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2022年08月05日

理学療法士の平均年収は?年齢や経験別の値や年収アップの方法を徹底解説

医療・福祉の現場においてリハビリテーションを行う専門職である『理学療法士』の平均年収はどのくらいなのでしょうか。今回は就職・転職を考える際に欠かせない理学療法士の給与についてご紹介します。男女の違いや年齢・継続年数ごとの違いなど、さまざまな観点で比較していくので、ぜひ参考にご覧ください。

理学療法士の平均年収

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、理学療法士の平均年収は426.5万円です。平均月収は29.6万円で、平均年間賞与は71.3万円という結果が出ています。
同じ医療職である医師、看護師、薬剤師と比較するとやや低い額ですが、介護職員や訪問介護職員と比べるとかなり高水準といえるでしょう。


※データは理学療法士の他に作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む

短時間勤務の理学療法士の平均給与

理学療法士は短時間労働で働ける勤務先も多い職種です。同調査によると、平均時給は2,255円、年間賞与は約11.5万円という結果が出ています。1日当たりの平均労働時間は5.7時間、平均実労働日数は12.7日なので、換算月収は約16.3万円、換算年収は約195.9万円です。
出産・育児・介護などによりフルタイムの勤務がむずかしい方でも、安定した収入を得やすいでしょう。


※データは理学療法士の他に作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む

【性別】理学療法士の平均年収

  平均給与 平均年間賞与 平均年収

男性

29.4万円 74.9万円 427.7万円

女性

27.4万円 67.1万円 395.9万円

※データは理学療法士の他に作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む
(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)

理学療法士の性別ごとの平均年収は、男性で427.7万円、女性で395.9万円と、男性の方が32万円ほど高い結果になっています。
これは、結婚・出産・介護などによりキャリアの途中で一度退職する女性が多いことが理由のひとつでしょう。基本的に勤続年数や経験年数が多いほど給与は上がりやすく、管理職や役職に就く可能性も高まります。

【年齢別】理学療法士の平均年収

  平均給与 平均年間賞与 平均年収
20~24歳 24.5万円 35.2万円 329.2万円
25~29歳 26.3万円 63.5万円 379.1万円
30~34歳 28.8万円 69.4万円 415.0万円
35~39歳 30.2万円 75.7万円 438.1万円
40~44歳 33.2万円 88.8万円 487.2万円
45~49歳 35.3万円 91.8万円 515.4万円
50~54歳 36.6万円 100.5万円 539.7万円
55~59歳 38.1万円 117.3万円 574.5万円
60~64歳 35.2万円 57.3万円 479.7万円
65~69歳 25.8万円 47.3万円 356.9万円
70歳~ 27.2万円 3.2万円 329.6万円

※データは理学療法士の他に作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む
(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)

理学療法士の平均年収は、定年とされる60歳に至るまで、基本的に年齢が上がるにつれて上昇する傾向にあります。特に、役職や管理職に就くなど施設内でのステップアップが起きやすい、20代後半と40代前半は上昇率も高いです。理学療法士の資格自体に年齢制限はないものの、60歳~65歳を定年と定めている施設が多いため、60歳以降の給与は比較的落ち着いています。

【経験年数別】理学療法士の平均年収

  平均給与 平均年間賞与 平均年収
1年未満 23.4万円 4.6万円 285.4万円
1~4年 25.0万円 59.0万円 359.0万円
5~9年 26.8万円 68.7万円 390.3万円
10~14年 29.2万円 77.4万円 427.8万円
15年~ 34.4万円 97.9万円 510.7万円

※データは理学療法士の他に作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む
(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)

理学療法士の平均初任給は、約23.4万円です。大卒全体の平均初任給21.0万円(厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」)と比較すると、2万円ほど高いことが分かります。

さらに理学療法士は基本的に経験年数によって給与や賞与額が上がる職種です。特に勤続15年以上のベテランは、管理職や役職に就く割合が増え、経験給・能力給などの手当てがつくケースも多いので、給与、年収ともにかなり高水準であることが分かるでしょう。

【施設規模別】理学療法士の平均年収

  平均給与 平均年間賞与 平均年収
1,000人以上 31.4万円 85.5万円 462.3万円
100~999人 29.1万円 69.9万円 419.1万円
10~99人 29.4万円 60.8万円 413.6万円

※データは理学療法士の他に作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を含む
(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)

理学療法士の年収は、施設規模が大きくなればなるほど年収が上がる傾向にあります。
これは大きな施設ほど、受け入れる患者や利用者の数が増え、症例の幅も広がることが理由と考えられます。ただし、その分高いスキルが求められると考えて間違いないでしょう。

一方、平均月給で見ると100人~999人の規模より10人~99人の方が高いことが分かります。これは、規模が小さく職員数が少ない施設だと、その分一人あたりの業務量が増えることが理由と考えられます。

理学療法士が年収アップを目指す方法

比較的、安定した収入を得られる理学療法士ですが、さらに年収アップを目指す方法はあるのでしょうか。ここでは勤続すること以外で、年収を増やす方法についてご紹介します。

資格を取得する

医療・介護関連の資格取得を目指すことで、収入アップを見込める可能性があります。
理学療法士は医療や福祉の現場においてさまざまな専門職と連携しながら業務を行います。

よりよいサービスを届けるためには、理学療法の専門知識だけではなく、医療・介護などの幅広い知識が欠かせません。資格を取得し、業務に役立つ知識やスキルを身につけることで信頼が高まり、資格手当がもらえるだけでなく、昇進に繋がる可能性も上がるでしょう。

転職の際にも、より待遇の良い勤務先を見つけられるはずです。

副業する

勤務先で禁止されていなければ、理学療法士は副業することが可能です。理学療法やリハビリの知識・スキルを活かした副業に挑戦してみましょう。介護施設や訪問介護のスタッフとしての短時間勤務や、スポーツの分野でトレーナーとして働くという選択肢もあります。
ただし、体力的にきつくなり、本業に影響が出てしまっては本末転倒です。自分の体力やプライベートの時間の確保も考えた上で、慎重に選びましょう。

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理学療法士の専門知識を活かせる勤務先で納得いく給与を得よう

理学療法士は、介護・医療業界の中では、比較的高水準な給与を得られる専門職です。勤務先の規模や継続・経験年数などで収入は変化するので、今の給与に満足できていない場合は、転職すべきか、このまま勤続すべきかよく考えてみましょう。
専門知識が欠かせない理学療法士は、資格の取得や副業で収入を増やすこともできます。自分に合った方法で無理なく、納得のいく給与を得られるよう考えてみましょう。

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