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現場にあると嬉しい実用本

『認知症plus転倒予防 せん妄・排泄障害を含めた包括的ケア』

2019年10月18日

■書名:認知症plus転倒予防 せん妄・排泄障害を含めた包括的ケア
■編集者:鈴木 みずえ
■発行元:日本看護協会出版
■発行年月:2019年3月

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「転倒」「せん妄」「排泄障害」は影響し合う?!高齢者の転倒予防を学ぶ1冊

介護職の中にも、認知症の人を介護することに苦手意識を持っている人は少なくないだろう。

意思の疎通がうまくいかない、予期せぬ行動にどう対処したらいいかわからないなど、不安を抱きながら日々の介護にあたっている人もいるかもしれない。

そのような認知症ケアの悩みの解消を目指して作られたのが「認知症plusシリーズ」だ。
本書は、転倒、せん妄、排泄障害に関係する認知症ケアにテーマを絞った本で、編者の鈴木さんはこう記している。

<本書では、認知症高齢者が日常生活において最も起こしやすい「転倒」「せん妄」「排泄障害」に関して、これらが互いの症状を悪化させながら、関連し合って要介護状態を進展させていることに注目しています。そして、パーソン・センタード・ケアを基盤にして、これらを包括的に予防・アセスメント・ケアすることで、認知症高齢者の健康寿命・QOLを向上させることを目的とします。>

本書の構成は次のようになっている。

第1章 認知症高齢者の生活障害・生活支障と転倒予防
第2章 認知機能・身体機能に応じた転倒およびせん妄・排泄障害の包括的アセスメントとケア
第3章 認知症高齢者の転倒・せん妄・排泄障害に関する倫理
第4章 多職種チームによるケアと認知症高齢者に対する看護管理、リスク管理
第5章 多職種チームで取り組む 排泄障害・せん妄も含めた包括的ケアとしての転倒予防ケアプログラム
研究編:認知症高齢者の転倒予防介入研究とアクションリサーチ

編者の鈴木さんをはじめ、医療・看護・介護の現場に携わる専門家によって、認知症と転倒、せん妄、排泄障害との関連やアセスメント、ケアの在り方、リスク管理など、医療・看護・介護の領域を超えての多職種チームでのケアの取り組みなどについて解説されている。
テーマについて多角的に深くまとめられており、とても読み応えのある内容だ。

認知症といっても、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症と、さまざまな種類があり、その種類によって転倒リスクが違うことや、患者の認知機能や身体機能に応じたケアの仕方、実際の介入方法などがとても細かく掲載されている。

また、医療・看護・介護の領域を超えた多職種チームによるケアや、職員研修についても詳しく解説されている。
現在の介護に重要なパーソン・センタード・ケアについても触れられていて、最新のケアを学ぶこともできる。

事例やアセスメント指標など具体的で参考になる資料や、理解の助けとなる図表も多く掲載されていてうれしい。
介護職初心者からベテランまで、どの段階の人にも役立つ内容が詰まった1冊だと言える。

本書を読むことで、認知症の利用者への理解を深めることができ、前もって転倒予防に努めることもできる。そして思わぬアクシデントにも落ち着いて対処できるようになるだろう。
利用者のためにも、自らのスキルアップのためにも、ぜひ一読してみてほしい1冊だ。

 

編集者プロフィール(引用)

鈴木 みずえ(すずき・みずえ)さん
浜松医科大学医学部看護学科教授。医科学修士。医学博士。筑波大学大学院医学研究科環境生態系専攻博士課程修了。大学院生の頃から高齢者の転倒予防の研究を始め、その後も認知症高齢者の研究を続ける。パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング(DCM)基礎トレーナー(英国ブラッドフォード大学認定)。平成27年度日本老年看護学会研究論文優秀賞受賞、平成28年度日本早期認知症学会論文賞受賞。

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