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転職「成功・失敗」体験談

大手企業へ転職して実感したこと。ケアや処遇にも違いが~転職体験Oさん3

2019年1月9日

◆小規模多機能型居宅介護事業所(パート/介護職・介護福祉士) → 介護付き有料老人ホーム(パート→正社員/介護職・介護福祉士)

M・Uさん(女性・27歳)
●小規模多機能型居宅介護事業所(勤務期間:3年/月収手取り約16万円)
●介護付き有料老人ホーム(勤務期間:2年/月収手取り約19万円/介護福祉士手当あり・ボーナス約30万円×年2回)

介護業界でのその他経験:グループホーム(正社員/介護職/3年6カ月)
保有資格:介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)
家族構成:一人暮らし

*M・Uさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目、3回目、4回目(最終回)はこちら

 

【転職前後の職場の違い】高級感のあるホームにふさわしいケアを

2度目の転職のあと働き始めた介護付き有料老人ホームは、以前の職場に比べると、ずっと規模が大きい現場です。
110床で3フロアあり、比較的お元気な方のフロアが1つ、認知症の重い方のフロア、在宅酸素が必要な方など病気のケアに重きが置かれたフロアと、利用者さんのニーズに合わせてフロア分けされています。

このほかに、近くに介護付きの有料老人ホーム、高齢者向けのマンションも経営しています。全体的に利用料も高めで、高級感があふれています。
そんな事業体が、私の勤務する場所だけでなく、全国合わせて7つ。本当に大きな組織です。
これまでアットホームなところにばかりいたので、その違いにびっくりしました。

ここでは利用者さんのことは「様」をつけてお声がけをします。
グループホームや小規模多機能型居宅介護で介護をしていた時のような親しみやすさも必要ですが、それは前面に出さず、有料老人ホームならではのおもてなしするようなケアを目指しています。
そのもてなし方がすべての老人ホームで必要とは思いませんが、ある程度高級な有料老人ホームなら、ラグジュアリー感を理解しながらケアの業務をするのは当然だと思い、これまでのケアとは一線を引いて勤務しています。

 

【有料老人ホームでの働き方】利用者さんに対する深い理解が必要

今働いている老人ホームのご利用者様は、もとは大企業の部長さんクラスの方や、企業を経営していらした方、その奥様などが多いです。
上品で高学歴な方が多いので、失礼のないようなケアが必要ですね。

そういう方は、認知症になられたことや、足腰が弱って車いすになられたことなどに深い苦しみや自己嫌悪の思いを抱いていらっしゃる方もいます。

そういうご利用者様のお気持ちを理解しながら、ふわりと包むようにといいますか、丁寧な接し方をすることが必要だと思っています。
社会経験が豊富で、尊敬できるご利用者様も多いので、こちらが教えていただくことも多く、そうした点ではとてもやりがいがあります。

仕事内容としては、居室を整えること、身の回りのお世話や入浴・排せつの介助が中心です。
お部屋で静かに過ごしたい方も多いので、そのようなお気持ちを尊重しつつ、刺激が少なくならないように、リビングや階下、庭にもお連れします。

 

【1日の仕事の流れ】心地よく過ごしていただくための配慮を

小規模多機能型居宅介護では日勤だけでしたが、有料老人ホームではそういうわけにもいかず、夜勤もしています。
早番、日勤、遅番、夜勤に分かれているのは他の職場と同じです。早番の場合は、朝7時からの勤務です。早番の日の1日のスケジュールは、おおむね以下のような感じです。

7:00~ 出社し、すぐにケアに入る。まだ眠っていらっしゃる方の居室のカーテンをあけ、お声がけ。気持ちよく起きていただくことを心がける。以前は立派なご自宅で暮らしていらした方が多いので、洋服も素敵なものをたくさん持っている。職員が洋服を勝手に選ぶようなことは慎み、ご利用者様に選んでいただく。それが認知症の方のケアにも必要なことだと感じている。

