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キャリアを熟考した転職活動、主任介護支援専門員取得に向けたご決断

キャリアを熟考した転職活動、主任介護支援専門員取得に向けたご決断

キャリアアップを模索していたT様は、5社の人材紹介会社が提案した数ある求人から、ベネッセキャリオスがご紹介した地域包括支援センターへの入職を決断されました。
その経緯やポイントを、担当キャリアアドバイザーのコメントと共にご紹介します。

≪アドバイザーに転職相談する(無料)≫

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▲T様(50代後半・男性)

■転職前
特別養護老人ホーム ケアマネジャー
■転職後
地域包括支援センター ケアマネジャー
■転職のポイント
①主任ケアマネジャーを目指して、幅広くケアマネジャーとしての経験を積めるか
②ご指導いただけて、スキルアップしやすい環境かどうか
③施設ケアマネで稼いでいた給与を維持できるか

 

介護業界へ転身!50代の生活を見据えて介護支援専門員の資格を取得

T様の転職歴

Q:介護のお仕事を始めたきっかけを教えてください。
A:40代になり、将来性がある仕事をしたいと思ったことがきっかけです。

以前は飲食店や人材派遣会社で働いていましたが、将来的なことを考えて転職することにしました。介護のお仕事を選んだのは、年齢に関わらず長くやれる仕事であり、接客業で培ったスキルも活かせると思ったからです。

Q:介護業界では、どのようなキャリアを積んできましたか?
A:介護職に転職して、デイサービスの生活相談員からスタートしました。

最初の職場では生活相談員として勤務していましたが、デイサービスはお元気な方が多く、身体介護の経験が積めないと思い「一度施設で働いてみたい」と、特養の介護職に転職しました。
その後、居宅の現場も知りたいと思うようになり、訪問介護員へ転職し、重度障害の方の介護なども担当しました。

Q:介護支援専門員の資格を取ろうと思った理由を教えてください。
A:夜勤が体力的に厳しく、先々を見据えて資格を取ろうと思いました。

特養や訪問介護では、夜勤含めたフルタイムのシフトに入っていましたが、年齢と共に夜勤がネックになってきました。一方で、介護職を続けていくなら夜勤をやらないと給料面が厳しい。

そこで、先々を見て介護支援専門員の資格を取りました。ただ、当時勤めていた事業所では新たにケアマネを増やす予定がなかったので、転職をすることにしました。

ケアマネジャーとしてキャリアアップするため、転職を決意

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Q:初めてのケアマネジャー業務はどうでしたか?
A:引継ぎもあり、業務の習得で苦労することは少なかったです。

ケアマネジャーとして初めての職場は、特養の施設ケアマネでした。業務を習得できるか不安もありましたが、引き継ぎをしっかりとしていただけたので、そこはあまり苦労しませんでした。

大変だったのは、100床近い施設の利用者さんの顔と名前を覚えることですかね(笑)。少し時間がかかりましたが、こまめにお部屋に行ったり、ヘルプで介護業務に入ったり、信頼関係を築きながら覚えていくよう心がけました。

Q:特養の施設ケアマネから転職しようと思った理由を教えてください。
A:ケアマネジャーとしてステップアップしていきたいと思ったからです。

介護支援専門員の資格取得後、社会福祉士の資格も取得できたことを機に、ケアマネジャーとして仕事の幅を広げていきたいと思うようになりました。

施設は居宅介護支援事業所(以下、居宅)に比べて利用する介護サービスの幅が狭いため、介護保険の知識が身に付きにくく、前職では徐々に介護職のヘルプに入る時間が増えていたこともあり、ケアマネジャーとしての研鑽が十分にできていないと感じるようになってきました。
介護業務が嫌だったわけではありませんが、スキルを磨くには難しい環境だと思ったのです。

そのため、居宅や包括センターなど、施設ケアマネ以外のケアマネジャーへの転職を考えるようになりました。

紹介会社5社の転職サポートサービスの質の違い

Q:転職活動はどのように進めましたか?
A:まずは求人サイトに登録して、紹介会社の転職サポートサービスも並行して利用しました。

自分で求人検索をしたり、紹介会社から提案いただく求人を見たり、情報を比較検討して転職活動を進めていました。

自分で応募して選考に進んだところもありますし、紹介いただいて面接に行ったところもあります。転職サポートサービスは、全部で5社の紹介会社を利用しました。

Q:利用した5社の転職サポートサービスは役に立ちましたか?
A:はい、役に立ちました。ただ、会社によってサービスの質に差があるなと思いました。

正直、「紹介会社を通すことにあまり価値を感じられない」と思うことがあったのは事実です。
具体的には、自分で検索できる範囲の情報ばかりで、すでに知っている求人を多く紹介されました。勤務後の時間を割いて面接に行ってみたら、「若手の方を探しています」と言われて短時間で終わってしまい、応募先も自分もお互いに時間を無駄にしたなと感じたこともあります。

