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2021年04月22日

「資格取得見込」と書いたのに落ちたら、内定取り消し?どうしても就職したいときの対処法

「資格取得見込」と書いたのに落ちたら、内定取り消し?どうしても就職したいときの対処法

まだ資格が取れていなくても、試験を受けて結果待ち、あるいは試験間近で十分に準備ができているとなれば、「取得見込み」と履歴書に書いて出してOKです。
けれど、見込みと書いて資格が取れなかったら、採用は取り消しになってしまうのでしょうか?

「ケアマネ募集」で資格が取れなかったら…?

資格が取れていなくても、「取得見込み」と書いて履歴書を出すことについては、問題ありません。
けれど、結果的に資格が「取れなかった」とき、内定が取り消しになってしまうのでしょうか……。

それは、ケースバイケースです。

たとえば介護業界を例にとると、居宅介護支援事業所で「介護支援専門員資格取得者」を募集しているので応募した、という場合。
「資格を持っていることが応募要件」となっているのに、見込みで応募し、「絶対に受かります!」と言ったのに受からなかった場合は、法人側と「話し合い」になるでしょう。

「介護支援専門員の資格取得見込み」と履歴書に書いて、その法人所属のケアマネジャーになろうと思っても、資格が取れなければ、するべき仕事がない、ということになってしまいます。

「それなら、資格を取れなかった自分が悪い……」と思って、せっかく内定しても辞退してしまう人もいます。

資格がなくても就職できる可能性はある?

しかし、そもそもケアマネジャーを募集しているのに、「資格取得見込み」で内定を出したのは法人側です。
いくら「受かりそうだ」と本人に言われても、取得できないかもしれない可能性はあるのに内定を出した法人側が、どうにか応募者を採用する方法を考えるべき、というのが正論です。

居宅介護支援事業所は、ケアマネジャーの事務所のようなものです。
資格がなければケアマネジャーとしての職務を全うすることはできません。

しかし、もし法人が、居宅介護支援事業所だけでなく、デイサービスやグループホームなどを運営しているのなら、そちらの現場介護士としてまずは勤務し、次の試験で資格が取得できるよう応援する、ということもあるでしょう。

居宅介護支援事業所に余裕があり、資格取得ができていなくても、既存のケアマネジャーのサブ的な立場で勤務することが可能、ということなら、そうしてもらうのが理想です。

勤務条件に関係ない資格の場合は?

そもそも応募用件ではない資格の場合は、資格が取得できなくても、そう仕事に影響はありません。

例えば、介護士の応募時に「ファイナンシャルプランナー2級取得見込み」と書いて落ちてしまったとしても、現場の介護士やケアマネジャーとして勤務するなら、直接仕事に影響することはなく、不合格はそれほど不利になりません。

「合格の可能性」が問われる場合も

ただ、「取得見込み」がどの程度可能性が高いのかは、お互いに知っておく必要があります。

すでに介護支援専門員の試験を受けて合格し、その後の実務研修が終わっていない、ということなら、研修さえ受ければまず、資格を得られるでしょう。

試験を受けてまだ結果が出ていない、という場合でも、自己採点して合格ラインに余裕で達していた、という段階で「取得見込み」として転職のために面接をした、というのであれば、これもケアマネジャーになれる可能性は高いといえます。

しかし、受験資格があるだけなのに「取得見込み」と書くのはどうでしょうか。
介護支援専門員の試験の合格率は10~20%と言われます。
受からない可能性のほうがずっと多いわけです。

採用されたい希望が強く、受験勉強もあまりしていないのに「受かるかも」と応募することは慎むべきです
自分は今試験を受けるためのどの段階なのか、どの程度合格見込みがありそうかなどは、採用面接で当然聞かれる訳ですから、虚偽のないように事実を伝えるようにしましょう。

ケアマネジャーのほか、介護福祉士のような国家資格も、合格の可能性が問われるものと考えた方がよいでしょう。

比較的受かりやすい資格は受講中も「取得見込」?

それでは、研修や何度も受けられる試験など、比較的取得しやすい資格の場合はどうでしょうか。

介護士としての入り口の資格である「介護職員初任者研修」は、研修を受けて試験に合格すれば取得できる資格です。
130時間の研修を受け、課題を提出し、ざっと勉強すれば、試験にも比較的合格しやすい研修です。カリキュラム通りに勉強すれば、まず取得できる資格といえます。

介護職員初任者研修であれば、研修の受講中に「取得見込み」と書いても問題ないでしょう。
試験も、万が一不合格だったとしても、すぐに何度設けられます。合格するまで受けられるので、心配はいりません。

まずは誠意を持って連絡。熱意を見せよう!

介護の資格の難易度や次に受験できる時期や受験資格などについては、採用する側もよく知っているはず。
ごまかしてもあとでバレるので、誠実に状況を伝えましょう

もし、資格が取れなくても就職したい法人ならば、「次の受験機会までに頑張るので、どんな形でも勤務させてください」と頼むのも一考です。

介護業界は人手不足。意欲のある人はのどから手が出るほどほしいはずです。
資格がなくても勤務できるポジションがあるなら、おそらく雇ってもらえるでしょう。
何事も、意欲が大事。
その意欲を持って、次の受験では必ず合格を勝ち取りましょう!

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