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転職「成功・失敗」体験談

事業所閉鎖、給料未払を乗り越えて意義ある仕事を!~転職体験Rさん1

2018年5月16日

◆居宅介護支援事業所(正職員/ケアマネジャー・管理者) → 介護老人保健施設・居宅介護支援事業所(正職員/ケアマネジャー・管理者)

R・Tさん(男性・34歳)
●居宅介護支援事業所(勤務期間:2年/月給手取り約17万円/ケアマネ手当あり)
●居宅介護支援事業所(勤務期間:3年/月給手取り約23万円/ケアマネ手当・管理者手当あり・ボーナスあり)

介護業界でのその他経験:特別養護老人ホーム(正職員/介護福祉士/4年)、病院(療養病床)(正職員/介護福祉士/4年)、居宅介護支援事業所(正職員/ケアマネジャー/1年)
保有資格:介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)
家族構成:一人暮らし

*R・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

【介護職になったきっかけ】特養で男性介護職がキビキビ働く姿がカッコよかった

介護福祉士取得のため専門学校へ

介護業界で働くことは、高校入学前から決めていました。
中学校で「何かボランティア活動に参加する」という課題が出され、特別養護老人ホーム(特養)で掃除のボランティアをしたことが、きっかけになりました。

老人ホームで働く人って、中年のおばちゃんっていうイメージがあったんです。
でも、男性の介護職がキビキビと働く姿を見たんですね。
「介護って男の仕事でもあったのか、なかなかいいな」と感じたのです。

その思いを高校時代も持ち続けて、高校卒業後には介護福祉士を取得するために専門学校に入学。専門学校を卒業してすぐに、新しく開設された特養に入職しました。

新人ばかりの特別養護老人ホームでリーダー職をすぐに経験

その特養はオープニングだったこともあり、スタッフ全員が新人だったので、若くても仕事を任され、2年目からはフロアリーダーになりました。
実行委員長として施設の行事を運営するなど、比較的自由に仕事ができましたし、人間関係もよくて今振り返ってもよい職場だったと思います。

でも、4年経つともっと勉強したくなった。
特養にいると、看護師に、「こんな基本的な医療知識もないの?」と言われたりします。
高齢者のケアをする介護職は、医療職との連携がマストですから、医療についてもっと知らなくてはいけない、と痛感しました。
それで、病院で介護職として勤務しようと考え、求人サイトで応募し、転職を決めました。

 

【特養から病院の療養病床へ】医療職との多職種連携を学ぶ

連携が取れた病院で医療の知識を学ぶ

その病院は「多職種連携」に熱心で、よくありがちな「ドクターを頂点としたピラミッド」などはなく、みんなが横一列でタッグを組んで仕事をする、という環境でした。
我々介護職も連携の重要な一員として迎えてくれました。

ドクター、看護師、理学療法士や作業療法士などと患者さんのために日々連携して、とても刺激的でしたし、医療について本当にたくさんのことを学びました。
このときの経験と知識、そして人脈が、ケアマネジャーとしての今の仕事に生きています。
ケアマネジャーをやるうえで、医療の現場で働く経験をしてよかったと思いますね。

ケアマネジャーを取得。資格を生かすため、転職を決意

病院の療養病床で介護職として勤務して4年目で、ケアマネジャーの試験に合格し、研修も終えました。
そこで、ケアマネジャーの資格を生かして働きたくて、病院を退職し、居宅介護支援事業所にケアマネジャーとして就職することを決意。
就職先は求人サイトからじっくり吟味し、大手を中心に探しました。
面接のときにはケアマネジャー手当やボーナスの支給、昇給制度、退職金のことまでしっかりと確認し、納得して入社しました。

 

【療養病床から居宅介護支援事業所へ】0からのスタートでケアマネの仕事を覚える

利用者は0人?!初めての居宅ケアマネは必死で営業する日々

ところが、ケアマネジャーとしての第一歩を歩き始めた居宅介護支援事業所では、利用者さんが1人もいない状態でした。少し前まで事業所の業務は停止中だったため、営業して利用者を集めることも僕の仕事だったのです。
しかも、複数のケアマネジャーを集めて事業所を再開すると言っていたのに、結局僕1人しかケアマネジャーがいません。

