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2021年04月23日

「PREP法」で、自己PRも志望動機も書ける!話せる!<転職・就職に使える文章術>

「PREP法」で、自己PRも志望動機も書ける!話せる!<転職・就職に使える文章術>

日頃、自分をアピールする文章を書いたり、自分のことを説明する機会はほとんどないですよね。
だから、転職活動中に、履歴書や面接は緊張するのは当然のこと。

でも、「PREP法」を知っていれば、すごくラクに上手に自分のことを書いたり語ったりできます。
なにそれ!?聞いたことない!という方に、PREP法の使い方について、わかりやすく説明します。

PREP法を使えば、誰でも80点の原稿が書ける!

「PREP法」(プレップほう)とは、文章構成のテンプレートのようなものです。
PREP法の形にあてはめて文章を入れれば、論理的な構成づくりが簡単!説得力ある説明ができるようになります。

ビジネス界では「PREP法を使えば、80点の文章がだれでも書ける」とも言われています。
とても便利な方法です!

PREPとは、英語の頭文字をとっています。
【PREP法の基本】
Point :要点(結論・主張)
Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
Point :要点(結論・主張)
この順に、文章や話し方をまとめるということです。

文章を書くときに、頭には「あれを書こう」「これも入れなきゃ」と思い浮かぶのだけれど、どんな書き出しにすればいいのか、次に何を書いたらいいのかがまとまらず、ただ時間が過ぎていっていませんか?
文章は、順番とそれぞれの項目の書くべき方向性さえ決まっていれば、驚くほど簡単に書けるのです。

最初に結論を言ってしまう!

「PREP法」とは?
文章で重要なのは、書き出しです。

志望動機に何を書いたらいいかわからなくて、
・私は新卒で○○業界で2年働きました。次に○○に転職をして、三度目の転職では…
と、ただ履歴を書き連ねる人がよくいます。

読んでいるほうは「それは職歴に書いてあるよ」と、興味を失い、ただダラダラ書いているだけだとため息をついてしまいます。

履歴書に書く志望動機や自己PRでも、「P」=Point(要点)が大事!
まずは結論から書き始めてしまうのです。
・通勤途中に貴法人の有料老人ホームがあり、中から聞こえてくる会話のあたたかさに魅力を感じていました。
・貴社の理念「何事も体験が重要」に強く引かれました。
最初に結論や主張を言ってしまうと、気持ちがどっしりと落ち着き、「とにかくこれを説明していこう」と言う気持ちが働き、続く文章も書きやすくなります。話すときも同様です。

論理的な文章・話し方に『遠回り』は不要!

履歴書に志望動機や自己PRを書くときに、結論から遠いところから始めると、展開が難しくなる上、グダグダと書いていると結論にたどりつかずに志望動機の枠がいっぱいになってしまいます。

また、
・お忙しい中、応募させていただきありがとうございます。
などといった挨拶も必要ありません。

とにかくズバッと結論を言ってしまう。
それだけで、自分が論理的になったような気がして、自信を持って書いたり話したりできるようになります。

「理由」と「具体例」で根拠を示して説得力アップ

書き出しで「要点・結論」を出したら、その理由具体例を続けます。

400字くらいのスペースがあれば、理由と具体例を別々にていねいに書けばいいですが、志望動機の欄はあまり大きくなく、300字書ければいいほうです。

文字はある程度の大きさが必要で行間も適度にあいていたほうが読みやすいとすると、200字くらいしか入らない場合もあります。
その場合は、理由と具体例を一緒にしてしまってもいいでしょう。

特に、転職の志望動機の場合、その法人が「○○している」というような具体例は、採用側の法人のほうがよく知っているわけで、そこを長く説明する必要はありません。
主に志望した理由を中心に書いていくといいでしょう。
貴施設の利用者さんへの接し方は、まさに学びたい技術とマインドです。得意なことを生かし、時にレクリエーションの講師を務めていただくなど、利用者さんの意欲を引き出す支援にぜひ関わりたいと熱望しています。
慣例や規則にとらわれず、「体験してみて一番ふさわしいと感じたことをルールにしよう」という柔軟な発想、そして離職率の低さに、「職員が意欲を持って働ける場」であることを感じます。

最後にもう一度「要点」を。自分の主張でしめくくろう!

