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転職「成功・失敗」体験談

現場で学んだ認知症ケアのノウハウを広めたい!~転職体験Uさん4

2020年7月29日

介護の仕事が好きで、介護現場で働く人を支援したいと考えセミナー会社を立ち上げたUさん(50歳女性)。
Uさんの研修講師としての現在の仕事内容と、「よりよい介護のための転職は大事」と語るUさんの信念とは?

◆介護人材教育 講師・デイサービス 介護職・登録ヘルパー→居宅ケアマネジャー→介護職員初任者研修 講師

U・Mさん(女性・50歳)
介護業界での経歴詳細
●特別養護老人ホーム(介護職・正社員)(勤務期間:5年3か月/月収約25万円+ボーナス約5か月分)
●療養型病院(介護職・パート)(勤務期間:2年/月収約18万円+ボーナス約1か月分)
●訪問介護事業所(介護職・パート)(勤務期間:4年/時給約1,000円)
●グループホーム(計画作成担当者・パート)(勤務期間:6年/時給約1,300円)
●介護人材教育(講師)、デイサービス(介護職・パート)、訪問介護事業所(登録ヘルパー)(勤務期間:5年/月収約13万円)
●居宅介護支援事業所(ケアマネジャー・正社員)(勤務期間:2年/月収約23万円+ボーナス約1か月分)
●介護教育研修(講師・正社員)(勤務期間:1年/月収約30万円)

介護職以外の仕事:事務職員、宝飾店技術者、飲食店店員など
保有資格:介護福祉士、介護支援専門員
家族構成:夫、長男(17歳)、長女(15歳)

*U・Mさんの「転職体験談」
第1回:初めての介護職。特養で辛かったのは主任からの言葉
第2回:調理も生活も自由なグループホーム。自立支援の介護は楽しい!
第3回:介護が好きな私が選んだ道は、介護職でもケアマネでもなく「人材教育」
 

【現在の仕事内容】介護職員初任者研修の講師の仕事とは?

初任者研修受講生にケア理論が伝わるように

これまで、現場介護職として働く中で、療養型病院で後輩の指導を経験し、そして、自分で立ち上げたセミナー会社で介護施設から社員教育を請け負って、介護職の指導をしたことがありました。

ただ、転職を決めた先は介護職員初任者研修と実務者研修を行う会社。
実務者研修の講師をするには、講師自身が研修を受ける必要があります。
私は初任者研修や実務者研修の講師は未経験でしたし、実務者研修の講師研修もこれから受講予定なので、現在は初任者研修の講師を始めたところです。

介護職員初任者研修は、10項目、130時間の講義を受け、最後に試験を受けて合格すれば取得できる資格です。
身体介護をするためにはこの資格が必要であり、介護の最初の段階の資格として知られています。
とはいえ、実践的な内容も座学もあり、研修内容は多岐にわたります。

理論がきちんと構築されていないと受講生には伝わらないので、授業の準備を綿密に行う必要があります。
それに、初任者研修の項目はどれも授業で担当できるように、自己研鑽にも時間を費やすようにしています。

講師と事務を兼務する1日のスケジュール

今、講師としての仕事は月に1~2回程度。
あとは受講希望の方の電話やインターネットでの問い合わせに答えたり、資料送付をしたりする事務的な仕事も担っています。
担当する授業がある日の1日のスケジュールは、以下のような感じです。

9:00 出勤。午前中は他の講師が授業を行うため、受講生の迎え入れ、授業に使うビデオのセット、授業に使う用紙などのセットを行う。

9:40~ 受講生が到着するので教室に案内。

10:00~ 自分が担当する授業以外の時間は、事務仕事に専念。電話での問い合わせに対応したり、メールでの質問にはわかりやすい説明で返信したり、資料請求をしてきた方には郵便で資料を送る。
途中、授業の休憩時間に講師からマイクの調子などのチェックを依頼されたので、教室内に入って調整を行う。

12:00~ 受講生も講師も休憩時間。だれかひとりは事務室で待機していないといけないので、たいていお弁当を用意してデスクで食べ、休憩をとる。

12:50~ 受講生が戻ってきて、午後の授業開始。質問などに答えることもある。

13:00~ 他の講師が授業。このあと自分の授業が始まるので、授業内容をまとめた資料を用意し、授業のシミュレーション。

15:00~ 授業。思わぬ質問が来ることもあり、毎回緊張する。間違った答えをしないよう、あとから調べて連絡することもある。

17:00~ 授業終了。受講生の質問に答える。

17:30~ 事務仕事の残りの確認、職員同士の共有事項を話し合う。

18:10~ 退勤。

デイサービスや訪問介護事業所で介護職として勤務

うちの会社は、研修施設にデイサービスや訪問介護事業所を併設しているので、時間があるときはそちらに回ることもあります。
デイサービスでは職員と昼食をとることもあり、その交流も楽しいです。事務所に戻る必要がないときは、デイサービスの職務の手伝いをすることもあります。

