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小規模多機能型居宅介護
看護小規模多機能型居宅介護

2018年08月29日

看多機への転職。事前にボランティアで働いて大正解!~転職体験Mさん4 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」



◆介護付き有料老人ホーム(正社員) → 看護小規模多機能型居宅介護(正社員/介護福祉士)

M・Tさん(女性・29歳)
●介護付き有料老人ホーム(正社員)(勤務期間:1年半/ボーナスあり)
●看護小規模多機能型居宅介護(正社員)(勤務期間:3年/介護福祉士手当・ボーナスあり)


介護業界以外でのその他経験:IT企業財務担当(勤務期間:2年)
保有資格:介護福祉士
家族構成:一人暮らし

*M・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

【仕事探しの視点】介護のビジョンを確認しておきたい



介護に対するビジョンに共感できること

最初に働いていた老人ホームは、とにかくオーナーの経験のなさが現場を混乱させていたのが問題でした。

今の看護小規模多機能型居宅介護の職場は、そうしたストレスがまったくないのでありがたいです。
転職するときは、管理者の方とよく話をして、介護に対する「姿勢」をお互いに確認することが重要なんだな、と気付きました。
利用者さんをどうケアし、支えたいのか。それによって何を目指すのか。
ビジョンがしっかりしている人の下で働くことで、介護職として自分が成長できるのだと思います。

施設が見学できると安心

実際に就職する前に、まずはボランティアで関わるとか、アルバイトとして働いてみるとか、その施設に関わる機会があれば、活用してみるのもおすすめです。
入職する前に、しっかりと現場を見学しておくと、自分が置かれる立場もわかってくると思います。


【スキルアップを目指して】介護福祉士の資格が自信に

現場の仕事は大好きですが、私も30代がすぐそこまで来ています。いつまで体力勝負で仕事ができるか、不安になることもあります。
それに、資格を持っていることで、介護の仕方についての説得力も出てきます。
介護福祉士は、専門職として介護を仕事にするための自信にもつながると思い、取得しました。
今後は、ケアマネジャーや社会福祉士の取得も視野に入れています。

でも、ただ資格を取ることだけに注目するのではなく、「資格の勉強をする」ことに意義を見出すべきだと思っています。
とても尊くてすばらしい介護の仕事を世の中に伝えていくためにも、自分たちが技術や知識やマインドを学び、専門性を高くして仕事に臨みたい。

学生時代は、勉強なんて、と思っていましたが、社会人になってから、学ぶことの重要性に気付きました。
学ぶ内容も大事ですが、学ぶ姿勢そのものも大事だと思っています。

忙しくてなかなか時間がとれませんが、そういう中でも、「これは学びたい!」と思うようなセミナーや勉強会などは出席するようにしています。


【面接のときに気にしたいこと】処遇についてはためらわずに聞く



仕事を選ぶときに、あまり給料の額については気にしてきませんでした。
最初に働いていた老人ホームを辞め、IT企業の事務職になったときは、給料が上がって手取りで23万円ほどもらっていました。仕事量から考えるととてもいい給料だったと思います。

今の給料は手取り20万円程度。
仕事そのものは気に入っていますが、給料が下がったのはちょっと痛いです。

以前は実家暮らしでしたが、今の職場になってからは実家が少し遠いと感じ、事業所のそばにアパートを借りて一人暮らしをしています。
家賃や光熱費、食費と、実家にいた頃には考えられないほどのお金が出ていくので、給料は高い方が本当はありがたいです。
福利厚生などが充実していれば、働くモチベーションが上がります。

ただ、何もかもそろっている職場はそうそうないですよね。
今の事業所ではボーナスも1か月分はもらっていますし、これ以上は望みすぎかな、という気持ちもあります。

とはいえ、面接のときには、処遇についてはきちんと確認した方がいいと思います。
同じような給料でも、正社員と1年契約の社員とでは、扱いも違います。
介護職は、重労働なので、しっかりと体を休めるための休暇も必要。
最初に働いていた老人ホームでは、激務で倒れてしまったので、休暇やシフトについても面接の時に確認しました。


【人手不足を解消するには】介護職のステイタスを上げたい

介護の世界ではどこの事業所も慢性的な人手不足で、介護職はますます過酷な労働を強いられ、それがまた離職の原因になるなど、負のスパイラルになりがちです。
どうしてこうなってしまうのだろう……、そんなモヤモヤした気持ちを晴らすためにも、介護現場で働く自分たちがアクションしていかねばならないと思っています。

まずは、介護業界のイメージアップを図り、介護職のステイタスを上げたいですね。
たしかにキツくて汚れやすい仕事ですが、嫌なところばかりに着目するのではなく、大切な命を、人をサポートする仕事だということをアピールしたい。
そして、介護は尊い仕事だということがしっかりと伝われば、「介護職になりたい!」という人も増えてくると思うのです。

そのためにどうしたらいいか。私はさまざまな勉強会などで模索しています。
いろんな人たちの知恵を借りながら考えていきたい。
どんな表現で伝えたらいいのか、コピーライターなどのプロの方にも聞いてみたいです。

外国人の介護職も増えましたから、彼らの教育なども含め、介護職の未来のためにすべきことは多いと思います。

介護業界全体のイメージアップのために、私にもできることを考えながら、介護職としての誇りを持ち、働いていきたいです。


【介護職を続けるために】介護以外にも視野を広げていきたい

介護職を辞めてしまう人が多いのは、狭い世界の中で行き詰まってしまい、逃げ出したくなることも理由ではないかと思います。
それで、私はあえて介護とは違う軸をもってやっていくのも一案だと思っています。

私は以前、財務の仕事に関わっていたこともあって、投資にも興味があります。
介護職のかたわら、自分でできる確実な投資をしつつ、両輪をうまく回していけたら、という夢があります。
介護の勉強とともに、運用の仕組みについても勉強したいと思っています。
そうして視野を広げることによって、自分のケアをよりよいものにしていければベストだな、と思っています。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*M・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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