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転職「成功・失敗」体験談

ケアマネとして長く働ける職場を探して4回転職~転職体験Mさん2

2019年4月24日

◆介護事業会社(企画営業職・福祉用具営業職・訪問ヘルパーを兼務)→居宅介護支援事業所 3施設(ケアマネジャー)→居宅介護支援事業所(主任ケアマネジャー)

M・Fさん(女性・51歳)
●介護事業会社(勤務期間:8年/年収約400万円)
●居宅介護支援事業所 3施設(勤務期間:それぞれ、2年・3年・1年/年収約350万円)
●居宅介護支援事業所(勤務期間:3年/年収約350万円/主任介護支援専門員手当あり)

介護業界でのその他経験:訪問介護(パート/介護職/3年)
介護業界以外でのその他経験:PR会社(正社員/企画職/10年)
保有資格:介護職員初任者研修(旧・ヘルパー2級)、介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員
家族構成:長女

*M・Fさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら

 

【転職の動機】ケアマネジャーの資格を活かし、居宅介護支援事業所へ

初めての介護の仕事でパートのヘルパーとして3年働いたのちに、本社から声がかかって正社員として異動。
介護職としてキャリアアップするためには資格を取りたいところですが、営業職としての勤務だけでは現場の介護職としての業務とは認められず、介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格要件には認められません。

会社側もそれをわかっていて、営業職の他に、訪問介護のヘルパーとして働くことを許可してくれていました。
そして、訪問ヘルパーとしての経歴と経験をもとに介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得しました。

そんなふうに現場社員の働き方や今後のキャリアへの考え方に理解して働かせてくれた会社だったのですが、大手企業に買収されてしまった。
本社所属の営業としての勤務を打診されましたが、買収前のように現場で働けないかもしれないことに悩み、さらに「せっかく資格を取ったのだから、居宅介護支援事業所に勤務し、ケアマネジャーの仕事をきちんと覚えたい」と思ったことも、転職の動機でした。

 

【転職後の仕事内容】ケアマネのはずが、人材育成の仕事がメインに

介護職として初めて転職した先は、NPO法人が運営する居宅介護支援事業所でした。
事業所自体は、地域で別の企業を経営している社長さんが、社会貢献のために立ち上げたNPOですが、自治体との共同事業を数多く担っていました。
介護事業会社の本社で企画開発の仕事をしていたキャリアを評価してもらい、採用に。
ですから、いちケアマネジャーというよりは、自治体との共同事業の担い手としての活躍が期待されていました。

共同事業の中で大きな割合を占めていたのは、人材育成の仕事でした。
自治体内の事業所が共通して使えるような育成プログラムを作ることが、私のミッションでした。

介護職をもっと増やしたい、という目標のもと、ヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)の研修をもっと世間で身近なものにして、受講者を増やす、というのが仕事の目的でした。
そこで、研修を受ける人の募集から会場の手配、そこで使う問題集の制作まで、一手に引き受けることとなりました。

もちろん社長など他の職員も関わってくれていましたが、業務のうちのかなりの部分が私に任され、またまた残業続きの日々。
期待され、成果も上がり、仕事は楽しかったのですが、身体の疲れが取れなくなっていました。
また、子どもも思春期の時期となり、家庭をないがしろにするわけにもいきません。
そして、居宅のケアマネジャーの仕事を覚えたい、という思いを持っていたのに、自治体との共同事業にばかり時間を割かれ、ケアマネジャーの仕事にかける時間がほとんどない、という状態でした。

このままでいいんだろうか、組織の言いなりになっているだけではないだろうか……。
悩んだ末、2年ほどで退職をすることにしました。

やはり、ケアマネジャーの仕事をしっかりと身につけたい。
その思いが強くなり、NPO法人の居宅介護支援事業所を退職し、大手企業が運営する居宅介護支援事業所にケアマネジャーとして転職しました。

 

【二度目の転職】大手企業の常勤ケアマネジャーとして勤務

ほぼ初めてのケアマネ業務。先輩からの指導に満足!