利用者さんと話す機会があるのもうれしいですね。
また、正月や繁忙期などには、訪問介護事業所のヘルパーが不足することもあるので、その助っ人として入ることもあります。

講師として、「介護はどうあるべきか」を伝えることは、自分の天職と思っていますが、現場も大好き。
利用者さんとふれあえる時間は、自分にとっての癒やしです。

 

【転職で意識したことは?】自分の理想の介護と、介護職としての処遇

さまざまな現場でさまざまな介護を学ぶ

これまで私は、さまざまな現場に転職をしてきました。
特別養護老人ホーム(特養)、療養型病院、訪問介護事業所、グループホーム、デイサービス、居宅介護支援事業所、そして、現在勤務している介護教育研修中心の事業所。

ひとくちに介護、といっても施設の種類によって、また法人の理念によっても、働き方はさまざまです。
その多くを経験してきたことは、自分の介護技術の幅を大きく広げてくれました。
また、最初の特養ではまるで軍隊のような介護だと感じましたが、グループホームで「その人らしさを大切にした自立支援型の介護」を実践し、介護はどうあるべきかを学ぶことができました。

介護の仕方が変わると、利用者さんができることも変わります。
よい介護をする場で勤務すると介護の奥深さを知り、自分がやるべき介護とは何かが見えてきます。

介護職として働くなら、自分が今いる場所の介護の仕方にこだわることなく、利用者さんにとってよりよい介護はほかにもあるのでは、という視点で視野を広げ、納得のいく介護ができるところを求めて転職することも、大事だと思っています。

十分な収入がスキルアップ・キャリアアップにつながる

介護職の人は、転職のときにお給料の条件をあまり気にしない人が多いと思います。
私も、子どもが小さいときなどは、収入を求めず、自分の生活を大事にしながら短時間の勤務を考えていました。

ですが、生活が落ち着いてきたら、介護にしっかり取り組むためにも、きちんと収入を確保したほうがいいと思います。

今の職場では、面接のときに、「自分はこれくらいの収入を確保したい」とはっきり伝えました。
夫もいますし、その金額をもらわないと暮らせないわけではないですが、自分の仕事に見合う収入を確保する、ということは、仕事に対する責任をしっかり持とう、という仕事への向かい方にもつながると思います。

十分な収入があることで、研修に行くなど、自分を高めることにお金を使えることが、ありがたいと思っています。

 

【仕事で自信があることは?】「認知症ケア」は現場でも講義でも自信あり

最初に勤務した特養が、認知症に特化した施設だったことがあり、私は自分の強みは「認知症の方に対するケア」だと思っています。
認知症の方に対するあまりよくない介護も、よりよい介護も経験し、そして自分でも外部研修などで学んできました。
今も、研修で認知症については自信を持って講義ができると思っています。

介護の中で「自分はこれが強い」「これをやっていきたい」という指針を持ち、専門性を高めていくことは、仕事に対する自信を持つことにつながります。

 

【資格の取得】資格を得ることだけを目的にせず「学ぶ」ことを大切に

私は、最初の勤務先である特養で、介護福祉士の資格要件を得たらすぐに、介護福祉士の資格を取得しました。
しかし、勤務している間に身体を壊し、退職。特養での勤務期間中にはケアマネジャーの資格要件をわずかに満たすことができませんでした。

その後は病院勤務だったり、結婚・出産があったりで、じっくり勉強に取り組むことができず、ケアマネジャーの資格を取得したのは、かなりあとになりました。

資格は、できればタイミングよく取得したいものです。
仕事を辞めたいと思っても、資格要件を満たすために、もう少し今の職場でがんばる、という働き方にも賛成です。

ただ、資格は取得することに意味があるわけではありません。
その資格を取得するために、介護のあるべき姿を学び、実践に生かし、知識としても常に備えておく。
そして、介護の仕事に携わる限りは、自分の介護の知識や技術も常にアップデートすることも重要だと思っています。

資格取得のために「学び、よりよい介護を更新していく」ことが大切なのだと、今、研修の講師の仕事をして、強く思います。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*U・Mさんの「転職体験談」
第1回:初めての介護職。特養で辛かったのは主任からの言葉
第2回:調理も生活も自由なグループホーム。自立支援の介護は楽しい!
第3回:介護が好きな私が選んだ道は、介護職でもケアマネでもなく「人材教育」
 

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