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2018年05月23日

居宅介護の管理者として、尊敬し合える仲間と働ける喜び~転職体験Rさん2 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」



◆居宅介護支援事業所(正職員/ケアマネジャー・管理者) → 介護老人保健施設・居宅介護支援事業所(正職員/ケアマネジャー・管理者)

R・Tさん(男性・34歳)
●居宅介護支援事業所(勤務期間:2年/月給手取り約17万円/ケアマネ手当あり)
●居宅介護支援事業所(勤務期間:3年/月給手取り約23万円/ケアマネ手当・管理者手当あり・ボーナスあり)

介護業界でのその他経験:特別養護老人ホーム(正職員/介護福祉士/4年)、病院(療養病床)(正職員/介護福祉士/4年)、居宅介護支援事業所(正職員/ケアマネジャー/1年)
保有資格:介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)
家族構成:一人暮らし

*R・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら


【後悔しない転職のために】処遇や給料を面接時にきちんと確認した



今、働いている居宅介護支援事業所については、とても満足しています。
ボーナスもあるし、退職金もあります。以前の職場と比べても、年間100万円ぐらい収入がアップしました。

処遇については、面接のときに遠慮せずに確かめました。
以前の職場を決めたときは、事業所を閉鎖してしまうということで、急いでしまったので、給料やその他の処遇のことをあまり聞かずにすませてしまいました。
それで失敗したと、あとでとても後悔しましたよ。

経営状態の悪い法人で働くのは、極力避けたいと思いました。
足元がぐらついていると、利用者さんに対しても自信をもってケアプランが立てられません。
以前の職場は、法人名が何回も変わったことも、負担でした。
法人名が変わると、利用者さんに必ず説明をしないといけないですし、書類なども煩雑になります。事務仕事がどんどん増えて、本当に大変でした。
まして、給料の支払いが遅延するなんて。
謝りもしないし、説明もしなかった上司には、本当に腹が立ちました。

嘘がなく、経営状態のいい職場で働くのが、一番ストレスがないと思います。


【転職先の人間関係】助け合い信頼し合う人間関係が、いい介護を実現できる

管理者の自分がリーダーとしてできることをする

2つ前に勤務していた居宅介護支援事業所のエリアマネジャーとは考え方がとことん合いませんでした。
企業の利益を第一に優先して担当件数を決めようとし、利用者さんの事情は考えない。もちろん、スタッフの利益もです。
その上、気に入らないスタッフはすぐに辞めさせようとしていたので、許せませんでした。

スタッフが和気あいあいとしていれば、助け合っていい仕事ができます。
今の事業所では自分が管理者なので、事業所のリーダーとして、いい人間関係になるよう、心を配っています。
ちゃんと挨拶をする。「ありがとう」を言う。こういう人間としての基本が、人間関係の良さの基本になると思っています。

ベテラン2人+新人1人+自分の4人体制のケアマネ

今の事業所のケアマネジャーは、以前からいたベテランの2人、僕、新人の4人の体制です。
このバランスがとてもいいのです。
ベテラン2人はこの地域で長期間ケアマネとして働き、高い信頼を得ている。
僕は以前の仕事の人脈で新たな利用者さんを獲得し、地域包括支援センターからも、僕を指名して声をかけられることが多くなりました。

3人でそれぞれの仕事を尊重しています。あとから入った僕が管理者として事業所をまとめていますが、ベテランの2人も、それをとがめたり悔しがったりすることがなく、「いい仕事をしよう」と言って協力してくれるところがうれしいですね。人間的にもリスペクトしています。
新人も、よくついてきてくれています。
このままいい関係を保って、仕事にまい進したいと考えています。


【ケアマネジャー・管理者としての正念場】仕事の質と量をバランスよくこなす

以前から在籍するベテラン2人と僕とを頼って、うちの事業所にはどんどん新しい利用者さんの紹介が舞い込んできます。
週に7件、日に2件の紹介がくる、なんていうこともあるのです。
しかも、他の事業所にはなかなか持ち掛けにくいような困難なケースも「この事業所ならうまくやってくれるだろう」と、名指しで依頼されることも多いです。

多くの利用者さんに頼りにされるのはうれしい反面、どの利用者さんに対しても全力で対応したいと思うと、かなり忙しい状況になっています。
たくさんの仕事を高いクオリティでバランスよくこなすことは非常に難しい。
けれど、勤務時間の中で無駄を極力はぶきながら、利用者さんの支援に没頭します。
僕やベテラン2人だけではさばききれないので、新人にも、ちょっと難しい案件を振ることになります。早く成長してもらうことを願いつつ、しっかりとフォローするようにしています。


【資格と研修】努力して資格を取得し、研修にも積極的に参加

介護福祉士の資格は、専門学校を卒業する20歳のときに取得しました。
介護職は持っている資格によってその先に取れる資格も違うし、資格手当がもらえることもあります。それに、きちんとした知識を身につけたいとも思ったので、まずは介護福祉士を取得するために専門学校に行くことは決めていました。

ケアマネジャーの資格は、資格要件がそろったところですぐに取得の準備をしました。
「忙しいから勉強できない」などと言っていては、やりたいこともできなくなる。
時間をやりくりして、勉強の時間を捻出してよかったと思っています。
そして、ケアマネジャーを取得してから6年がたちました。
主任ケアマネジャーの資格要件がそろったので、今年は主任ケアマネジャーの研修を受けようと思っています。

今の事業所は、学びの応援もしてくれます。
外部の研修なども、受講の申請をし、受講後報告書を書けば、受講料などは負担してくれます。
介護の仕事はたくさんの法律が関係し、報酬の計算なども3年ごとに変わります。
厚生労働省の発表ひとつで経営にも影響しますので、現場の仕事だけに集中せず、社会情勢などにも興味を持たないと、と思っています。

次回は、現在の仕事内容やケアマネとして関わった事例について、さらに詳しく語っていただきます。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*R・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら



●先輩たちの職場選びの失敗事例に学ぼう
→ 「こんなはずじゃなかった…」 転職先選び 私の失敗談


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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