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介護ドライバーとは?仕事内容やシフト、平均給料などを徹底解説!

介護ドライバーとは?仕事内容やシフト、平均給料などを徹底解説!
介護業界には、施設利用者の送迎を行う「介護ドライバー」という職種があります。

今回は介護ドライバーの仕事内容や働き方から、必要となる資格、介護ドライバーに向いている人の特徴などを詳しく紹介します。

ドライバーとしての転職・就職を考えている方は、職場選びの参考にしてみてください!

介護ドライバー(送迎ドライバー)とは

介護ドライバーとは、主にデイサービスやデイケアにおいて利用者の送迎を行う運転手のことをいいます。

送迎区間は利用者宅と介護施設・事業所となっており、行きは利用者宅から利用者を介護施設・事業所まで送り、帰りは介護施設・事業所から利用者宅まで利用者を送り届けます。

利用者を乗せるのは基本的に車いす対応の車両になるため、介護ドライバーは車いすの上げ下ろしや乗車・降車の介助なども行うことがあります。
なお、介護ドライバーを専属で雇用している事業所もあれば、送迎業務のほかに清掃業務や介護業務なども兼務させている事業所もあり、事業所によって働き方は様々です。

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介護ドライバーの仕事内容

介護ドライバーの主な仕事は、介護施設の利用者の送迎業務です。基本的には利用者を車に乗せ、介護施設・事業所と利用者宅の送り迎えをしますが、まれに講師の先生やイベント参加者など利用者以外の方の送迎を行うこともあります。

確実に業務が行えるように、車両は常にベストコンディションにしておく必要があるので、車両の整備や運行前点検も行います。

【運行前点検の実施項目の例】
〇運転席での点検
・ブレーキペダルの踏みしろやブレーキの利きの確認
・駐車ブレーキレバーの引きしろの確認
・エンジンのかかり具合や異音、低速・加速の状態
・機器の確認(ワイパーのふき取り状態、ウインドウウォッシャーの噴射状態)

〇エンジンルームの点検
・液量の確認(ウインドウウォッシャータンク、ブレーキのリザーバタンク、バッテリー)
・ラジエータなどの冷却装置水量の確認
・エンジンオイルの量の確認

〇車の周りからの点検
・灯火装置、方向指示器の点灯具合や汚れ、損傷の確認
・タイヤの空気圧、取り付けの状態、亀裂や損傷、異常な摩耗、溝の深さの確認
※点検の結果、異常を見つけたときはすぐに車両の管理者へ報告する必要があります。

基本的には介護職員が行うような介助業務を行うことはありません。しかし、送迎時に介護職員が同乗せず、ドライバーが車いすの昇降や乗降時の介助をすべて1人で行うケースもあります。

介護タクシーとの違いは?

介護タクシーはタクシー会社や介護施設・事業所に雇われて、主に在宅で介護を必要とする方の通院や外出等での送迎を行うドライバーのことをいいます。

介護ドライバーの送迎区間があくまでも利用者宅から介護施設・事業所までであるのに対し、介護タクシーは通常のタクシーと同じように利用者が行きたいところに送る点で異なります。

また、介護ドライバーの場合はその介護施設・事業所(主にデイサービスやデイケア)の利用者に限定されていますが、介護タクシーは在宅で介護を受けている人と介護施設・事業所に通っている人のどちらにも対応することができます。

介護ドライバーの1日のスケジュール例

介護ドライバーの1日のスケジュール例
《介護ドライバー専属の場合》
7:00 出勤
車両の運行前点検などを行います。

7:30 利用者の送迎
利用者宅へお迎えに行き、営業時間までに利用者を介護施設・事業所へ送ります。

9:30 退勤
介護施設・事業所の営業時間開始。利用者のお迎えが終わったら、一度退勤します。

15:00 再出勤
車両の運行前点検などを行います。

15:30 利用者の送迎
介護施設・事業所の営業時間終了。利用者を介護施設・事業所から各利用者宅まで送ります。

17:30 退勤
介護施設・事業所に戻り、運行記録を作成して退勤します。
※勤務時間は午前7時から午前9時半までの2時間半と、午後3時から午後5時半までの2時間半の合計5時間。

《介護ドライバーと介護士の兼務の場合》
7:00 出勤
車両の運行前点検などを行います。

7:30 利用者のお迎え
利用者宅へお迎えに行き、営業時間までに利用者を介護施設・事業所へ送ります。

9:30 介護業務や清掃業務
介護施設・事業所の営業開始時間。送迎が終わったら、施設内で他のスタッフと同様に介助や清掃業務などを行います。

11:00 休憩

13:30 介護業務や清掃業務
施設内で他のスタッフと同様に介助や清掃業務などを行います。

15:00 ドライバー業務の準備
送迎時間の前に、車両の運行前点検などを行います。

15:30 利用者の送迎
介護施設・事業所の営業時間終了。利用者を介護施設・事業所から各利用者宅まで送ります。

17:30 退勤
介護施設・事業所に戻り、運行記録を作成して退勤します。
※勤務時間は午前7時から午後5時半までとなりますが、休憩時間が2.5時間となるので実労働時間は8時間です。

