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転職「成功・失敗」体験談

イジメや激務の末に転職した有料ホームでも悲劇が~転職体験Mさん1

2017年12月27日

◆グループホーム、デイサービス(契約社員/介護職) → デイサービス(契約社員/介護職)→住宅型有料老人ホーム(契約社員/施設長)

M・Oさん(女性・33歳)
●グループホーム、デイサービス(勤務期間:2年)
●デイサービス、住宅型有料老人ホーム(勤務期間:1年/月給手取り約19万円、ボーナス年1回15万円)

保有資格:ヘルパー2級(現介護職員初任者研修)
家族構成:夫、長男(4歳)

*M・Oさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目3回目4回目(最終回)はこちら

【介護職になったきっかけ】主婦になり、昔から興味のあった介護の道へ

介護の仕事は親に反対されていた

学生時代から介護の仕事に興味を持っていたものの、親からは「そんなに大変な仕事に就くのはやめなさい」と言われ続けていました。
「他人のオムツを替えるのよ、死にも立ち会うのよ。できるの?」と。
まだ若い自分には、できると言い切る自信がなくて、介護職ではなく子供服の販売の仕事を選びました。

けれど、結婚して子どもを産んでからは、もう親の言葉に従わなくてもいい、と思えました。
夫は自営業で、商品開発や通信販売の仕事を主に自宅でしているため、時間の自由が比較的ききます。保育園の送り迎えも、子どもが戻ってからの世話もできる人で、私が働くことにも賛成してくれたのです。

念願の介護職へ

そこで、インターネットの求人サイトで家から通える介護職の仕事を探し始めました。名古屋市在住なのですが、家が郊外にあるので電車の便が悪く、バスか自転車で通えるところがいいな、と思っていました。
いつか介護の仕事をやりたいと思っていたので、20歳を過ぎた頃に、すでにヘルパー2級(現介護職員初任者研修)の資格を取得していました。
だからなのか、面接に行くとすんなり合格。「すぐに働いてください」と言われ、念願叶ってグループホームに勤務することになりました。

 

【はじめての介護職】グループホームでフロア長のイジメにあった

理不尽な命令や批判が繰り返される

でも、すぐに悩みや苦しみが始まることになってしまって……。
私が配属されたのは2階フロア。ここのフロア長である60代女性の部下教育のしかたが、乱暴すぎるのです。これはイジメ?と思うほどです。

「トイレットペーパーを補充して」と投げ捨てるように言うので、「トイレには常に何個キープしておくようにしましょうか」と聞くのですが、そのとたんに、「そんなこと、自分で考えればいいでしょう!」と怒鳴るのです。
何か聞けば怒鳴る、批判される。業務の指導もろくにしてもらえません。

真冬の、ことのほか寒い日に、「外の窓を拭いてきて」と言われたこともありました。なぜ今日なの?と思うけれど、新人だから従わなければなりません。
外から暖かい部屋の様子を見れば、施設長やその仲間が、楽しそうに利用者さんとトランプをしている。泣けてきました。

一緒に入社した同期は1階のフロア担当。1階の職員はそれなりになごやかにやっているので、私はよく1階に下りて行っては、悔しさや苦しさをぶちまけました。
同期は「力になれなくてごめんね、ひとりで大変だよね」と言いながら、いつも親身になって私のグチを聞いてくれました。

また夫も、家に帰って黙って缶ビールを開けて飲んでいる私を受け止めてくれます。
とことん悩んで打ち明けたときには、「君がもし、フロア長を殴って警察に引き渡されたとしても、いつでも俺が迎えに行くからな」と言ってくれて。
このふたりがいなかったら、私は3カ月で仕事を辞めていたと思います。

イジメに負けず、介護職のスキルを身につけた

しかし、私は「泣いて辞めるようなことはしない、ずっとやりたかった仕事だもの。ちゃんとスキルを磨いて、胸を張って働けるようになる!」と心に決めました。
辛くてグチをこぼすことはあったけれど、「負けない、そのためには経験と知識を積もう」と、他の職員に仕事の仕方を聞いたり、本部に実情をレポートで報告したりしながら、少しずつ自分の立ち位置を確立していきました。

