給与待遇の良い法人や自治体などを探してみる、といった方法があります。

また、社会福祉士を持ちながら、介護の仕事をしている人もたくさんいます。介護の視点と、社会福祉の視点の両方を持つことは、仕事をするうえで大きな強みになるでしょう。ただ、介護職には夜勤手当などもあるので、結果的に介護職の給与のほうが高かった、という場合もあります。
一方で、相談員はデスクワークが中心。年を重ねて体力的にキツクなっても続けやすい、夜勤がないので家族と過ごす時間が作りやすい、などのメリットもあります。キャリアアップして管理職をめざす場合も、国家資格である社会福祉士はプラスになると思われます。

この機会に、自分がどんな仕事をしたいのか、将来のキャリア設計をどうしたいのかを、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。そのうえで、社会福祉士という資格をどう活かしていくかを考えてみましょう。


《事例2》社会福祉士の資格だけじゃ、通用しない?力不足を痛感…。

224歳/女性/綾

大学で社会福祉士の資格を取り、新卒で介護業界へ。介護職員初任者研修を修了し、老人ホームの介護職として1年勤務したのち転職。現在はホームの生活相談員を務めています。しかし実際に働いてみると、資格の勉強や1年間の介護経験だけでは、力不足かも…。自分の人生経験の浅さや知識不足を思い知らされ、申し訳ない気持ちになったり、自己嫌悪の毎日です。そもそも、人の想いを受け取るような仕事は、私には向いていないのかも…。転職を後悔しています。


《アドバイス》
介護施設の相談員は、さまざまな困難を抱えている方の話に耳を傾け、的確なアドバイスをし、それにそった調整や手続きを行うのが仕事。介護職の経験も、あなた自身の人生経験も、すべてが活きてくる仕事です。ただ、自分の何倍もの人生経験を積んだ人が相手なので、経験不足を感じてしまう機会が多いのかもしれませんね。
しかし、あなたは自分自身でその足りない部分に気づき、謙虚に受け止めています。その時点で、人と真摯に向き合う相談員としての姿勢や資質があると言えるのではないでしょうか?

介護業界において、資格はキャリアアップのために必要なもの。取得は大きなアドバンテージになります。あとは、知識と経験などの足りない分を埋めるだけ。ギャップをどう補って、相手の声にどう応えていくかを考えましょう。

ひとつの選択肢は、現在の職場で、相談員としてコツコツと経験を積んでいくという方法。
相談員の先輩や上司にもどんどん相談し、学ばせてもらってはいかがですか? 誰でも最初は初心者。同じように悩んだ経験がきっとあるはず。良いアドバイスがもらえるかもしれません。

あるいは、現時点では、社会福祉士の資格や相談員という職種にこだわらないという道もあります。しばらくの間は介護職員としての経験値を高め、さまざまな利用者と関わることで視野を広げ、そこからあらためて相談業務にチャレンジすることもできます。
いずれにせよ、ご自分のこれからのキャリアを長い目で見ることも大切かもしれません。

一度失敗しても、さまざまな方法でやり直しができるのが、介護の仕事の魅力。今回転職して実感したことを活かして、成長につなげてください。




この他にも、転職者の失敗談&アドバイスを、以下のページでご紹介しています!

今までと違うタイプの事業所に転職し、失敗したケース
転職先の同僚との人間関係に悩まされているケース
最近増えてきた「サービス付き高齢者向け住宅」に転職し戸惑うケース
履歴書の書き方で失敗したケース
面接の準備や勘違いで失敗したケース
職務経歴書で失敗したケース

ほかにも多数の失敗談があります。すべて見たい方はこちらをどうぞ。
→こんな職場とは思わなかった!「転職先選び」失敗談 一覧ページ
→履歴書・職務経歴書・面接・…「転職活動」の失敗談 一覧ページ


履歴書や面接で必要になる「自分らしい志望動機・自己PR」の言葉。ぜひこちらを参考に!


→「志望動機」 例文集 一覧ページ
→「自己PR」例文集 一覧ページ


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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