その中で、Oさん(ベネッセキャリオス・担当キャリアアドバイザー)はとても良く対応してくれました。

転職サポートサービスの比較(表)

Q:Oアドバイザー(ベネッセキャリオス)の対応は、どういった点が良かったのでしょうか?
A:しっかり情報をすり合わせた上で、自力では探せない求人を紹介してくれました。

私は転職先を探す際、「施設以外のケアマネを経験したい」「収入面を大きく落とさない職場を探したい」といった希望を持っていました。
前職では施設ケアマネで夜勤もしていましたので、収入面の条件は厳しかったと思いますが、Oアドバイザーはこれらの希望をしっかり把握した上で、自力では探せない求人を提案してくれました。提案の対応スピードも早かったです。

他の紹介会社で設定いただいた面接では、当日まで職場や面接官の雰囲気が全くわからないということもありましたが、Oさんは面接にあたり、事前情報もこまやかに伝えてくれました。

自分では知りえない情報を提供してくださる点が、安心感や信頼感につながり、転職サポートサービスの利用価値だと感じました。

担当キャリアアドバイザーの解説

キャリアアドバイザー①

T様は大変謙虚な方で、大切な転職軸以外には、ご自身のご希望を強く主張されませんでした。市場としてケアマネジャーが不足しておりますので、T様へオファーをくださる転職先は多くございました。だからこそT様のキャリアにとって最善となる転職先はどこなのか、徹底して対話を行いました。後に「Oさんはスパルタだった」と冗談で言われましたが(笑)。

市場では必要とされる職種でありながらも、介護支援専門員の資格を取得しても、待遇面で夜勤ありの介護職を選ばれる方など、ケアマネジャーとしてのキャリアを諦める方も少なくなく、業界のケアマネジャー不足は社会問題だと危機感を持っております。
だからこそ、徹底してT様と法人様にとってのwin-winの接点を探り、T様の満足行くキャリアアップの架け橋となったこと、社会貢献に寄与できたことを心より嬉しく思います。

居宅か包括センターか?転職先の決め手

Q:今回の転職先を選んだ決め手は何でしたか?
A:内定をいただいた2社で迷いましたが、よりスキルアップにつながる方を選びました。

今回、Oアドバイザーに紹介してもらった居宅と包括センターの2社から内定をいただきました。
株式会社で給料の高い居宅か、社会福祉法人の包括センターか。どちらに入社するか迷いましたが、最終的には「今後のキャリアアップにつながること」を重視して、包括センターを選びました。

決め手としては2つあります。
一つは、面接で上司に当たる方が熱心に対応してくださって、働きながらケアマネ業務を極められる環境だと感じたことです。
もう一つは、前職からつながりのあるケアマネの先輩から「勉強するなら包括センターの方がいいと思う」と背中を押してもらったことも、決断の助けになりました。

ケアマネジャーの転職は、自分に合う進路を選ぶことが大事

Q:転職を考えているケアマネジャーの方へ、アドバイスをお願いします。
A:今後目指す方向性に合った職場を選ぶと良いと思います。

ケアマネ業務が未経験なら、居宅で幅広い介護サービスを勉強していくのもいいし、施設で利用者さんとの関わりを持ちながら勉強していくのも良いと思います。
ケアマネジャーとしてのスキルを極めたいのか、今まで培った介護技術を維持して、現場に立ちながらケアマネジャーの経験を積んでいきたいのか。昇進を目指す人もいると思いますし、年齢を重ねたとき、より多くの選択肢を確保するためには、資格を取って経験を積んでおくことも大切です。

それぞれ目指す方向性に適した進路があると思いますので、目標やキャリアプランを整理して、自分に合う職場を選ぶと良いのではないでしょうか。

担当キャリアアドバイザーより

キャリアアドバイザー②

今回T様は、弊社を通して内定を勝ち取った2社で、どちらも就業イメージが湧くと仰っていただきました。どちらもT様に取って明るい未来であったが故に、最後の選択を悩まれていました。最後はご自身が、よりありたい未来を叶える可能性の高いご転職先を選択されました。

私は、転職とは「より幸せな人生にするために」するものだと思っております。そのためにグループ会社(ベネッセスタイルケア)の事業理念である「その方らしさに、深く寄りそう」という考え方が、弊社の転職支援にも共通する理念だと思っております。

今回の転職支援では、T様の良さがどのようにしたらお相手に伝わるのか、T様にとってどのような未来が望ましいのかを一緒に作り上げていく活動で、たくさんの時間を共にさせていただきました。振り返ってみれば、私がT様に寄り添ったつもりでいましたが、T様が私に最後まで向き合ってくださったのだなと感じることが多く、この場を借りて心より感謝申し上げます。

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著者:介護求人ナビ編集部

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