転職活動で応募先から内定をもらったら、できるだけ速やかに承諾の意思を伝えたいところです。しかし、いざ返事をしようとすると「電話とメールどっちが正解?」「どう伝えればいい?」と迷う方も多いでしょう。本記事では、内定を承諾する際の基本マナーに加えて、シチュエーション別の例文もご紹介します。
目次
■ 内定を承諾する際のマナーと注意点
■ 内定承諾メールの件名・本文の書き方
■ 内定承諾メールの例文【5パターン】
・シンプルに内定を承諾する場合
・入社日の希望を合わせて伝える場合
・提出書類を添付する場合
・内定保留後に改めて承諾する場合
・エージェント宛てに返信する場合
■ 内定承諾メールに関するよくあるQ&A
・内定承諾はメールと電話どちらが適切?
・内定を保留したい場合はどうする?
・内定承諾メールの返信に返信は必要?
・内定承諾メールを送ったあとの流れは?
■ 適切な返答で入社までの流れをスムーズに
内定を承諾する際は、社会人として適切なマナーや注意点を理解したうえで、入社の意思を伝えることが大切です。
これから一緒に働く相手との信頼関係を築くためにも、以下のポイントを押さえて返答するとよいでしょう。
内定承諾の意思を伝えるときは、企業側の連絡手段に合わせるのが基本です。電話には電話で、メールにはメールで返事をすれば問題ありません。
ただし「重要な確認事項がある」「早急に連絡を取らなければいけない」など、確実に担当者と話す必要がある場合は、電話で連絡したほうがよいでしょう。
転職エージェント経由で内定連絡を受けた場合も、基本的な考え方は変わりません。
ただし、エージェントに返事をせず、直接企業に連絡するのはNG。まずはエージェントに返事をしてから、企業とのやりとりの進め方について確認しましょう。
内定の連絡を受けたら、できるだけ早めに意思表示をすることが大切です。目安としては、24時間以内の返答を心がけましょう。
応募先では、ほかの候補者の選考や入社手続きも並行して進めている場合があります。返答せずに内定を保留していると、企業側の採用スケジュールに影響を与えてしまうかもしれません。
そのため、担当者が意思確認に困らないよう、遅くとも2〜3営業日以内には連絡するようにしましょう。
すぐに内定承諾を決断できない場合は、返事が遅れる理由と、いつまでに回答するのかを明確に伝えることが重要です。
企業からの内定連絡には、書類の提出期限や入社日の確認、今後の手続き方法など、「内定」以外の重要な情報も記載されている場合があります。
内定承諾の意思表示をする際は、こうした連絡事項を漏れなく確認し、適切に対応することが重要です。
返答を急ぐあまり焦って読み飛ばしてしまうと、提出漏れや認識違いにつながることも。メールの内容は細部までしっかり確認したうえで、返信しましょう。
内定を承諾する前に、給与や勤務地、就業時間、試用期間の有無など、労働条件を必ず確認しましょう。
これらの情報は、メール本文や「労働条件通知書」などの書面に記載されている場合が多いです。
内容を確認せずに承諾すると、入社後に認識のズレが発覚し、早期退職につながってしまうこともあります。
条件が明示されていない場合は、労働条件を確認したい旨を丁寧に伝え、相違がないか確かめてから内定を承諾するとよいでしょう。
労働条件についてメールで確認する場合の例文は、以下の通りです。
株式会社□□
採用担当 △△様
お世話になっております。
4/1(月)に面接の機会をいただきました、介護 太郎です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ前向きにお受けしたいと考えております。
つきましては、最終的な意思決定にあたり、労働条件の詳細を改めて確認させていただきたく存じます。
労働条件通知書等の書面がございましたら、ご共有いただけますと幸いです。
ご多忙の折に恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
メールで内定承諾の意思を伝える際は、基本的なビジネスメールの型に沿って、件名と本文を作成しましょう。
内定承諾メールの基本構成は、以下の通りです。
1. 件名
2. 宛名
3. 冒頭の挨拶
4. 内定承諾の意思表示
5. 必要事項の確認や回答
6. 締めの挨拶
7. 署名
件名は、企業側が記載した内容を変更せず、「Re:○○」の形式でそのまま返信します。
本文では、選考結果へのお礼に加えて、入社後の意欲を伝えると好印象です。
また、誤字脱字には十分注意し、文章の読みやすさにも配慮しましょう。感謝や意欲も長々とは書かず、用件が簡潔に伝わるようまとめることが大切です。
応募先から指定された提出書類がある場合は、添付漏れがないかよく確認してから送信してください。
ここでは、内定承諾メールの具体的な例文を、5つのパターン別に紹介します。
なお、メールではなく求人サイトのチャット機能などでやりとりするケースもありますが、記載すべき内容は基本的に変わりません。
ご自身の状況に近い例文を参考にしてください。
労働条件を確認したうえで特に疑問がなく、内定承諾の意思のみを伝えたい場合の返信例は、以下の通りです。
件名
Re:(企業から届いた文言を残す)
株式会社□□
採用担当 △△様
お世話になっております。
4/1(月)に面接の機会をいただきました、介護 太郎です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ貴社からの内定をお受けしたく存じます。
あわせて、ご提示いただいた労働条件についても確認いたしました。
入社後は一日も早く貢献できるよう、精一杯努めてまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
介護 太郎
〒000-1111
□□県□□市□□1234-5678
電話:090-0000-0000
メールアドレス:xxxx@xx.xx
特に質問などがない場合は、内定承諾の意思を簡潔かつ明確に伝えましょう。
そのうえで、選考に対するお礼と入社後の意欲を一文添えると、丁寧で前向きな印象につながります。
企業からの内定連絡に「入社可能な日を教えてください」などと記載されていた場合、返信例は以下の通りです。
件名
Re:(企業から届いた文言を残す)
株式会社□□
採用担当 △△様
お世話になっております。
4/1(月)に面接の機会をいただきました、介護 太郎です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ貴社からの内定をお受けしたく存じます。
入社日については、〇月〇日をもって現職を退職予定のため、〇月〇日から勤務可能でございます。
