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転職「成功・失敗」体験談

異業種から介護職への転職。ポイントは“共感”~転職体験Wさん4

2018年9月26日

◆訪問リハビリテーション事業所(正職員/理学療法士) → 訪問介護事業所(正職員/介護職・サービス提供責任者)

W・Kさん(男性・33歳)
●訪問リハビリテーション事業所(勤務期間:3年/年収約350万円/ボーナスあり)
●訪問介護事業所(勤務期間:4年/年収約470万円/サービス提供責任者手当・ボーナスあり)

介護業界以外でのその他経験:回復期病院(理学療法士)
保有資格:理学療法士、実務者研修
家族構成:妻、子ども4人(8歳・6歳・4歳・2歳)

*W・Kさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

【仕事探しの視点】自分に合う組織だと判断したポイント

社長も理学療法士。人を大切にする意見にも共感!

理学療法士の勉強会で、今の会社の社長に会ったとき、自分と似ている部分があるな、と思いました。

まず、社長自身も理学療法士で、身体機能を高める介護がやりたいという夢があった。
そして、現状に満足せず、発想を広げて組織を大きく伸ばしていこう、という前向きな姿勢がありました。
そのためにはスタッフを大事にし、利用者さんの満足を大きくすることが大事、という意見も聞かせてくれた。
この社長になら付いていけると直感しました。

転職するなら、トップの考えや企業の経営理念に共感できるかどうかが大事だと思います。
特に、大手企業でない場合は、トップの考えがそのまま組織の考え方にリンクします。
よくトップの話を聞き、自分に合う組織かどうかを見極めたいですね。

理想の介護をしている社長に自らすすんで声を掛けた

僕の場合は、「とにかくこの社長と話がしたい!」と思ったので、勉強会終了後、自分から声をかけて名刺を渡しました。
そして、今、自分の仕事で悩んでいること、この先やりたいことなどを簡潔に話した後、「社長、飲みに行きませんか?」と誘ったのです。

社長はびっくりしたようですが、笑いながら承諾してくれ、近所の居酒屋で2時間ほど話しました。
その懐の深さにも感動したのを覚えています。

「人生を決める大事な転職だから、腹を決めてから来たほうがいい」

そして、社長の考えを聞き、自分の転職の思いも伝えたところ、「よく考えて、うちのサービスのことなども知った上で、それでもうちで働きたいと思ったら来てみたら?」という返事をいただきました。
「今すぐ来なさい」などと言わないところも、いいな、と思いました。

まだ僕のことをよく知りもしないのに「来い」と言うのなら、単純に人手不足を解消したいだけかもしれない。
そうではなく、「あなたがうちの組織にマッチングすると考えるなら」と、時間を与えてくれたんです。

社長はあとから、「自分の人生を決める大事な転職なんだから、きちんと調べ、腹を決めてから来たほうがいいと思った」と言っていました。
本当に社員思いなのです。転職して4年たった今でも、そのときの印象は変わりません。
いい組織に入れていただいたと感謝しています。

実務者研修を修了するまで半年間かかったので、その間、事業所を訪ねたり、社長と話し合いを重ねたりする時間が持てたのもよかったと思います。
社長の言うように「腹を決めて転職」できました。

 

【面接時に気をつけたこと】譲れない条件はきちんと主張

給料に関しては、譲れませんでした。
僕には妻と小さな子どもがいます。この子たちを育てるためにも、ある程度の収入がほしい。
そう思っていたから、以前の職場では、他の事業所で理学療法士として週1日勤務していましたし、そのほかにもいくつか小さなアルバイトをしていました。

今の会社に転職するときには、今後はアルバイトもできない立場になると思ったので、以前の収入をできるだけ確保したいと社長に交渉しました。
500万円近い年収を捻出するのは大変だったと思います。
けれど、手当や残業代としての賃金をプラスして、ほぼ希望通りの年収にしてくれました。
介護職としては、高い金額だと思い、ありがたく感じています。

