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介護福祉士マンガ家が綴る、介護現場の苦笑・爆笑エピソード!

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介護漫画17 ★ 入居者だって、楽しみたい!?

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介護現場で働く力がアップ

『アラフィフでヘルパーはじめました』

2019年2月22日


■書名:アラフィフでヘルパーはじめました
■著者:ゆる ゆらり
■出版社:KADOKAWA
■発行年月:2017年9月

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主婦からヘルパーに転身!アラフィフおかんの笑いあり涙ありの介護奮闘記

専業主婦になって20余年。子育ても終わった。
同居している姑は、休みごとに近所に住む義妹の息子を呼び寄せ、泊まらせ、世話はすべて嫁に任せる。
「私はついてへんねん!結婚した人は、ええ人やったけど、姑と小姑が!!このまま、不満だらけのまま人生終わるんやわ…」
募る不満を夫にぶつけると「外に出て働いてみれば」という思いがけない返答が。
しぶしぶ就職活動を始め、資格なしOKのヘルパーとなる――。

著者の「ゆる ゆらり」さんは、こんな経緯で介護の仕事と出会った。
当初は障がい児の放課後等デイサービスの支援員だったのが、高齢者デイサービスのレクリエーションの応援を頼まれたのをきっかけに、高齢者介護の道を歩み出す。

初めのころは、やることの多さに目が回り、先輩にしごかれ、出勤前にはストレスで腹痛に見舞われる日々だった。
ところが、やがて介護の仕事が楽しくなった著者は、介護職員初任者研修を受講し、介護福祉士の資格も取得。

介護職になるまでの経緯やデイサービスでの利用者や利用者家族の方々との出来事、姑や自身の両親の介護、家族との絆を4コママンガでブログに掲載。それを一冊にまとめたのが本書だ。

“おかん”(作中での著者自身のこと)が働くのは、1日の利用者が20人程度の中規模高齢者デイサービス。朝のお迎え、入浴介助、昼食、おやつ、レクリエーション、夕方の送りといった場面での出来事が紹介されている。
そのエピソードを彩るのは、次のような個性豊かな利用者の方々だ。

・入浴後の化粧直しが入念なご婦人
・自宅へ送った際、スタッフの姿が見えなくなるまで立っていてくれるジェントルマン
・「現場の進み具合はどうだ?」とスタッフにいつも聞いてくる建設現場監督だった認知症の男性
・若い頃はモガ(モダン・ガール)だったのではないかと思わせる女子力ハンパない95歳のレディ
・イケメンの担当ケアマネジャーさんが来る日はいつにも増してオシャレになる女性
・来るたびに女性利用者をナンパするジゴロな男性

読んでいて「いるいる、こんな人!」と思い当たること間違いなしだ。このような利用者さんと触れ合う中で、“おかん”はこう思う。

<私が、この本で特にお伝えしたいのは、「変わりゆく介護」です。
介護職=お世話係ってイメージありませんか。
私もそうだったのですが、現場に立ち、介護を勉強するうち認識がかわりました。
一人一人個性豊かな利用者様。認知症の方も含め、多くの方々が「誰かの役に立ちたい」と考えておられます。認知症も、障がいも、高齢も全てを、その方から奪う事はできません。
その方の「生きる力」を引き出し、その方が主役の人生を全うするお手伝いをする事が、私達の任務です。
誰もが避けて通れない介護の道・・・この本が少しだけ明るく照らせたら・・・そう願いつつ、ヘルパーおかんは今日もゆく!です。>

歩行困難で介助が必要なのに、すれ違ったスタッフがスティックのりを落とすと、ふらつきながらも拾おうとする方。
若年性認知症で失ったものも多いが、明るい笑顔と相手を幸せにする言葉でスタッフを和ませてくれる美人の利用者さん。
ご自身がふらついて介助が必要なのに、そのサポートは拒み、でも傍らにいる人の介助をしようとする方。

支援される側になっても「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちを受け止め、どこかで誰かの支えになっていることを感じながらその人らしい毎日が送れるようにサポートすることが、介護職の仕事であることを、本書は教えてくれる。

マンガの中の“おかん”は、利用者の家族の方々へも温かいまなざしを向ける。
利用者の帰宅をいつも迎えてくれるご主人がなかなか家から出てこず、呼び鈴を押すと、あわてて出てきたその顔に疲れを見て、「優しさだけでは、老々介護はあまりに過酷だ」と感じたことも。
また、迎えに行っても、ぶっきらぼうな態度で送り出す旦那さんが、実はゴミ捨て場に先回りして、送迎車が見えなくなるまで見送ってくれている、という利用者さん夫婦の絆も明かしている。

“おかん”自身も、同居している姑の膝の手術と、実家の父親の頸動脈狭窄症の手術が重なって走り回り、親が老いるとはこういうことだと実感する。夫や息子、娘のさりげない言葉や行動に家族の絆を感じるエピソードにも心が温まる。

人は死ぬまでその人らしく生きることが大切で、介護はそのお手伝いをする仕事であること。
人は周りにいる人たちと関わりを持ち、そこから双方が生きる糧となる何かを得ていること。
そんなことを改めて教えてくれる本書は、大変な仕事を終えたあとに飲む清涼飲料水のようにさわやかな印象を受けた。

 

著者プロフィール

ゆる ゆらり さん
アラフィフの主婦であり、マンガ家でもある介護士。ブログ「ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦のハローワーク。」を運営中。高齢者介護、放課後児童福祉デイサービスのヘルパーとして活動しつつ、マンガ家としても活躍中。デイサービスでの日々の出来事をあたたかみのあるマンガにして、2013年から配信中。

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