キープリスト

一覧を見る

キープリストに登録されている求人はありません。

有料老人ホームからグループホームに転職!自分らしいポジションで働く

有料老人ホームからグループホームに転職!自分らしいポジションで働く

祖母の介護を担うことになり、通いやすい職場を探し始めたKさん。有料老人ホームから今のグループホームに転職して、現在14年目を迎えました。

picture

▲Kさん(40代前半・女性)

【前職:有料老人ホーム・介護職】
・勤続年数 4年(正職員)
・給料 月22万円(ボーナスあり)
・勤務 9:00~18:00(日勤の場合)、夜勤月9回、月9日休
【現職:グループホーム・介護職、計画作成担当者】
・勤続年数 14年(正職員)
・給料 月25万円(ボーナスあり)
・勤務 7:00~16:00(早番の場合)、夜勤月6~7回、月9日休
【転職歴】
製造業→事務職→有料老人ホーム①→有料老人ホーム②(前職)→グループホーム(現職)

≪介護職・ヘルパーの求人を探す≫

座りっぱなしの事務職より身体を動かす介護の仕事がしたい

モチベーショングラフ

Q 介護職になろうと思ったきっかけは?
A 事務職が肌に合わず、これから伸びそうな介護業界に転職しようと思いました。

高校を卒業し、製造業で働いた後、少しの間事務職をしていました。でも、クレーム対応や伝票処理ばかりの毎日で、私には向いていなかったです。ずっと座って仕事をするのが苦手で、「身体は疲れても、動いているほうが働いている実感がある」と思うタイプでした。

仕事を変えようと思ったときに、真っ先に浮かんだのが介護の仕事です。私は祖母が好きでしたし、お年寄りのために働くのはまったく苦になりません。それに、高齢化が進むのだから、仕事はこの先もたくさんあるはず。介護業界なら生活に困ることはないだろうと思いました。

それからハローワークの職業訓練校でヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修に相当)を取得し、そのときの研修先だった有料老人ホームに就職しました。

担当する業務領域が広すぎてパンク状態

Q 初めて就職した有料老人ホームの仕事はどうでしたか?
A 看護師さんがいて何でも聞ける一方、業務の幅が広すぎる……。

職業訓練校では介護技術の基本中の基本を教わりましたが、いざ就職すると、それだけでは対応できませんでした。本当に幅広い業務を課せられる職場で、臨機応変にこなす力がないと難しかったです。中でも大変だったのは、普通看護師がやるような業務も介護士がやるのがそこの老人ホームの常識だったこと。「専門の資格がないのにいいのかな……」と、不安になる場面も多々ありました。

そういった環境でパンク状態になり、身体も疲れ、2年たったときに「ほかの施設も見てみたい」と考えるように。いろいろ探していると、職業訓練校時代の仲間が自分の働いている有料老人ホームを紹介してくれました。

そこでは医療的な仕事はなく、見学すると職員同士が和気あいあいとしていて、雰囲気もよかったです。自分の住まいからは遠かったですが、友人や姉が近くに住んでおり、台風などで電車が止まっても頼りにできると思ったので、そこに転職することに決めました。

家族介護のために再び転職

Q 転職した有料老人ホームではスムーズに仕事ができましたか?
A 最初の職場より安心して働けましたが、通勤距離を考えてまた転職することに。

最初の職場のように看護師の仕事の一端を担うこともなく、安心して仕事ができました。50床くらいある施設だったので、オムツ替えや食堂までの車椅子介助などは大変でしたが、利用者さんの体調変化があれば看護師が対応してくれますし、医療的なことも教えてもらえて助かりました。

ただ、大好きな祖母がだんだん年老いて、認知症気味になってきたんです。私が介護の仕事をしているので、親戚から相談を受けたり、祖母自身からも悩みを打ち明けられたりすることが多くなりました。でも祖母の家は勤務先から離れていたので、行くのも大変で……。

転職して3年くらいたったころ、祖母が体調を崩して入院することになりました。退院後は私が通院に付き添うことも多く、そうなると仕事にも影響が出てきます。

やっぱり家から近い職場のほうがラクだと痛感して、通勤しやすい転職先を探し始めました。すると、元同僚の方がたまたま自宅近くのグループホームに勤務していて、「今、うちで募集があるよ」と教えてくれたんです。渡りに船とばかりに面接に行くと、私のキャリアを買って「ぜひ来てほしい」と言ってくれました。家から自転車で10分ととても近かったのも幸いして、転職を決めました。

有料老人ホームとグループホームのスタンスの違いを実感

Q 有料老人ホームからグループホームへの転職はどうでしたか?
A 同じ介護職なのに仕事の仕方がまったく違って、慣れるのに2年ほどかかりました。

規模の大きい有料老人ホームからワンユニット9名のグループホームに転職したので、働く環境が全然違いました。トイレ誘導や食事、入浴介助などの基本業務は人数が少ない分かなりラクで、「こんなに早く終わってしまっていいのかな」と思うほど。

また、ワンフロアで有料老人ホームより面積が狭いので、物理的に利用者さんとの距離が近く、心理的な距離も近くなります。それまで勤めてきた有料老人ホームでは、介護士が一歩下がってサービスをするような感じでしたが、ここでは利用者さんと対等というか、「一緒に生活をしている」感覚です。有料老人ホームでの関係性がしみついていたので、そこに慣れるのにも2年くらいかかりました。

でも、慣れてきたら「私はグループホームのほうが合っているな」と思えました。利用者さんと一緒に生活を楽しみ、1日笑って過ごせるようにサポートするのが性に合っていると感じます。お一人おひとりができるだけ今の健康状態を維持できるよう、タオルをたたんだり食器を片付けたりという日常の動作を一緒にやって、うまくできない方にも「もうちょっとがんばってみませんか?」と励ましながら向き合っています。