介護ドライバーの勤務日数やシフト

各介護施設・事業所によって勤務日数やシフトは異なりますが、一般的に介護ドライバー専属の場合は週に3日から5日、1日5〜6時間勤務となります。
介護ドライバーの雇用形態はパート職員であることが多いため、比較的勤務希望が通りやすい傾向にあります。

このように、介護ドライバーは勤務時間はけっして長くなく、休日の希望も通りやすいため、他のドライバー業と比較して働きやすいといえるでしょう。

また、介護ドライバーと清掃業務などを兼務する場合、送迎業務以外の時間帯は清掃業務を行うことになります。そのため、通常の労働時間(実働8時間)となることが多いのですが、雇用形態はパート職員である場合がほとんどです。

介護ドライバーが正社員として雇われるのは、介護ドライバーと介護職員を兼務しているケースが多いです。
この場合は、送迎業務よりも介護業務がメインになることが多いため、介護職員が利用者の送迎業務を行うというイメージになります。

介護ドライバーは副業できる?

介護ドライバー専属で働く場合はパート職員として採用されることがほとんどであり、働く時間帯も朝と夕方に限られるので、それ以外の時間帯においては他の仕事に就くことを許可している介護施設・事業所が多くなっています。

ただし、深夜の時間帯に長距離輸送を行うドライバーなど、介護ドライバーとしての業務に支障が生じる可能性の高い仕事を行っている方だと、介護ドライバーとして利用者の安全を確保できないと判断され、不採用となる場合があるので副業とのバランスには十分に注意した方がよいでしょう。

介護ドライバーの平均給料

介護ドライバーを専属で行う場合は、朝と夕方のそれぞれ2~3時間程度で勤務が終わるため、雇用形態がパート職員であることがほとんどです。

パート職員の場合、平均的な時給は1,000円~1,050円になりますが、地域や介護施設・事業所の方針によって格差があります。

基本的には最低賃金が高い東京都をはじめとした首都圏、愛知県や大阪府などの大都市圏は時給が高い傾向にあります。
派遣社員として勤めている方もいますが、派遣社員の場合は1,150円程度の時給になるこことが多くなっています。

正社員の場合は、介護職員が送迎業務を行うという意味合いが強くなるため、一般的な介護職員とほぼ同等に月収は28万円前後で年収335万円前後となります。

定期昇給については、介護職員処遇改善加算の対象外であるため、昇給の原資は介護施設・事業所が通常得られる本体報酬ということになります。そのため、定期昇給は各介護施設・事業所の経営判断によって行われます

それに対し、介護職員兼務の介護ドライバーの場合は、介護職員として介護職員処遇改善加算の対象となる場合があるため、定期昇給の原資としてこの加算を充てることができます。そのため、介護ドライバー専属よりも定期的に昇給が行われる可能性が高くなります。

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介護ドライバーになるには

介護ドライバーになるには?必要な資格やスキル
未経験でも採用してくれる事業所はありますが、ドライバー経験があると転職は有利に働きます。介護業界でなくても、旅客運転手など他業界の経験がある方は優遇されます。

介護ドライバーになるための資格として、普通自動車免許は必須です。AT限定でもほとんどの介護施設・事業所では問題ありません。

ただし、送迎で使用する自動車が11人乗りなど中型自動車免許以上を必要とする場合は、求人に「中型車以上」と明記されている場合があります。
つまり、中型自動車免許以上を取得することでほぼすべての事業所で対応することができます

また、自動車保険の関係で21歳以上のみを採用している事業所もあります。

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介護ドライバーに二種免許は不要

利用者を乗せて送迎業務を行うことから、介護ドライバーには二種免許が必要になると思われるかもしれませんが、介護保険サービスに送迎業務が含まれていることや、利用者から介護保険サービス利用料のほかに運賃を別途徴収してはいけないため、介護ドライバーとして働くのに二種免許は必要ありません

ただし、二種免許まで取得していることのメリットもあります。二種免許があることで、利用者を乗せた状況でも安全かつ正確な運転ができるという証明になるため、転職活動の際に有利になることがあります。

介護の資格や経験は必要?

介護に関する経験や資格までは求められていませんが、ドライバーが1人で送迎業務を行うことも多くなっているため、介護の知識や技術が求められるケースが増えています。

そのため、介護に関する基本的な知識や技術が身についていることを証明する介護職員初任者研修以上の資格保有者は、資格手当が付くなど優遇されることがあります

また、介護職員初任者研修を取得している場合、送迎時間以外で介護職員として働けるという大きなメリットがあります。介護業界は慢性的な人手不足が特に深刻な状態であるため、介護職員としても働くことができる介護ドライバーは特に重宝されます。

介護ドライバーに求められるスキル

介護を必要とする利用者を乗せているため、急ブレーキをかけるだけでも大きな事故につながることがあります。そのため、一般的な運転技術よりもさらに安全で正確な運転技術が求められます

また、車いす対応の車両がほとんどであるため、固定装置を取り付ける位置が間違っているなど、誤った福祉装置の使い方をしてしまうと、坂道を走行中に車いすが車内で転倒してしまうといった事故につながります。

