
志望動機は、履歴書や職務経歴書の中で、もっともあなたのやる気をアピールできる項目。
ここでは、無資格、未経験、ブランクがある、転職多数など、ハンデがあるときの志望動機の例文をご紹介。自分の状況に近い文例を見つけ、あなたらしい志望動機を作る参考にしてください!
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注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。
また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
例文1. <未経験・無資格>異業種からの転職だが、営業で培ったノウハウを武器にしたい人のケース
→十分な研修期間を用意しているグループホームへの転職を希望
祖母が認知症なこともあり、最先端の認知症ケアを取り入れている貴社のグループホームに魅力を感じ、志望しました。介護はまったくの未経験ですが、これまで10年間、営業職で身につけたコミュニケーション力を生かしていきたいと思います。また、貴社は未経験者にも十分な研修期間が用意されていることから、安心して挑戦できると感じました。
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例文2. <未経験・無資格>介護職は初めてだが、介護施設の清掃の仕事をしていた人のケース
→介護スタッフの働きぶりに感心し、近所にある同じグループのホームへ転職を希望
前職は貴社の別の介護施設で清掃スタッフをしていました。施設に携わる一員として入居者様にお声がけしたりしていたのですが、自分も介護職としてもっと高齢者の身近でお役に立ちたいと思ったのが転職のきっかけです。貴施設を志望したのは、前職で、介護スタッフの方たちの明るさや行き届いたサポートが印象に残ったからです。また、以前の施設は自宅から離れていたため、通勤時間が負担でしたが、貴施設は自宅が近いので長く続けられると思っています。一日も早く戦力となるよう頑張ります。
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例文3. <未経験・無資格>介護は未経験だが、認知症サポーター養成講座を修了している人のケース
→地域との絆を大事にしたグループホームで働きたい

前職はスーパーマーケットの社員でした。高齢者のお客様が増えたことから、認知症への理解を深めようと認知症サポーターの養成講座を受講し、それが介護職に興味を持つきっかけになりました。地域の一員として認知症の方やご家族を支えたいと考えていたときに、地域との絆を大事にしながら、温かいケアを提供されている貴社のグループホームを知り志望しました。
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例文4. <未経験・無資格>義母の在宅介護経験をきっかけに介護職に興味を持った人のケース
→資格取得支援制度がある事業所の有料老人ホームへ転職を希望
短い期間ですが、義母を在宅介護しました。大変な介護の中でも義母との気持ちの交流は貴重な体験で、それをきっかけに介護職への転職を決めました。資格取得支援制度がある貴社なら、ゼロからのスタートでも一段ずつステップアップしていけると思いました。未経験ですが、在宅介護の経験を生かし、利用者様を思いやる気持ちだけは負けないようにしようと思っています。
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例文5. <介護資格はあるが働くのは初めて>資格はあるが、実際に介護職に就くのは初めてのケース
→介護職の重要さを実感したうえで、将来のキャリアも見据えて転職を希望
10年前にヘルパー2級の資格を取ったものの、他業種で事務職に就いていました。今回、介護職への転職を決めたのは、周囲に介護をする友人が増え、介護職の重要性に気付いたことがきっかけです。前職では、ちょっとした気遣いで、お客様や上司から感謝されることが多々ありました。貴施設でも、利用者様に「ありがとう」と言っていただける介護職を目指したいと思います。未経験からでも意欲次第でキャリアアップできる貴社で、思う存分チャレンジしたいと思います。
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例文6. <他業種に転職しブランクあり>社会人経験を積んだ上で、介護業界に再挑戦したい人のケース
→利用者の暮らしに寄り添いサポートする介護職で活躍したい

大学を卒業後、特別養護老人ホームに就職しましたが、先輩や上司と介護への考え方の違いを感じて1年で転職。その後7年間、ホームセンターで販売員の仕事に就き、管理職となりました。自分が先輩の立場となり管理職を経験する中で、以前の特養での自分の未熟さに気づかされました。もともと介護の仕事が嫌でやめたわけではないので、人間的に成長した自分で、もう1度介護業界に挑戦したいと思っています。地域に根ざした事業を展開している貴施設で、ぜひ戦力の一人として貢献したいと思います。
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例文7. <子育てでブランクあり>介護職経験者だが、子育てで長期のブランクがある人のケース
→OJTが充実している訪問介護事業所へ転職を希望
子育てのため8年間、介護の仕事から離れていたため、復帰にあたりOJTが充実していると評判の貴社の訪問介護を志望しました。介助技術や知識などはもう一度しっかり勉強しなおす覚悟です。しかし子育てを通して、ちょっとした仕草や表情などから小さな変化にも気づく視点が新たに身についたと思っています。そうした新たなスキルも活かしつつ、再挑戦したいと考えています。
例文8. <転職経験が多い>様々な介護の職場を経験したため、転職回数が多くなった人のケース
→看取りケアという本当にやりたい介護ができる施設に転職を希望
これまでに介護業界内で10回の転職を経験しました。職場や仕事が嫌で転職を繰り返したのではなく、介護の職場には様々な形態があることを知り、どの分野にも興味がわいたためです。そのため入所施設から通所、訪問まで一通り経験し、それぞれ真摯に取り組みました。その中で看取りケアに携わりたいと目標が定まり、貴ホームを志望しました。遠回りをしたおかげで本当にやりたい介護を見つけることができたので、今後は100%の力で貢献したいと思います。
例文9. <フリーター経験のみ>様々なアルバイトをしながら、将来の目標を探してきた人のケース
→学ぶ意欲が高いスタッフが集まる施設への転職を希望
目標が定まらないまま安易に妥協することができず、新卒時は就職活動に身が入りませんでした。結局、正社員として就職することなく、様々なアルバイトに携わってきました。その中で、農家を営む高齢者の方を手伝ったのをきっかけに「人の役に立ちたい」と強く感じ、ようやく介護という目標が見つかりました。時間をかけた分、ブレない自信があります。貴施設は活気のあるスタッフが集まり、学ぶ意欲も高いと聞いています。その環境に魅力を感じ応募しました。
例文10. <ニート>就職せず7年間、仕事をしていなかった人のケース
→お年寄りと接するのが好きな性格に気づき、介護の仕事に挑戦したい
人と接することに苦手意識があり、高校卒業後は就職せず、主に短期のアルバイトや家事手伝いをして7年間を過ごしました。その生活から脱するきっかけをくれたのは祖父です。祖父の将棋仲間の方たちと接したとき、自分から自然と話しかけることができたのです。同世代の人には苦手意識があるけれど、お年寄りと接するのが好きなことに初めて気づき、それにかかわる仕事にしたいと考えました。家庭的な雰囲気が魅力の貴ホームで高齢者を支えるお手伝いをさせていただきたいと思います。
●○● 志望動機での、悔しい失敗談 ●○●
人のふり見てわがふり直せ。
先輩たちの志望動機にまつわる転職の失敗談をご紹介します!
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