具体的な日程については、貴社のご都合に合わせて調整させていただけますと幸いです。
ご確認のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
介護 太郎
〒000-1111
□□県□□市□□1234-5678
電話:090-0000-0000
メールアドレス:xxxx@xx.xx
内定承諾の意思をしっかり示しつつ、具体的に入社可能な日程を伝えましょう。
その際、「ご都合に合わせて調整いたします」といった一文を添えると、自己都合の押し付けにならない配慮が伝わります。
内定承諾の際、企業によっては、内定承諾書や誓約書など、書類の提出を求められる場合があります。その場合の返信例は、以下の通りです。
件名
Re:(企業から届いた文言を残す)
株式会社□□
採用担当 △△様
お世話になっております。
4/1(月)に面接の機会をいただきました、介護 太郎です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひ貴社からの内定をお受けしたく存じます。
あわせて、ご指示いただいた書類を添付ファイルにて提出いたします。
ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
【添付書類】
・内定承諾書
・入社誓約書
万が一、書類に不備や不足がございましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
ご確認のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
介護 太郎
〒000-1111
□□県□□市□□1234-5678
電話:090-0000-0000
メールアドレス:xxxx@xx.xx
入社の意思を伝えつつ、書類を添付していることを本文中に明記しましょう。
メールを送信する際は、ファイルの添付ミスや抜け漏れがないかよく確認することが大切です。
他社の選考状況などとの兼ね合いで内定を保留していたものの、改めて入社の意思が固まったという場合、メールの例文は以下の通りです。
件名
内定承諾のご連絡/介護 太郎
株式会社□□
採用担当 △△様
大変お世話になっております。
〇〇職(中途採用)募集につきまして、
4/1(月)に内定のご連絡をいただきました、介護 太郎です。
先日は回答期限についてご配慮いただき、誠にありがとうございました。
改めて検討した結果、貴社からいただいた内定をお受けし、入社させていただきたいと考えております。
入社後は一日でも早く戦力となれるよう、精進してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
介護 太郎
〒000-1111
□□県□□市□□1234-5678
電話:090-0000-0000
メールアドレス:xxxx@xx.xx
内定保留について企業の了承を得ていた場合、その対応への感謝を述べたうえで、前向きな入社意思を示しましょう。
以下は、転職エージェント経由で応募し、エージェントから内定連絡を受けた場合の返信例です。
この場合、企業に直接連絡するのではなく、まずエージェントに内定承諾の意思を伝えます。
件名
Re:(エージェントから届いた文言を残す)
△△様
お世話になっております。
4/1(月)に、株式会社□□の採用面接を受けました、介護 太郎です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
謹んで今回の内定をお受けいたします。
つきましては、今後の企業への連絡方法や必要な手続きについて、ご教示いただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
介護 太郎
〒000-1111
□□県□□市□□1234-5678
電話:090-0000-0000
メールアドレス:xxxx@xx.xx
エージェントへの返信であっても、入社意思を明確に伝える点は同じです。
また、担当のエージェントと何度かやりとりを重ねていると、企業への連絡に比べて多少くだけた文面になることもあるかもしれません。
その場合でも、社会人として基本的なマナーを守り、感謝の気持ちを伝えることがポイントです。
応募先から内定の連絡を受けたあと、どう対応するのが正解か迷う方も多いでしょう。
ここでは、内定承諾に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
内定の連絡が電話できた場合は電話、メールで届いた場合はメールで返答するのが基本です。
電話の場合はリアルタイムで対応するため、声のトーンや言葉遣いに注意し、入社の意思を明確に伝えましょう。折り返す際は、企業の営業時間内に連絡するようにします。
メールの場合も、丁寧かつ簡潔に入社の意思を伝える点は同様です。送信する前に、誤字脱字や書類の添付漏れがないか、落ち着いて内容を確認するようにしましょう。
内定を保留したい場合は、採用担当者にその旨と理由、いつまでに回答するかを明確に伝え、保留が可能か確認します。
待ってもらえる期間は企業によって異なりますが、こちらから打診する目安としては、数日〜1週間程度が一般的です。
企業側の了承を得られたら、必ず期日を守って検討の結果を伝えましょう。
企業からの返信が「内定承諾の意思を確認しました」といった内容だけであれば、追加で返信する必要はありません。
もし返信するのであれば、「ご確認いただきありがとうございます。〇月〇日よりどうぞよろしくお願いいたします」など、簡潔にお礼を伝えるとよいでしょう。
内定承諾後は、事前に伝えた入社希望日や企業側のスケジュールをもとに、入社日の最終調整をします。
入社時に必要な書類や、初日の出勤時間・場所などもきちんと確認しておきましょう。
また、在職中の方は、現職の退職手続きも並行して進める必要があります。退職を申し出るタイミングや退職届の書き方については、以下の記事を参考にしてください。
応募先から内定の連絡をもらったら、マナーを守って速やかに内定承諾の意思を伝えましょう。
連絡手段は相手に合わせて、電話なら電話、メールならメールで返答するのが基本です。
メールで内定を承諾する際は、基本的なビジネスメールの構成に沿って、件名や本文を作成します。合わせて書類の提出などを求められる場合もあるため、連絡事項をきちんと確認し、漏れなく対応することが重要です。
適切に内定承諾の意思表示ができれば、応募先とのやりとりがスムーズに進み、安心して入社日を迎えられるでしょう。
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