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『アルツハイマー病 真実と終焉 "認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム』

2018年8月17日

■書名:アルツハイマー病 真実と終焉 ”認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム
■著者:デール・ブレデセン
■監修:白澤 卓二
■翻訳:山口 茜
■出版社:ソシム
■発行年月:2018年3月

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アルツハイマー病の原因を突き止める!話題の「リコード法」を解説した1冊

介護職として日々高齢者と接している人の中には、アルツハイマー病はかかったら治すことのできない恐ろしい病気だと思っている人も多いだろう。しかし、本書の表紙カバーには次のように書かれている。
「さようなら、アルツハイマー病。薬に頼らない治療と予防する時代へ。」
アルツハイマー病は、予防も治療も可能な病気であることを明言したコピーだ。

アルツハイマー病の原因は、脳に「アミロイドベータ」というべたついたタンパク質の塊が蓄積されるためと言われている。アルツハイマー病治療では、この「アミロイドベータ」を除去する治療のみが今までなされてきた。

本書の著者であるブレデセン博士らのグループは、さらに掘り下げた研究を重ね、脳は、「炎症」「栄養不足」「毒素」という3つの脅威にさらされると、それらに対する「防御反応」としてアミロイドベータが蓄積されることを突き止めた。

「炎症」「栄養不足」「毒素」の3つの脅威を取り除くための治療法が、本書で紹介されている“リコード法”だ。
早期なら9割が回復するという結果を2014年に医学雑誌に発表。2017年12月現在、少なくても500人以上の患者がリコード法を実践し、効果が認められているという。

本書は、アルツハイマー病のメカニズム・タイプや検査方法、治療・予防となる“リコード法”の解説と実践例、困った時のQ&Aなどが詳しく掲載されている。

脳を正常な状態から悪い方向に向かわせる要因が36も挙げられており、著者はそれを36個の穴の空いた屋根に例えている。36個の穴のうち1つだけを塞いでも、雨漏りは止まらないということだ。
1種類の薬による治療だけでは病気の進行を止めることはできず、アルツハイマー病が治らなかった理由がこのように説明されている。
アルツハイマー病というものが得体の知れない病気ではなく、医学的に説明されていて腑に落ちる。

第4章「アルツハイマー病になる方法」では、アルツハイマー病を招く生活スタイルが、朝起きてから夜寝るまで事細かに具体的に紹介されている。読んでいて当てはまることが多く、ゾクッとさせられる。
医学的・専門的な内容も多く、すぐに理解できないかもしれないが、監修者や翻訳者による解説や本編の概要の一覧表も載っていて、理解の助けとなっている。

翻訳者の山口さんによれば、ブレデセン博士は30年以上に及ぶ自身の研究成果を、医学界だけではなく、患者やその家族をはじめとする一般読者にも知ってもらうために本書を書いたという。

<私たちの研究から言えることはこうだ。誰もアルツハイマー病で死んではならない。もう一度言わせてもらう。誰1人として、アルツハイマー病で死んではならない。
これを実現させるには、医師だけでなく患者も、20世紀の医学から21世紀の医学へアップデートして生活し、自分たちの認知機能と健康全般について、予防する必要がある。>

アルツハイマー病に立ち向かうのは、医師だけではなく、本人や支える家族の意識改革も必要だという。アルツハイマー病のような慢性疾患は、発症以前からの予防が大切だということも本書は教えてくれる。
備えあれば患いなし。自分の健康は自分で意識的に守っていくことが、これからは強く求められるようになっていくのだろう。

介護の現場で、アルツハイマー病を患っている方と接する機会がある人は多いだろう。“リコード法”そのものを実践することは難しくても、アルツハイマー病の正体を知ることで、生活様式や環境を改善することはできそうだ。
よりよい介護をめざして本書の一読をお薦めしたい。

 

著者プロフィール

デール・ブレデセン(Dale E. Bredesen)
アルツハイマー病などの神経変性疾患の世界的権威。カリフォルニア工科大学の卒業後、デューク大学メディカルセンターでMDを取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)で神経学のチーフ・レジデントを務めた後、ノーベル賞受賞者のスタンリー・B・プルシナー博士に師事し、プリオンとアルツハイマー病の関連性について多くの研究を行う。UCSF、UCLA、カリフォルニア大学サンディエゴ校で教職を歴任。バーナム研究所にて高齢化プログラムを指導後、1998年、加齢専門研究所であるBuck Instituteの創業時社長兼最高経営責任者(CEO)に迎えられる。「リコード法」の教育・普及を行うMPI Cognitionを創立、最高医療責任者を務める。

 

監修者プロフィール

白澤 卓二(しらさわ・たくじ)さん
医学博士。白澤抗加齢医学研究所所長。お茶の水健康長寿クリニック院長。1958年神奈川県生まれ。1982年千葉大学医学部卒業後、同大大学院医学研究科博士課程修了。東京都老人総合研究所病理部門研究員、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーなどを経て、2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医講座教授。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー型認知症の分子生物学など。日本ファンクショナルダイエット協会理事長、米国ミシガン大学医学部神経学客員教授など。

 

翻訳者プロフィール

山口 茜(やまぐち・あかね)さん
医学ジャーナリスト。日本医学ジャーナリスト協会会員。プサラ研究所所長。株式会社プサラ・インスティテュート代表取締役。医師専門の医学新聞社に勤務し、これまで約20年間にわたり世界20か国以上で取材活動を展開、取材した医師は2000人を超える。2013年に医学新聞社を退社後、2014年株式会社プサラ・インスティテュートを設立、「医学をわかりやすく」をモットーとした「プサラ研究所」として、高度な医療情報を医師や専門家だけでなく一般にもわかりやすく伝えている。

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