自分で営業しろ、先輩はいない、1人でがんばれ。
こんなことってあるのでしょうか。ケアマネジャーになったばかりなのに、です。

仕事は恥をかきながら必死で覚えました。
以前勤務していた病院には、居宅介護支援事業所も併設されていたので、そこに電話をかけて、初歩的なこともみんな教えてもらいました。
毎日死に物狂いで利用者さん獲得のために営業をし、紹介していただいた利用者さんには全力で対応する。
そんな日々を夢中で過ごしていると、1年たたないうちに利用者さんが30件に増えていました。

突然、事業所が閉鎖されることに

ようやく自分がケアマネジャーらしくなってきた、と感じてきたところで、今度はエリアマネジャーが「事業所を閉鎖する」と言ってきたのです。
突然のことで、まったくわけがわからない。エリアマネジャーは、もともと僕が最も苦手なタイプのいいかげんでプライドばかり高い男でした。企業の利益だけを優先し、利用者さんのことは考えていない様子が許せないとも思っていました。

いつまでもこんな会社にいても仕方がないという気持ちになり、「とにかくこんなところやめてやる、利用者さんの半分は信頼できる知り合いのケアマネジャーに託し、もう半分は次の事業所で自分が担当しよう」と決意し、就職先を急いで決めました。

 

【別の居宅介護支援事業所へ転職】あわてて決めたのが失敗の原因

大事な利用者さんを自分の手で守りたいというのが、次の職場探しの一番の目的だったのですが、結果としてそれがうまくいかなかった。
担当していた利用者さんを引き続き担当できる事業所、ということにこだわりすぎて、他の部分を見ようとしなかったのです。
事業所の実態や経営状態などは、よく調べなかった。
前の事業所から近くて、ベテランの先輩ケアマネジャーが4人もいる。これだけで十分だと思ったのです。

しかし、経営に問題があった。
僕がいた2年ほどの間に、法人名が2回も変わりました。
担当していた37人の利用者さんを守るために、何でもしようと思ったけれど、給料の支払いが遅れ、それを謝りもしない上層部に怒りを抑えきれず、退職を考え始めたのです。

 

【納得のいく法人へ転職】老健の施設ケアマネを経て、半年後に居宅へ

以前から、知り合いの相談員に「うちの法人に来いよ」とずっと誘われていましたが、自分が最初の事業所から引き継いだ利用者さんも含め、37人の利用者さんを手放すわけにはいかないと感じて断り続けていました。
でも、このままずっとこの事業所にしがみついていても、きっといいことはないだろうと思ったのです。
この法人はつぶれる可能性が高い。そうなったときに、自分はどうするのか――。

考えた末、自分が担当する利用者さんを先輩たちに頭を下げてお願いし、退職をすることにしました。
懇意にしている地域包括支援センターの主任ケアマネジャーに、「君は間違ってない。やめた方がいいよ」と後押しされたのも大きかったですね。

そして、現在の法人に就職して3年になります。
最初の半年は同じ法人の介護老人保健施設で、ドクターや看護師、理学療法士や作業療法士などと連携しながら、施設ケアマネジャーとしての業務をしていました。
病院で医療職との連携を経験していたことが、この仕事にも生きたと思っています。

それ以後は、居宅介護支援事業所のケアマネジャーとして、勤務しています。
かなり忙しいですが、手ごたえのある職場です。
今でも、この決断は間違っていないと思っています。

利用者さんのことより会社の利益を優先するような上司がいる環境には身を置かないほうがいい。ケアマネジャーは、利用者さんの幸せを構築するために、力を注ぐ。それをまっとうできる職場にいることが一番幸せなのだと、改めて思います。

次回は、現在の職場での環境や働き方について、Rさんの思いをお伝えします。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*R・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

●先輩たちの職場選びの失敗事例に学ぼう
→ 「こんなはずじゃなかった…」 転職先選び 私の失敗談

 

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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