高い運転技術はもちろんですが、福祉車両についての理解も身に付ける必要があります。

介護ドライバーに向いている人

介護ドライバーに向いている人の特徴を紹介します。

・自動車自体に詳しい人
基本中の基本ではありますが、普段から安全運転を心がけ、違反や事故のない方は介護ドライバーに向いています。
ただそれだけでなく、自動車が常に安全に運行できるように、前述した「運行前点検の実施項目の例」に則った点検をしっかりと実施できる自動車の知識と技術が必要になります。

・福祉車両について理解がある人
福祉車両の福祉機器は、正しく使わないと装置の故障や事故に繋がる可能性があります。車いす対応の福祉車両は、パワーリフトや車いすのロック、車いす用シートベルトなど、特殊な操作が必要になります。
これらの操作を正確に理解し、確実に実施することができる人は介護ドライバーとして向いています。

・高齢者との交流が好きな人
介護ドライバーはただ運転するだけでなく、利用者とコミュニケーションをとることも重要な仕事の一つです。実際にドライバーの態度は利用者の目につきやすいのです。
介護ドライバーも乗車・降車、車いすの操作などで利用者と接する機会があるので利用者との信頼関係がしっかりと構築できる人は介護ドライバーとして適性があります。

・人とのかかわり方を心得ている人
介護の仕事は、利用者と対面で行う対人援助業務であるため、人との関わり方が非常に重視されます。
利用者が毎日気持ちよく利用できるように、以下の点について心得ている方は介護ドライバーとして活躍できます。

・常に笑顔を絶やさない
・思いやりや細かい気配りができる
・利用者目線で物事を考えることができる
・聞き上手である
・身だしなみに気をつけている

介護ドライバーのやりがい

介護ドライバーのやりがい
タクシーやバス、貨物運送などとは違い、介護ドライバーは同じ利用者を送り迎えし続けるため、利用の回数が増えれば増えるほど利用者との関係性を深めることができます

良好な信頼関係を構築することで利用者は心を開き、不安や悩みを打ち明けてくれることがあります。特に、車内では他の誰かに話を聞かれる心配がないため、意外とプライベートの話までしてくれる利用者は多いです。

話し相手として丁寧な対応をとると、利用者から感謝の言葉をもらうこともあり、そのときに利用者の役に立てたということを実感できます

また、送迎の際に介護施設・事業所の職員が同行して福祉装置の取り付けや乗降車等のサポートをしてくれることがありますが、すべての利用者を自宅に送り、介護施設・事業所へ戻るときに介護職員の方が仕事での悩みを話してくれることがあります。
介護ドライバーも同じ介護施設・事業所に雇われている立場ではありますが、介護の現場に大きく関わるわけではないため、安心して仕事について相談できる第三者的な存在になります。

親身に仕事の相談に乗ることで、現場職員の力になれていることを実感できることがあります。

このように、介護ドライバーはただ運転するだけでなく、毎日会う利用者や職員との関係性を深めることで様々なコミュニケーションが生まれ、ときには力になってあげることができるのがやりがいといえます。

介護施設ではどんな人と働く?

介護ドライバーは主にデイサービスで働くことが多いため、ここではデイサービスで一緒に働くこととなる職種を紹介します。

①管理者
介護施設・事業所の管理者です。人事・労務、経理、処遇等の総括的な立場となります。
②生活相談員
利用者の相談窓口的な立場で、デイサービスで利用者からの日常生活に関することや介護の相談、必要となる指導などを行うソーシャルワーカーです。
③機能訓練指導員
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の専門資格が必要で、利用者個々の機能訓練計画を作成し、利用者が日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う仕事です。
④看護職員
体温測定や血圧測定、脈拍測定などのバイタルチェックや、利用者が服用している薬の管理など、利用者の健康状態を管理します。
⑤介護職員
デイサービスの中心的な役割を果たす立場で、利用者の食事や入浴、排せつ等の介助、レクリエーションの計画・準備・実施などを行います。

⇒介護士が見た送迎ドライバーの姿は…?【介護マンガ】デイの送迎車は、濃密空間

介護ドライバーの仕事はどこで探せる?

介護ドライバーは介護専門の仕事になるため、一般的な求人サイトでは求人が見つかりにくい場合があります。
一般的な求人サイトだと、専属ではなく兼務の求人が多く、仕事内容も送迎業務ではなく介護業務がメインになる可能性があります。

介護ドライバー専属として働くことを希望している方や、決まった就業時間で働きたいと考えている方は、介護専門の求人サイトの利用をおすすめします。

まとめ

介護を必要とする利用者が増え続けていることから、今後も引き続きデイサービス事業所は増えていくことが予想されます。

デイサービス事業所の増加に伴い、介護ドライバーの需要も増していきます。デイサービスでは送迎を行わなければ報酬が減る仕組みとなっているので、介護ドライバーへの転職を希望される方は貴重な存在です。

転職を考えているドライバーの方や、これから介護業界でドライバーを目指している方は、ぜひ介護ドライバーへの転職を検討してみてください。

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