次に転職した居宅介護支援事業所は、大手企業が運営し、訪問介護事業所を併設している大規模な事業所でした。
優秀なケアマネジャーがそろっていて、ケアマネジャーとしての仕事はほぼ初めてに近い私を、ていねいに指導してくれました。
訪問介護事業所との連携もよく、近隣の人たちからは「あの事業所のヘルパーさんなら安心」とよい評判を得ていて、とても満足できる環境でした。
先輩ケアマネジャーたちから指導を受け、先輩たちに追いつこうと一生懸命仕事を覚え、「1人でケアマネ業務ができる!」という自信も持てるようになりました。

「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」立ち上げに、現場が混乱

しかし、3年近く働いた頃、当時注目されていた「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の事業所をスタートすることになったのです。
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」は、1日複数回の「短時間の定期巡回訪問」と、利用者さんからの通報により応対・訪問してサービスを提供する「随時訪問・随時対応」とを組み合わせたサービスです。
「必要なタイミング」で「必要な量と内容」のケアを提供することができるサービスだから、ぜひやりたいというのが会社の意向ですが、人員が整っていません。
事業所のヘルパーは小さな子どもがいたり、介護する家族がいる人が多く、夜間の対応などは難しい状況だったのです。
本部はいろいろなビジネスの都合からやりたい意向なのですが、現場をわかっていないのが明らかでした。
一生懸命に仕事にまい進していたスタッフも、「会社のビジネスのためにやらされる」と、どんどんモチベーションが下がってしまいました。

訪問介護事業所の管理者も辞めてしまう事態に

事業所の人員配置としては定期巡回・随時対応型訪問介護看護にはとても対応できる状態ではなかったので、本部の担当者に直接話をし、なんとか踏みとどまってもらおうと思いましたが、「もう決定した事項」とのこと。
訪問介護事業所の管理者は失望して辞めてしまい、実質的に事業所は崩壊状態となりました。

主要な仲間がいなくなった組織は、これまでとはまったく違う形になってしまったのです。
定期巡回さえやらなければ、うまくいっていたのに、私も辞めずにすんだのに、と思うと今でも残念な思いです。

 

【三度目の転職】健全な組織を求めて探した居宅介護支援事業所

三度目の転職は、近隣のケアマネジャーの仲間からの口コミで決めました。
一つの地域に長く勤務していると、介護業界で働く周囲の人たちと仲良くなり、様々な協力体制ができていきます。
プライベートで話すことも多くなり、転職の情報を交換し合うこともしばしばです。
そんな中で決めたのが、三度目に転職した居宅介護支援事業所でした。

前の職場でケアマネジャーの業務をしっかりと身につけたので、今度こそ、ケアマネジャーとしてこの会社で腰を据えてやっていこうと思っていました。
社内の人間関係も良く、相談し協力し合える関係性が築けていたし、新しいやり方やアイディアを取り入れようとする雰囲気もある。
自分に合った職場だと思いました。

ところが、幹部が不正をしていることに気づいたのです。
とてもショックでした。
法に反することですし、金銭もからんでいます。
知ってしまったこと自体を悔やみ、「気づかなければよかった」と思い続けました。
「やめてほしい」ということも伝えました。
しかし、何かが変わったわけではありませんでした。
とても許せなかったし、このままでは、自分の資格や立場にも傷がつくかもしれない……。

職場の仲間も気が合う人がたくさんいたし、長く働きたいと思える働き方ができる職場でしたが「ここに長くいることはよくないことだ」と、思えてならなくて。
結局は、会社に行くことがつらくなり、1年働いて転職することに決めました。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

次回は、現在勤務している居宅介護支援事務所に転職することになったいきさつと仕事内容をお伝えします。
次回「ケアマネ業務に集中できる信頼される事業所で働きたい!~転職体験Mさん3」は、5月1日に公開予定です。

*M・Fさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら

 

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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