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2021年02月02日

節分の豆に注意!高齢者や幼児の窒息・誤嚥の危険性あり:誤嚥事故を防ぐ工夫は?

節分の豆に注意!高齢者や幼児の窒息・誤嚥の危険性あり:誤嚥事故を防ぐ工夫は?

2021年2月2日は節分です。
おうちで家族揃って豆まきしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
保育園や高齢者施設でも、季節を感じる行事として豆まきは人気のレクです。

豆まきの後は年の数だけ福豆を食べる……でも、ちょっと待って!
子どもや高齢者は窒息の危険があるので注意が必要です。

豆まきの後片付けが簡単になる工夫や、誤嚥を防ぐ豆レシピで、リスクを回避しましょう!

5歳以下の子どもに硬い豆はNG!

節分の豆まきで使う煎り豆やピーナッツは、飲み込む前に急に気道に入る危険性があります。

大人と同じようにかみ砕いたり飲み込んだりする力がうまく使えるようになるのは、6歳頃。

消費者庁からも、5歳以下の子どもには硬い豆やナッツ類は食べさせないように、注意喚起されています。

●小さく砕いても危険!
豆やナッツを小さく砕くと、気管に入ったときに肺まで到達することも。肺炎や気管支炎の危険性があります。また、豆やナッツの破片が体内で水分を含んで膨張し、窒息する可能性があります。

●食べるときは座って。食べることに集中!
口の中に物を入れたまま、走ったり、笑ったり、泣いたりすると、うっかり口の中の食べ物を吸い込み、誤嚥の危険性があります。実際に、歩きながら食べていた・泣いてせがんでいる時にせき込んだことが原因で、気管支炎になった例も報告されています。

小さなお子さんがいるご家庭では、豆を拾ってうっかり口の中に入れないように、豆まきの後片付けを徹底するようにしましょう。

<豆まきで片付けが簡単になる工夫>
・豆を4~5粒ずつラップで包んでまく
・小分け包装された豆をまく
・部屋にレジャーシートや新聞紙を敷いて豆をまく

高齢者も誤嚥の可能性あり

高齢になると飲み込む力が弱くなるため、間違って気道に食べ物が入ってしまう誤嚥に注意が必要です。

水分が少ないもの、口の中でバラバラになるものが、誤嚥しやすい食べ物です。

豆まきの福豆をそのまま食べてしまわないように注意しましょう。

介護施設で、豆まきはできないけどレクで節分行事がしたいと考えているなら、鬼退治を模したゲームなどを考えてみてはいかがでしょうか?

<節分レク・行事を手軽に!>
・鬼のお面を付けた鬼役に、風船やゴムボールをみんなで投げる
・ボウリングのピンに鬼の絵をかいて、鬼退治ボウリング

誤嚥を防ぐ!幼児・高齢者向けの豆レシピ

節分行事で福豆を食べるときは、窒息のリスクに十分注意しましょう。

豆はそのまま食べるのではなく、煮豆や豆ご飯など、柔らかくしてから食べることをおすすめします。

●煎り豆炊き込みご飯
硬い煎り豆を30分ほど水に漬けてから、お米と一緒に炊くだけ。
お好みの味付けで炊けば、美味しい炊き込みご飯のできあがりです。

●豆入りハンバーグ
煎り豆を砕いてから、ひき肉と混ぜて、ハンバーグにしちゃいましょう!
かさましレシピとしてもおすすめです。


 

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