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2021年06月10日

面接中にメモを取るのはOK?<面接Q&A>

面接中にメモを取るのはOK?<面接Q&A>

面接の疑問「面接中にメモを取ったり、メモを見ながら話すのはマナー違反?」

面接の間は集中して話を聞いているつもりでも、あとになって会話の記憶が曖昧なことがあります。また緊張すると考えていたことが思い出せなくなることも。
面接の場でメモ帳に書き留めたり、事前に用意したメモを見ながら話したりしたいのですが、マナー違反でしょうか? もうすぐ面接ですが、面接担当者にはどう映るのかが心配で迷っています。

面接中のメモは基本的にはNG

基本的に面接中にメモを取るのはNGと考えておきましょう。

あなたからすれば、メモを取るのは重要な事柄を書き留めておくためであり、「やる気の表れなのに、なぜNG?」と納得がいかないかもしれません。

しかし、面接担当者の側から考えてみてください。

面接中、応募者がしきりにメモを取っていたら…
→「メモしないと覚えられないのだろうか」「この人は仕事においてもメモにばかり頼りそうだな」と考えるかもしれません。

メモを取ることに熱心で手元ばかり見ていたら…
→「相手の目を見て答える」という面接の基本が守られていない、と感じられるかもしれません。あるいは「こちらの話をちゃんと理解しようとしているだろうか?」と熱意に疑問を感じるかもしれません。

メモを取る時間が長くて、そのたびに会話が途切れてしまったら…
→「限られた面接時間なのに…」「聞いておきたいことがあるのに…」と残念な気持ちになるかもしれません。

特に、介護職の場合はコミュニケーション力が重視される仕事です。相手の目も見ずにメモを取っている姿は、相手への配慮が足りない印象を与え、マイナス評価につながってしまいます。

メモを取っても良いタイミングとは?

面接中にメモを取っても良いタイミングとは?

基本的にはNGですが、面接中にメモを取っても良いタイミングというのも実はあります

それは、就業規則や勤務条件の話題になったときです。

雇用形態給与などの労働条件や待遇、就業規則に関することは、働きはじめたときに認識が異なっていると困る重要な事柄です。忘れたり、記憶違いが起こらないよう、メモを取っておいた方が良いでしょう。

また、面接の最後に、次回の面接や今後の採用スケジュールなどの連絡があった場合も、メモを取っておくと安心でしょう。

メモを取るとしても、できるだけ最小限にとどめ、それ以外では面接担当者との会話や受け答えの内容に集中することが大切です。

特に、面接の前半で志望動機や職歴、経験などの自己PRに関する話題がのぼっているときは、メモを取るタイミングではありません。その時間帯は、あなた自身の熱意をアピールすることがもっとも大切なこと

そんなときにメモを取っていると、せっかくのアピールが伝わらなくなってしまうので注意しましょう。

メモを見ながら話すのもNG!

「用意したメモを見ながら話した方が、伝えたいことをしっかり伝えられる」と考える人もいると思います。しかし残念ながら、面接中にメモを見ながら受け答えするのはNGです

たとえば、あなた自身の経歴や強み、貢献できるスキルなどについて話すときに、メモを見ないと答えられないのなら、面接担当者はどう感じるでしょうか?

「自分のことなのにメモがないと話せないのか?」とか「事前にしっかり準備してこなかったのかな」という印象を受けるのではないでしょうか。そもそも、会話力がないと判断されてしまうかもしれません。

ただし、面接終盤の「逆質問」に限っては、メモを見て話しても問題ありません
逆質問は、事前に聞きたいことを準備しておくのが一般的ですから、下調べしたメモをもとに質問するのであれば「しっかり調べて準備してきた」という好印象につながります。

面接でメモを取るとき、見るときの注意点とマナー

面接でメモを取ったり、見たりする際は、以下のマナーを守るよう注意しましょう。

●「メモを取ってもよろしいでしょうか?」と確認する
何も言わずにメモ帳を取り出し、勝手にメモを取り始めるのはマナー違反です。

面接前に「面接中、メモを取ってもよろしいでしょうか?」と確認しておくか、重要な話題が出たタイミングで「大切な内容なので、メモを取ってもよろしいですか?」と一言添えましょう。

そうすれば、面接担当者の心証を損ねることなくメモを使うことができるでしょう。

●メモを見て話す際も、先に確認してから
メモを見ながら話す際も、最初に一言ことわってからというのがマナーです。

面接担当者から「最後に、何か質問はありませんか?」と尋ねられたら、落ち着いて「メモを見てもよろしいでしょうか?」と確認しましょう。

●面接担当者が話してるときはメモを取らない
面接担当者が話しているときは、必ず相手の目を見て、さらに相づちを打つなど、話を聞いている、理解していることを相手に伝えるのがコミュニケーションの基本です。
話を聞きながらメモをしていると、大切な話を聞き逃してしまう恐れもあります。

話が一区切り付いたタイミングを見計らってメモを取るようにしましょう。

●メモを取る際は、手短に
メモは簡潔に書き、下を向いている時間をできるだけ短くするのがポイント。

書いている時間が長くなると、面接担当者は会話をストップして書き終わるのを待つ必要が生じるかもしれません。

メモは最小限にして、できるだけ面接担当者との会話や受け答えの内容に集中しましょう。

●面接担当者に見られることを頭に入れて書く
書いているときに、相手がさりげなくあなたの手元を見ることもあるはず。

たとえば、他の事業所の面接時に書いたページをそのまま再利用したりしないこと!

●スマホやタブレットにメモするのはNG
備忘録やスケジュールの管理にスマートフォンやタブレットを活用している人も多いかもしれません。

しかし、面接というオフィシャルな場面での使用はオススメできません。

シンプルなデザインのメモ帳や、スケジュール管理ができる手帳などを用意しておくべきです。


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