どうしてもその法人で働きたいのだという気持ちをアピールするために、最後にもう一度、主張を重ねます。
・貴法人で、あたたかいコミュニケーションの作り方を身につけ、利用者さんや貴法人に貢献したいと考えます。
・貴社の理念を旨に、成長していきたいと考えます。

早速やってみよう!「PREP法」活用例文

「PREP法」活用例文
それでは、早速「PREP法」を使った例文を見てみましょう。それぞれの項目に分けて書いてつなげると、驚くほどうまくいきます。

1.志望動機の例文

Point:要点

貴法人では、介護福祉士資格を持つ者を積極的にフロアリーダーに起用すると伺い、応募いたしました。

Reason:理由

私は現法人で3年間、サブリーダーを務め、後輩から信頼されてきたと感じています。しかし、先輩職員が多く、なかなか成長の機会を得られませんでした。

Example:具体例

1年前に介護福祉士資格を取得し、さらにプロ意識を高めて仕事にとりくみたい思いが深まり、未熟ながら挑戦させていただきたいと思う次第です。

Point:要点

新しい環境で自己研鑽を深め現場のメンバーとともに成長し、貢献できるよう、熱く望んでおります。

2.自己PRの例文

Point:要点

メンバーの個性を生かしながらチームワークを作ることが私の長所だと考えます。

Reason:理由

現在の勤務先ではかつて、個性派ぞろいの職員同士が争い、辞職が絶えませんでした。しかし、私の赴任後は2年間だれも辞めていません。職員によれば、私がそれぞれの話をよく聞き、本人たちが解決策を考え実行するよう仕向けることが要因だとのことです。

Example:具体例

利用者様の部屋の整備を巡ってのトラブルのときには、お互いの言い分を聞いた上で、それぞれのやり方で清掃した後に利用者様や他職員に感想を聞いてみることにしました。そうする中で方法論を見直し、相手のよさも認め合え、利用者様からもサービスの向上を喜んでいただけるようになりました。

Point:要点

メンバーが認め合い成長する現場づくりを、今後もリーダー職として考えていく所存です。

3.面接「どうして当社を希望したのですか?」への回答例

Point:要点

新しい介護の手法を積極的に取り入れる社風にひかれたからです。

Reason:理由

昨年から介護ロボットを導入したというニュースを業界誌で拝見し、その活用に至る経緯や内容も含めて、感激して読ませていただきました。

Example:具体例

何より感動したのは、利用者様が喜ばれ、スタッフとともに笑顔で写真に写っているその姿でした。利用者様からの信頼の厚さを表していると感じました。

Point:要点

進取の精神にあふれ、その上で利用者様本意を貫いている法人としての理念に共感し、ぜひここで学ばせていただき、成長したいと願っています。

4.面接「どんな仕事がしたいですか?」への回答例

Point:要点

利用者様に対し、常にケアの向上を目指していきたいです。

Reason:理由

症状の重い利用者様の多いこのホームでは、さまざまな苦しさや思いに寄り添い、少しでもつらさを軽減し、心地よく過ごしていただくことが、職員の目指すべき仕事だと考えるからです。

Example:具体例

未熟ではありますが、喀痰吸引等研修も修了いたしました。

Point:要点

今後も技術の向上に務め、「よりよい介護とは」の問いに自問していきたいと思っております。

自分の言いたいことを「PREP」に乗せればOK!

いかがですか?
まずは自分の言いたいことの「核」を決め、それを最初に要点としてズバッと言ってしまうこと。
そして、その理由、具体例を入れながらまとめていけばバッチリ!です。

このPREP法を体で覚えて、履歴書や面接に臨んでください。

転職のステップガイドはこちら


■ 転職活動の準備
■ 履歴書の書き方
■ 職務経歴書の書き方
■ 自己PR 例文集
■ 志望動機 例文集
■ 面接対策
 

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