それに、グループホームではいつもすぐ近くに利用者さんがいるので、体調や気持ちの変化もよくわかります。9名体制で必ず全員の方と顔を合わせますし、利用者さんも私たちを頼りにしてくれる。「隣の部屋の人がうるさいのよ」なんて言われると、ベッドの位置を変えて対処するなど、きめ細かく対応しやすいのもグループホームならではだと思います。

    

施設長にはならずあえて「リーダー止まり」に

Q 今の職場でキャリアアップを目指す予定はありますか?
A 施設長にはならず、現場で利用者さんと向き合っていたいです。

うちの法人は、若くても自分が希望すれば施設長を目指せる風通しのよさがあります。実際、私がいるグループホームの施設長も30代前半です。
でも、私は施設長になるつもりはありません。キャリアアップにはあまり関心がなく、現場で働くことが一番楽しいと思うタイプです。それに、施設長になると業務が多岐にわたり、事務仕事も多くなります。そうなると自分がキャパオーバーになることもわかっていますし、利用者さんと関わることに集中していたいな、と思います。

とはいえ介護の経験年数も長いので、本部からは「若手を育ててほしい」と要望されます。そこで、リーダーの立場からさりげなく施設長をもり立てることを心がけています。利用者さんの体調変化や医療との連携のタイミング、ケアの仕方、施設内の環境面など、施設長が気づいていないところをサポートする。そんな役目が私には合っていると思いますね。

自分らしい働き方を大事にすると長く勤務できる

Q 勤続14年。長くひとつの法人で働き続けるコツは?
A 自分に合う働き方を見極めることだと思います。

自分のちょうどいい働き方ってあると思うんです。キャリアアップの道が大事な人もいるし、私のように現場の仕事を自分のペースで続けるほうがいい人もいますよね。長く働き続けるには、その働き方が自分に合っているのか・いないのかを見極めることが大事なんじゃないかと思います。歴代の若手の施設長の中には、意気込みはあっても業務に対応しきれず、心身ともに疲れ果てて辞めていく人もいました。

私は現場の介護の仕事なら業務が多くても大丈夫ですが、事務仕事や上司との駆け引きが多くなってくるとつらくなる。そんな自分の特質を見極めて、自分を追い詰めずに働くペースを維持しています。

時には仕事を辞めたいと思うこともあるけれど、そんなときこそ「利用者さんと楽しもう!」という開き直りも大事かもしれません。利用者さんが笑うツボを探りながら、一緒にカラオケをしたり、イベントを楽しんだり。相手が「もういいわよ!」と怒っているときも、とことん真剣に向き合って、ちゃんと話す。そんな働き方が自分には合っていると思います。

介護・福祉・医療業界で転職するなら
介護求人ナビでお仕事を探してみませんか?

\あなたに合う職場を探せる/
【注目記事】
「試して転職」とは?サービス内容と利用方法を紹介
気になる職場を単発バイトで試してから応募できる!そんな転職方法をご紹介します。
著者:三輪 泉

著者:三輪 泉

社会福祉士、介護職員初任者研修、福祉住環境コーディネーター2級。
幅広くライターとして活動中、親の介護を機に2012年に社会福祉士国家資格を取得。以後、法定成年後見人として支援が必要な方の財産管理や身上監護も行う。
現在は介護、医療、教育、子育て、食などのテーマを中心にWEB・雑誌・書籍などの記事執筆を多数担当。

著者:三輪 泉

著者:三輪 泉

社会福祉士、介護職員初任者研修、福祉住環境コーディネーター2級。
幅広くライターとして活動中、親の介護を機に2012年に社会福祉士国家資格を取得。以後、法定成年後見人として支援が必要な方の財産管理や身上監護も行う。
現在は介護、医療、教育、子育て、食などのテーマを中心にWEB・雑誌・書籍などの記事執筆を多数担当。

関連記事

この記事も読まれています!

介護求人ナビ

介護求人ナビは全国の介護・福祉・医療の求人を掲載している業界最大級の転職サイトです。
介護職・ヘルパーはもちろん、ケアマネジャーやサービス提供責任者など介護に関わる様々な職種を対象に、全国の介護施設・介護事業所の正社員、パート・アルバイトの求人を掲載中。
希望の勤務地、雇用形態、サービス・施設形態、休日、待遇、アクセス、資格、経験などこだわりの条件からあなたにぴったりのお仕事が探せます。転職支援サービスに登録すると、専門のキャリアアドバイザーから求人の紹介、履歴書の添削、面接のサポートを受けることもできます。
介護・福祉・医療業界の転職、就職、パート・アルバイト先探しに、ぜひ介護求人ナビをご活用ください。

新着記事

介護求人ナビ

介護求人ナビは全国の介護・福祉・医療の求人を掲載している業界最大級の転職サイトです。
介護職・ヘルパーはもちろん、ケアマネジャーやサービス提供責任者など介護に関わる様々な職種を対象に、全国の介護施設・介護事業所の正社員、パート・アルバイトの求人を掲載中。
希望の勤務地、雇用形態、サービス・施設形態、休日、待遇、アクセス、資格、経験などこだわりの条件からあなたにぴったりのお仕事が探せます。転職支援サービスに登録すると、専門のキャリアアドバイザーから求人の紹介、履歴書の添削、面接のサポートを受けることもできます。
介護・福祉・医療業界の転職、就職、パート・アルバイト先探しに、ぜひ介護求人ナビをご活用ください。