気付けは1年半。私はいつの間にかグループホームの仕事のすべてを把握し、フロア長に文句を言わせないような力も付けました。
やがてそのフロア長は異動になり、最後には、「悪かったわね!」という一言と、涙一粒を流して去っていきました。
多少は私に対して悪かったと思ってくれたのだろうと、少し留飲を下げました。

 

【転職のきっかけ】デイサービスへの異動で「辞めたい」気持ちに

分刻みの忙しさと介護の質の悪さに疲れ果てた

ただその後、「人が足りないから、こっちに来て」と言われて同じ法人のデイサービスに異動してからのほうが、「辞めたい」気持ちがつのりました。

とにかく、業務が分刻みなのです。
デイサービスはどこでも忙しいと聞きますが、お風呂も砂時計をさかさまにして、3分湯船に浸かったらおしまい、食後の薬もごはんに混ぜてしまう、というひどい状態。
「こんな介護、私の両親には絶対に受けさせたくない!」と感じることばかりなのです。そんな状態なのに、ホーム長は「5分あったら何か考えて動いてちょうだい!」と。
一息つく暇もなく、夜になるとくたくた。人間扱いされていないような気さえしてきました。

そんなとき、職員たちの間で「近くに住宅型有料老人ホームができるらしいよ」と噂になっているのを聞きました。みんな辞めたがっているから、そういう情報には敏感です。
ホームの存在を確かめに行ったら、すでに建物がほとんどできあがり、「職員募集」の張り紙が。電話番号を控え、自宅に帰ってからさっそく電話をしました。

住宅型有料老人ホームへの転職を決意

面接を受けると、2年の経験がものを言ったのか、あっさりと採用されました。
それに、面接のときにホーム長ととても気が合ったのです。
「どんな介護がしたい?」と聞かれ、「ゆったりと食事を楽しんでいただき、会話を楽しみながら接していきたいです」と答えたら、まさにホーム長も同じ考えで。
ご自身の経験をさまざま語ってくれ、「よいホームにしていきましょう!」と手を握り合いました。

その住宅型有料老人ホームには、系列のデイサービスも併設されています。
住宅型有料老人ホームの職員は、デイサービスに利用者さんがいる間の生活介護が中心で、利用者さんに接する時間が短いそうです。それで、「現場での介護経験を活かしたいなら、デイサービスのほうの職員に」と言われました。
私もそのほうがありがたく、喜んで承諾しました。
前の殺伐とした職場とはまったく違うと思い、転職を決めました。

 

【転職してわかった実態】聞いていた条件や理念が違う

正社員になれると思ったのに…聞いていた条件と違う!

ところが、まさか、どんでん返しがこう次々と起こることになろうとは……。

まず入社式で、職員は全員、正社員になれないことがわかりました。
入社式では新職員はみんなざわつき、私も契約社員での採用だったため、前途多難を感じました。

おまけに、信頼できると信じたホーム長が、入居してきた利用者さんやその家族とトラブル続き。
次にホーム長になった若い男性は、事務能力がなく辞めていきました。
信頼していた生活相談員も、鬱がひどくなって退職してしまいました。

たった半年の間に、重要なポジションの職員が3人もいなくなる……いったい、どうすればいいの? そう思っていた矢先、本部のエリアマネージャーの女性に声をかけられました。

介護職の経歴2年半の私が?まさかのホーム長に抜擢

「若くて経験がないことはわかっているの。あなたは、介護福祉士の資格も持っていないわよね。でも、あなたしかいない。ホーム長になってくれない?」

思いがけない提案にびっくりしました。でも、どこかで予感していたのです。私がホーム長になるしかないのではないかと。そうして、このホームを私が立て直すのだと。

次回は、勤務条件や給与について詳しく聞きます。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*M・Oさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

●先輩たちの職場選びの失敗事例に学ぼう
→ 「こんなはずじゃなかった…」 転職先選び 私の失敗談

 

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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