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リハビリ特化型デイサービス

2019年03月06日

リハビリデイの仕事内容とは?業務の様子をご紹介!~転職体験Wさん3 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」



◆デイサービス(正社員/生活相談員)→介護老人保健施設(正社員/支援相談員)→リハビリ特化型デイサービス(パート/介護職・受動運動担当(カイロプラクティック))・カイロプラクティック事業所(パート/施術スタッフ)

W・Fさん(女性・50歳)
●デイサービス(勤務期間:1年/月収手取り約15万円)
●介護老人保健施設(勤務期間:3年/月収手取り約30万円・ボーナス約45万円×年2回)
●リハビリ特化型デイサービス(勤務期間:5年/月収手取り約9万円)


保有資格:社会福祉主事任用資格、カイロプラクター(民間資格)
家族構成:夫、長男、長女

*W・Fさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目、3回目、4回目(最終回)はこちら


【リハビリデイのサービス】カイロプラクティック、マシンでの運動、体操、足浴など

機能訓練指導員の計画でサービス提供。私は「受動運動」を担当しています!

現在働いているリハビリ特化型デイサービス(リハビリデイ)は、さまざまな機能訓練を組み合わせて、利用者さんに元気で過ごしていただくことを目的にサービスを提供しています。
マシンでの運動、バンドを使った体操、リラクゼーションの足浴などもあり、私は、利用者さんの身体を外からの作用で動かす「受動運動」としてのカイロプラクティックを担当しています。

それぞれのサービスの担当者は、機能訓練指導員の計画や指示に沿って利用者さんにサービスを提供します。
私の場合はひとり15分くらいの施術ですが、その方の身体に触れることで、健康状態を知ることができますし、施術の間にお話をすることで、その方の人生観や健康観を知ることもできます。
実際に、勤務するリハビリデイに通う利用者さんは、おおむねみなさん、通う前より元気に活動的になり、笑顔が輝くのです。

現場で直接利用者さんをケアする仕事が向いている

今の職場に転職するまでは、相談員として利用者さんの在宅生活や介護老人保健施設(老健)での生活などに関与してきましたが、直接支援はできない事務職だという気持ちもありました。

しかし、今は現場で直接利用者さんを癒すことができる。
実際に、元気になっている様子を目の当たりにすることができる。
こちらのほうが自分に向いていると実感します。

お体への施術だけでなく、デイサービスの介護スタッフとしても仕事をしています。
利用者さんのお出迎え、お茶出し、トイレへの誘導などをはじめ、バイタルチェックなども行い、安全に楽しく過ごしていただけるように努めています。


【1日の仕事の流れ】リハビリデイの職員としての仕事内容

カイロプラクティックの専門職として、また介護現場での介護助手として勤務しています。9時から17時までの勤務です。
利用者さんは半日利用で、午前と午後にそれぞれ利用者さんを受け入れています。昼食や入浴はありません。
働いている日の1日のスケジュールは、おおむね以下のような感じです。

8:45 出勤。その日の仕事の確認。利用者さん宅へのお迎えはすでに別のスタッフが行っている。

9:00~9:20 利用者さんのうがいの用意、靴やバッグ・コートにつける名札の用意、お茶出し・バイタルチェックの準備などをすると同時に、翌日来所される方の記録用紙の準備。

9:20~ 利用者さんが到着。うがいや手洗い、上履きに履き替えるのを介助。連絡帳のチェック。お茶を出し、バイタルチェックをする。

9:55~11:40 準備体操後、利用者さんは、バンド体操・マシン・加圧・足温浴・滑車・バイク・立位体操・ウォーキングマシン・そして受動運動(施術)など、その方の状態に合ったリハビリメニューを5コマこなす。受動運動(施術)は全員が受けるので、私は約半分にあたる5人の方を担当しつつ、空いている時間でほかのリハビリメニューのサービスも担当。

11:40~ お茶をお出しし、バイタルチェック。

12:10~12:30 午前中の後片付け・ミーティング。

12:30~13:20 昼休み

13:20~ 午後の利用者さんのお迎え準備スタート。午前中と同様に、利用者さんの到着後は、うがい・手洗いの介助、お茶出し、バイタルチェックなど。準備体操を行ってから、利用者さんの状態に合わせてリハビリメニューを5コマずつ行ってもらう。

16:40~17:00 後片付け・掃除・ミーティング。

17:00 勤務終了。基本的に残業なしで帰宅。


【資格】介護の資格はこれから取得予定!

資格を取得するために、さまざまな勉強をしてきましたが、実は介護職としての資格を持っていないのです。介護職員初任者研修も受講していません。
というのも、タイミングと運が悪かったのです。

私の学生時代は、大学の福祉の学科を卒業するだけで、介護福祉士の資格を取得できるような制度はありませんでした。
社会福祉主事任用資格は得られたものの、社会福祉士の資格も大学では取らずに終わってしまいました。
社会人になってから、社会福祉士の試験勉強をしましたが、試験直前で交通事故を起こしてしまい、回復するのに時間がかかったため、結局試験を受けられず、自分も「もう相談員をやらないのなら社会福祉士の資格はいらない」と思ってしまいました。

また、職歴が長いので、「介護福祉士試験の受験資格はありますよね?」と言われますが、相談員の仕事は「介護の実務経験」という条件に当てはまらないことになっています。
だから、社会人になってからも介護福祉士資格を取ることができませんでした。

でも、今後の夢に向かうためにも、介護職員初任者研修は受けておきたいと思っています。

資格はあるに越したことはないと思います。
正職員で介護職として勤務するときも、資格があれば手当が付くこともあります。
今後も、処遇改善で介護福祉士の給料が上がることも十分あり得るので、取れる資格は取得しておくとよいと思います。


【リハビリデイでの処遇】自分の時間を大切にしたいからパート勤務に

現在のリハビリデイでは、パート職員として時間給で働いています。
時給1,150円で、整体師として働くというのは、給料としては安いのかもしれません。
しかし、自分のやりたいことを、やれる時間の範囲内でできることがありがたいです。
空いた時間で母の介護をしたり、自分の勉強の時間を取ったりしていて、充実した時間を送っています。

ちなみに、カイロプラクティックや整体の資格は民間資格で、国家資格の理学療法士や柔道整復師とは全く違う資格です。
この資格があることで職場で手当てをもらえるということはあまりありません。
手当を期待するなら、国家資格を取得するのがいいと思います。

けれど、資格を得ることも大切ですが、実は資格そのものより、資格のために勉強することが大切だと思っています。
その仕事を目指して専門的な勉強をし、「自分は本気で専門家になるのだ」という気概を持って働くことが大切だと思うのです。

最終回の次回は、転職を決めたときのポイントや、介護の仕事のやりがい、将来に向けての展望などを語っていただきます。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*W・Fさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目、3回目、4回目(最終回)はこちら


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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