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2021年01月07日

職歴にブランクがある場合の履歴書の書き方は?│仕事のブランクが不利にならないアピール方法

働いていない期間=ブランクがあると、採用担当者にマイナスの印象を持たれるかも、と不安になりますよね。
でも、ブランクがあることを心配し過ぎる必要はありません。転職活動中にスクールに通っていた、転職活動が長引いた、出産・育児・介護のため退職した、などケース別のアピール方法と例文を参考にしてみてください。

よくある疑問「職歴にブランク(空白)の期間があるとき、履歴書にはどうやって書いたら良い?」

前の仕事を辞めてから転職活動を始めました。転職活動が長引いて、退社から入社まで4カ月間ほど空白になる時期があります。
職歴にブランクの期間があると採用では不利と聞いたことがあります。ブランク期間がマイナスの印象にならないような履歴書の書き方ってあるでしょうか?面接での説明の仕方も教えてください。

「ブランクあり=不採用」とは限らない

転職活動が長引いてしまった方をはじめ、結婚や出産、介護をきっかけに仕事を離れていた方など、職歴の空白はさまざまな事情や理由で生じます。「働いていない」というマイナスイメージから、ブランク期間が採用判定においてネックになるのではないかと心配されるのも無理はないと思います。

たしかに採用担当者は、過去の職歴を確認する際、これまでの転職回数や職歴の空白期間をチェックします。とくに半年以上の空白期間があれば気になってしまうでしょう。

しかし、職歴にブランクがあったからといって、それがそのまま採用の合否を左右するわけではありません

企業が知りたいのは、「退職の理由」「ブランクが空いた理由」です。それらを履歴書で的確に伝えれば、採用担当者の懸念を払拭できるはずです。

職歴の空白期間をポジティブな印象に!履歴書の書き方

職歴にブランクがある場合の履歴書の記載ポイントは、その期間に「何をしていたか」「得たものは何か」をわかりやすく伝えること。

職歴欄には1~2行の簡潔な説明を書き入れます。
病気療養などの事情を記載する際は、現在の健康状態や復職に支障がない旨を書き添えることを忘れずに。

<記入例>

・○○年○月 一身上の都合により退職
(翌月より半年間パソコンスクールに通学)
・○○年○月 一身上の都合により退職
英語のスキルに磨きをかけるため、3カ月間、海外ボランティア活動に参加
・○○年○月 病気療養のため退社(現在は回復し、業務復帰に支障はありません)
・○○年○月 父の介護のため退職(1年間、在宅で介護に専念しました)


ブランク期間中の活動や学習が、応募する企業の事業内容や職種との関連をアピールできる場合は、さらに自己PR欄との合わせ技で詳しく説明すると効果的です。

なお、履歴書の職歴欄には、ブランクも含めて正確な職歴を記載しなければいけません。
やってはいけないのは、勤務実績のない会社名を職歴に記載したり、前後の在職期間を延ばしてブランク期間を少なく見せようとすること。これは経歴詐称になります。

面接でのアピールポイント

履歴書にブランクの理由を記載したとしても、面接の場で改めて確認されることを想定しておきましょう。

空白期間が1~3カ月程度ならば、「転職活動が長引いた結果」という説明で理解を得ることができますが、半年以上となるとその理由だけでは説得力が弱いと受け止められます。

長期の空白期間が生じた事情のほか、ブランク期間中に行った活動や勉強など、履歴書で簡潔に記載した内容を具体的に説明できるようにしておきましょう。

<企業はここを見ている!>
中途採用の場合、多くの企業は即戦力を求めています。ブランク期間が長い場合、企業側が懸念するのは、「すぐに即戦力として活躍してもらえるか」という点です。

そこで、前職で身につけたスキルや実務経験に加え、ブランク期間中に行った自己研鑽などを積極的にアピール。即戦力としての能力があることを伝えましょう。

ブランク期間に明確な理由がない場合

「転職活動中、具体的にアピールできるようなことを何もしていなかった」という人もいるでしょう。転職活動をしているうちに、あっという間に半年以上経ってしまったという人は、たとえば「将来のキャリアを改めて考え、業界内の先輩の話を聞く機会をもった」などキャリアアップへの意欲をアピールしましょう。また、「地域の社会活動に積極的に参加した」といった仕事とは別の一面を伝えるというアプローチもありです。

長期間のブランク期間を無為に過ごしたのではなく、常にポジティブに取り組んだという姿勢を伝えることが大事なのです。

専業主婦や子育てで仕事にブランクがある場合

結婚や出産、子育てをきっかけに仕事から離れたという人は、数年間のブランク期間をより高い壁として感じているかもしれません。

しかし、ブランクを実際以上にネガティブにとらえる必要はありません。ブランクを強みととらえるくらいの前向きな姿勢でチャレンジしましょう。

まず、履歴書には退職年月日のほか、「専業主婦として○年間、家事と子育てに専念してきました」と説明を入れます。さらに自己PR欄や面接では、前職でのスキルに加え、ブランク期間中にも積極的に自己啓発してきたことなどをアピールしていきましょう。
再就職のための準備を怠らなかったという姿勢は、採用担当者に強く響くはずです。

アピールポイントは、仕事に直結するスキルだけに限りません。子育て世代をターゲットとして事業を展開している企業にとっては、主婦業や子育ての実績そのものも魅力に感じられるはず。あるいは地域活動の実績が役に立つこともあります。

<企業はここを見ている!>
専業主婦からの再就職にあたって、企業が確認したいことの1つが、家庭や子育てと仕事との両立が可能かどうかです。そこが不明確なままでは、企業も採用に二の足を踏んでしまいます。

ブランク明けに際して仕事との向き合い方を十分に検討し、両立が可能であるならば、履歴書に明確に記載しましょう。さらに面接では、周囲のサポート体制についてや、家庭の理解なども説明できるようにしておくと良いでしょう。

 

転職のステップガイドはこちら

■ 転職活動の準備
■ 履歴書の書き方
■ 職務経歴書の書き方
■ 自己PR 例文集
■ 志望動機 例文集
■ 面接対策

 

 

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