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2023年06月20日

レクリエーション介護士とは?資格取得のメリットや学べる知識、受講費用・カリキュラムなどを徹底解説!

公開日:2021/9/28 最終更新日:2023/6/20

高齢者の健康を維持・改善するにあたり、レクリエーションは重要な役割を担っています。日々の不安を忘れ、好きなことをすることでリフレッシュになり、身体面・精神面の健康につながります。

介護業界には、高齢者のレクリエーションを専門に企画・実践する「レクリエーション介護士」という資格があります。今回は、レクリエーション介護士について、資格を取るメリットや取得方法などを詳しく解説します!

レクリエーション介護士とは、どんな資格?

レクリエーション介護士とは、高齢者に喜ばれるレクリエーションの提供ができる人材を介護現場に輩出するために2014年に誕生した資格です。一般社団法人「日本アクティブコミュニティ協会」が認定をしています。

レクリエーション介護士には1級2級があります。
2級介護の基礎的な知識や、レクリエーションを通した高齢者とのコミュニケーション方法について学びます。1級は2級で得た能力をベースに、それぞれの高齢者に合ったレクリエーションを組んだり、施設のコンセプトに沿ったレクリエーション企画を考案したりするなど、実際の現場で使える能力を身につけることを目的としています。

レクリエーション介護士の資格で得られる知識・できることは?

レクリエーション介護士の資格を取得することによって以下のようなスキルを身につけることができます。

《レクリエーション介護士2級》
①自らの趣味や特技をレクリエーションに活かす能力
自らの趣味や特技を活かし、いかに利用者に喜んでもらうことができるレクリエーションにしていくかを考える能力が養われます。

②レクリエーションの企画・実行
自分が考えたアイデアをレクリエーションとして企画し、その目的とコンセプトを明確にする力とそのレクリエーションを実行する力を身につけられます。

③高齢者に対するコミュニケーション能力
基本的な介護に関する知識はもちろん、高齢期における身体と精神の変化、高齢者とコミュニケーションをとる際のポイント、知っておくべきルールなど、高齢者と接するうえでの基本的知識を学べます。

《レクリエーション介護士1級》
①介護レクリエーションの意義や役割を理解し、人に伝えることができる
介護事業所や施設のレクリエーションリーダーとして活躍できるように、レクリエーションの意義や役割を深く理解し、指導できる力を身につけられます。

②参加者の状態別に合わせて、レクリエーションをアレンジできる
レクリエーションに参加する利用者のその日の状態に合わせてレクリエーションの内容を調整するなど、臨機応変に対応できる力を身につけられます。

③目的に合わせたレクリエーションを計画
利用者個人やグループのレクリエーションにおける目的を明確にし、その目的に合わせたレクリエーションを企画、実行できる力が身につけられます。

レクリエーション介護士の資格が活躍できる職場・就職先は?

レクリエーション介護士は、主に介護保険施設や介護保険サービス提供事業所で働くことになりますが、障がい福祉サービスにおいても高齢化が進行しているため、障がい者支援施設等の入所施設や障がい福祉サービス提供事業所での活躍も期待できます。

レクリエーション介護士として求人を出している施設はほとんどありませんが、毎回のネタ探しに苦労しているところも多いため、資格を持っていることで就職する際に有利になる可能性はあります。
 

レクリエーション介護士の受験資格は?

《レクリエーション介護士2級》
レクリエーション介護士2級は、通信講座か通学講座のどちらかでレクリエーション介護士としての必要な知識と技術を習得したのち、筆記試験に合格すれば取得することができます。

レクリエーション介護士2級の講座は、誰でも受講が可能です

《レクリエーション介護士1級》
レクリエーション介護士2級合格者を対象に、通学による必須講座の受講(通学講座)または介護レクアカデミー会員特典の動画視聴による必須講座の受講(オンライン講座)によりレクリエーション介護士1級としての必要な知識と技術を習得したのち、実技試験および筆記試験に合格することが必要です。

実技試験に合格し、介護現場で実習を行ったのち、レクリエーション介護士1級の資格が取得できます。

介護職員初任者研修や介護福祉士などの介護系資格の取得者である場合も、レクリエーション介護士2級から1級へのステップアップでの取得という流れになります。

レクリエーション介護士の講習・認定試験の概要

レクリエーション介護士2級

【通学講座】
■講習日程
認定講座を提供している大学や専門学校などに通学して学びます。開講時期はそれぞれの学校で異なりますが、標準学習期間は2日間(1日6時間)程度です。

■試験会場
通学している学校で受験します。

■受講料
35,000円(税込)から42,900円(税込)

■申込方法
日本アクティブコミュニティ協会「レクリエーション介護士2級の資格ガイド」から資料請求し、資料に同封されている「受講申込書」により申し込みます。

【通信講座】
■講習日程
随時受付

■試験会場
在宅で受験

■受講料
一括払い35,000円(税込)
分割払い2,980円×12回 (12か月)=35,760円(税込)