このように、譲れないところはしっかり主張したほうがいいと思います。
もし受け入れてもらえなかったとしても、なぜ必要なのか、それを実現してくれたら自分はどんなふうに組織に貢献できるのかを、具体的に伝えられるようにしておくといいと思います。

 

【ダブルワーク】専門学校講師の仕事は継続

今の会社に入ってから、アルバイトはしていませんが、専門学校の講師の仕事は継続することを許してもらっています。
理学療法とコミュニケーション力を学ぶ講座で、学生たちと触れ合うことも楽しいのです。

社長に継続を許してもらっているのには、わけがあります。
これから医療や介護を学ぼうと思っている若い学生たちが何を考えているのか、どう働きたいのかをリサーチすることができる。
また、「いい」と思った学生を、スカウトすることもできるのです。これは専門学校からも許していただいています。

つまり、僕が学校で教えることで、会社のマーケティングやリクルーティングに貢献できるわけです。
講師料は1回1~2万円程度で、授業の準備などの労力を考えると、収入ともいえないような金額ですが、それ以上に得るものが大きい。
僕自身も、学生さんたちと話し合い、集うことで、次の時代の介護はどうあるべきかのヒントをもらうことができる。
こうした意味で、ダブルワークも意味があると思います。

 

【研修制度】外部研修へのサポートも社内研修も充実した環境

今働いている会社のいいところのひとつは、研修に熱心なことです。
会社の中でも研修がありますし、僕の立場だと、外部の研修を受ける際の研修費は、月3万円まで会社が負担してくれます。
本当にありがたいですね。ここまで手厚いところは、ほかにはなかなかないかもしれません。
実際には業務の一貫として参加している経営セミナーなどに費用が多くかかるので、自分の行きたい研修にすべて行けるわけではないですが、学ぶ意欲を応援してくれるのはとてもうれしいです。

ちなみに、社内スタッフに向けての研修の開催は、僕の役目です。
自分で教えるのはおこがましいし、社内の雰囲気に影響するので、外部の講師を呼んでお願いするようにしています。
これまでの人脈を生かし、知り合いに介護や身体のしくみなどテーマを伝えて、講座内容を考えてもらっています。

 

【転職後の次の目標】経営者目線も持って会社に貢献したい

介護報酬以外の収入はないんだろうか?

介護業界では、介護報酬をもとに事業所を経営し、我々介護職の給料も支払われます。
介護サービスを使う人が多く、税金で支えるのがだんだん大変になってくる中、介護施設が介護報酬だけで運営し続けることに、疑問を持っています。
法人として発展していくために、介護報酬以外の面で、何か収入を得る道がないか、経営者の目線で考えています。

今、やってみたいと思っているのは、物販です。
ご自宅にお住まいの利用者さんは、外出が難しい方もいらっしゃるし、重い荷物を持つのが大変な方がほとんどです。
商品を選ぶ力も、衰えている方が多いように見受けられます。
そこで、事業所がよい商品を選りすぐり、利用者さんに選んでいただくようなことができればいいな、と思っています。

商品購入を代行するのですから、まずは自分たちが利用者さんやご家族に本当の意味で信頼されなければなりません。
よりよい信頼関係を築きながら、利用者さんにとってもメリットの大きい物販を提案していけたらと思っています。

「会社の利益」と「利用者さんの利便性」を同時に叶えられる事業を

もうひとつ、移動支援も考えたいと思っています。
利用者さんが行きたいところに行けるようにして差し上げたい。
特に、通院や冠婚葬祭での需要があると思っています。
こちらは介護保険との関係性が高いので、慎重に考えながら、実現を目指したいと思っています。

組織を発展させていくことと利用者さんの幸せが同時進行する、そんな支援ができたらいいな、といつも考え、仕事が終わったあとのカフェなどで構想を練っています。
そんなことを考えられる今の環境を、本当にありがたいと思い、転職してよかった、と思う日々です。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*W・Kさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

●先輩たちの職場選びの失敗事例に学ぼう
→ 「こんなはずじゃなかった…」 転職先選び 私の失敗談

 

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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