7:30~ 朝食の時間。居室からレストランにお連れし、椅子への移乗介助などを行う。食事介助が必要な方は担当には少ないので、その間にお部屋の清掃などをすることが多い。

10:00~ 入浴介助。気持ちよく入浴していただくことを心がける。ふだんはあまり話さない方でも、入浴中は気分がよくなり、いろいろとお話されることも多いので、入浴介助はご利用者様のことを知るチャンスの時間でもある。

12:00~ 昼食の介助、排せつ介助などをしながら食事専門のスタッフにバトンタッチ。

12:30~ 休憩

13:30~ うちのホームではリビングでいくつものレクリエーションが展開されている。編み物、フラワーアレンジメント、囲碁、コーラスなど、有料で行われ、講師も来るので、午後はその付き添いをすることが多い。

15:00~ おやつの準備。飲み物は、コーヒー、紅茶のほか、フレッシュジュースやゆず茶なども用意し、ご利用者様に選んでいただく。

16:00~ 記録を終えて退社。

 

【資格取得】介護に必要な知識や技術を学ぶのにおすすめ

今働いている有料老人ホームに来てから、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得しました。
入社した年に試験を受けて合格し、翌年に介護支援専門員実務研修を受けたので、ケアマネジャーとして働けるようになってまだ1年足らずです。なので、計画作成はしたことはまだありません。

資格を取ろう、というのは、介護業界に入るときの目標でもありました。
無資格でも入っていける業界ですが、やはりまずは国家資格としての介護福祉士を取得することが必要だと思いました。
介護職としての必要な知識や技術を学び、誇りを持ち、どこででも働けるキャリアを身に付けることができるので、みなさんにもぜひ取得してほしいと思います。

実は私は、高校時代、あまり勉強が得意ではなくて、勉強に対するコンプレックスがありました。
国家試験なんて受かるのか、とても心配でしたが、目的があれば人って勉強できるものですね。試験前、今までしたことがないぐらいの勉強量と内容をこなすことができて、自分でも驚いたくらいです。

実際に介護福祉士の試験に合格したときは、本当にうれしかったです。
国家資格って、やはり世間から見ても大きいものですし、自分にも自信がつきます。
私のように、勉強に自信がない人にはなおさら、取得することをおすすめします。

 

【大手ならではの処遇】1分単位で残業代が出て、ボーナスもある!

うちの法人のいいところは、残業が1分単位でつくこと。
以前のところは30分単位でしたし、下手をするとサービス残業もあり、という感じでした。
それに比べれば、処遇についてはとても整っています。

また、この法人に来て、はじめてボーナスをもらいました。
最初の職場のグループホームは、常勤でしたがボーナスが出るような経営状態ではありませんでした。次の職場の小規模多機能型居宅介護では時給でパートとして働いていたので、ボーナスはなし。

年2回まとまったお金が入ると、計画的に大きな買い物ができたり、普段の生活の足りない部分を補ったりできるので、ありがたいです。
ただ、ボーナスは経営状態が悪くなると出なくなる可能性もあるので、あまりあてにしすぎないようにと気持ちを引き締めています。

給料が高いかといえばそんなことはなく、夜勤の回数でも違いがありますが、手取りで18~20万円。年収でいうと、300万円いかないくらいです。
一人暮らしだとなかなか貯金ができない程度の年収ですが、母体となっている会社が大きいので、資格手当や残業代など、処遇の面では安心できるので満足しています。

ただ、介護福祉士やケアマネジャーを取得し、夜勤もやっていると考えると、もう少しお給料がもらえたらいいな、とは思います。
私はあまり人の上に立ちたいと思ったことはないので、リーダーになりたいとか、管理者になりたいとはこれまで考えてきませんでした。それでも、役職につくことで給料が上がっていく制度ができているので、今後はキャリアアップも考えていきたい、と思っています。

最終回の次回は、転職の時の面接のポイント、将来に向けての展望などを語っていただきます。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*M・Uさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目、3回目、4回目(最終回)はこちら

 

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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