■申込方法
生涯学習のユーキャン「レクリエーション介護士2級」から受講申し込みをします。

レクリエーション介護士1級

■講習日程
通学講座、オンライン講座ともに年1回。筆記試験は年3回

■試験会場
日本アクティブコミュニティ協会指定の会場にて行います。

■受講料
【通学講座】
91,300円(税込)

【オンライン講座】
オンライン講座は、別途介護レクアカデミーへの入会が必要です。
①介護レクアカデミー入会済みの方
50,600円(税込)
②介護レクアカデミー未入会の方
最大70,400円(税込)
(50,600円+介護レクアカデミー会費 最大19,800円/年)

※各受講料にはテキスト代のほか1回分の実技および筆記試験料が含まれます。

■申込方法
日本アクティブコミュニティ協会「レクリエーション介護士1級の資格ガイド」から資料請求および受験の申し込みが可能です。

レクリエーション介護士の2023年度講習・試験スケジュール

《レクリエーション介護士2級》
【通学講座】
全国にある学校により、開講時期が異なります。詳細は、日本アクティブコミュニティ協会「レクリエーション介護士2級 通学講座 開講一覧」をご確認ください。

【通信講座】
随時受付。
認定試験は、在宅受験です。教材と一緒に届く4回までの添削課題と最終課題(資格試験)を提出します。

《レクリエーション介護士1級》
【通学講座】
実施場所:大阪
1日目:6月22日(木)
2日目:7月6日(木)
3日目:7月20日(木)
4日目:8月17日(木)

実施場所:名古屋
1日目:9月2日(土)
2日目:9月24日(日)
3日目:10月30日(月)
4日目:11月11日(土)

【試験日】
2月17日(金)東京
4月13日(木)大阪
6月20日(火)東京
8月9日(水)大阪 ※筆記試験のみ
12月23日(土)名古屋

定められた全ての講座を受講し実技試験および筆記試験に合格したのち、必要書類を日本アクティブコミュニティ協会に提出します。
協会にて内容を確認後、認定証が発行されます。

レクリエーション介護士講習・認定試験の内容

レクリエーション介護士2級

■講座の内容・カリキュラム
【通学講座】
カリキュラムについては各学校によって異なりますが基本的には以下の通りです。

・レクの意義と役割
・レクにおけるコミュニケーション技術
・レク企画と計画の方法
・レクの実行と見直し

【通信講座】
・介護レクリエーションとは
・レクリエーション介護士知識編
・レクリエーション介護士実践編

■試験の形式
【通学講座】
①筆記試験(マークシート方式で問題数は50問)
②添削課題(レクリエーション企画書)の提出

【通信講座】
教材と一緒に届く4回までの添削課題と最終課題(資格試験)を提出します。最終課題は選択式50問で構成。

通学講座、通信講座ともに100点満点中、正答率60%以上で合格。
なお、通信講座については受講期限内(12か月以内)であれば合格するまで試験に挑戦することが可能なため、難易度は低いです。

レクリエーション介護士1級

■講座の内容・カリキュラム
全4日間の講座で以下の内容を学びます。

【通学講座】
・レクの意義と効果
・レクのアレンジ
・自立支援に向けた全体計画
・集団の役割
・レクの実践

【オンライン講座】
・レクの意義と効果
・レクのアレンジ
・自立支援に向けた全体計画
・集団の役割

■試験の形式
筆記試験/試験時間:2時間
・選択問題60問および記述式問題4~6問:合計100点
・小論文1問(500文字程度):20点
なお、試験中はテキストを確認することはできません。

実技試験/試験時間:10分
所定のレクリエーション活動計画書に沿って1時間の介護レクリエーションを組み立て、その中から抜粋して10分間で介護レクリエーションの実演を行う。

筆記試験は120点満点中、正解率60%以上で合格
実技試験は100点満点中、正答率60%以上で合格
試験(実技試験)に合格した方は、学んだ知識を活かして介護現場での実習を3施設分経験します。

レクリエーション介護士の資格を取得するメリットは?

利用者にとって、身体面だけでなく精神面でも健康でいることが最も安定している状態であると言えます。

レクリエーション介護士の資格を取得することで、利用者の潜在的な欲求やその時の興味・関心に合わせたレクリエーションの企画が立てられるようになります

そしてそのレクリエーションを実践することで利用者の笑顔が増え、生き生きとした姿を取り戻すきっかけにもなります。

レクリエーションが充実することにより、利用者の精神面が安定し、そのことが身体機能や体力、意欲の向上にもつながります。利用者の健康において重要な役割を担っているため、やりがいも大きいと言えるでしょう。

《レク・リハビリ関連でこんな資格も!》
健康運動指導士
介護予防運動指導員
レクリエーション介護士
介護予防健康アドバイザー
介護予防指導士
高齢者体力つくり支援士
音楽療法士
音楽健康指導士

 


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