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介護現場で働く力がアップ

『よくある場面から学ぶ認知症ケア』

2019年12月6日

■書名:よくある場面から学ぶ認知症ケア
■著者:山出 貴宏
■出版社:中央法規出版
■発行年月:2019年9月

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介護現場での「どうしてうまくいかないの?」を解決!

介護職として認知症の人のケアをしていると、やってしまいがちなこと、よくわからないままにしていること、よかれと思ってやっているが自信がないことなど、課題となる場面は少なくないのではないだろうか。

本書では、認知症ケアで直面するそんな場面を数多く紹介し、それぞれの対応方法がわかりやすく解説されている。
何よりも具体的なので、そのまま実践につなげやすいのがありがたい。

たとえば次のような場面が取り上げられている。

・会話をどううまく引き出せばいいの?
・転倒を防ぐつもりが行動を抑えている?!
・食べ物以外を口にしないように、周りの物は片づける?!
・おむつ交換したいのに、足を広げてもらえない
・入浴介助をいやがるのは、お風呂に入りたくないから?!

このような場面が全部で41項目。
内容ごとに、「生活全体にかかわること」「移動・移乗」「食事」「排泄」「入浴・着替え」「睡眠」の6つのパートに分けられている。

1つの場面につき4ページで展開。
「転倒を防ぐつもりが行動を抑えている?!」の項目を例に、解説内容を見てみよう。
軽い認知症の利用者が何か行動を起こそうとしているところに、介護職が駆け寄り、強い口調で「転んだら危ないので勝手に動かないでください」と伝えているという設定だ。

まず「確認しよう!」のページでは、どこがどうダメなのかを箇条書きで説明。
リスク管理を間違えると、利用者の身体的・心理的負担が増えてしまうことがわかるようにまとめてある。

そして「どうしたらいいの?」のページでは、次の3つのポイントにまとめて解決策が示されている。

ポイント1 行動する目的に目を向ける
ポイント2 行動意欲を維持できる環境にする
ポイント3 安全に行動できるようにはたらきかける

ポイント2については、さらに1ページを割いて解説が続く。
「転倒を防ぐつもりが行動を抑えている?!」の項目では、利用者の行動を抑える関わり方はやめること、利用者の行動意欲を維持できる関わりが大切であることなどが話されている。

この例に限らず本書全体から、「一生懸命対応している」というような介護者中心の考えではうまくいかないことや、利用者一人ひとりに合った「伝わる」関わりを目指すべきであるという考え方が伝わってくる。

本書で取り上げている内容は、複数の介護事業所にヒアリングした結果、「介護職が押さえておきたいテーマ」「職員研修で必ず取り上げるテーマ」として共通して上がってきたものを揃えているのだという。
根拠となる知識や応用的な知識も収めてあるので、新人研修や事業所内研修にも利用できそうだ。

介護職として働いている人なら、日頃の業務の中で気になっている場面から読んでいくだけで、業務に役立つだろう。もちろん、前から順番に読んでも退屈することはないはずだ。
実際に現場でありそうな場面ばかりなので、学んだことが介護現場での実践に結び付けやすい。
きっとステップアップの助けになることだろう。

 

著者プロフィール(引用)

山出 貴宏(やまで・たかひろ)さん
株式会社NGU代表取締役。介護福祉士。東京福祉専門学校卒。建築会社に就職し一般建築とバリアフリー建築を現場で学ぶ。その後、福祉業界に転じ、訪問入浴介護、特別養護老人ホームで勤務。独立して法人設立。「闘魂介護士」と呼ばれるようになる。介護技術、認知症ケア・自立支援に関してのセミナーなどのほか、直接現場に入っての技術・取り組み・かかわり方の見直し指導を行っている。

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