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2021年11月15日

食生活アドバイザーとはどんな資格?試験内容や日程、介護職が取得するメリットなどを解説!

食生活アドバイザーとはどんな資格?試験内容や日程、介護職が取得するメリットなどを解説!

食に関する今注目の資格「食生活アドバイザー」。

介護職が食生活アドバイザーの資格を取得するメリットは?仕事への活かし方や学べる内容を詳しく解説していきます。

食生活アドバイザーとは、どんな資格?

食生活アドバイザーは、社団法人FLAネットワーク協会が実施する「食生活アドバイザー検定試験」に合格することで取得できる民間資格のこと。

食生活の多様化とともに、消費者の「食」に対する興味や関心は年々高まっています。また、食事の変化とともに、アレルギーや添加物といった問題、栄養バランスの偏りや肥満、塩分や糖分、脂肪の摂取量の増加による生活習慣病の発症リスクが高まるといった課題もあります。

食生活アドバイザーは、変化し続ける食生活を全般的にとらえ、消費者の広い視野に立って健康な生活を送るための提案をする「食生活のスペシャリスト」と言えます。

食生活アドバイザーは、「消費者」の立場から食生活を見直すことを目的とする3級と、3級の内容に加えて「食を提供する立場」から、食ビジネスの視点も追加された2級の2つがあります。

食生活アドバイザーの資格で得られる知識・できること

食生活アドバイザーは、食べ物を食べることによって、どのような栄養素を摂取できるのか、その栄養素は体の中でどのような働きをするのか、病気と食べ物の関係性などについて学びます。

食生活の安全を守るための衛生管理(食中毒防止、食べ物の保存方法)、食品表示(アレルギー表示、栄養表示、加工食品の表示など)、食をとりまく法律や経済・社会問題の知識についても見識を深めていきます。

さらに、行事食やテーブルマナー、旬の食材といった食文化や食習慣など、食に関する幅広い知識を学ぶことができます。

食生活アドバイザーが活躍できる職場・就職先は?

「食」に関する重要性が高まる今、スーパーやデパート、小売店といった流通業、飲食業、学校や病院など幅広い業種で食生活アドバイザーに対する需要が高まっています。

もちろん、高齢者に適した食事を提供する特別養護老人ホームや有料老人ホーム、訪問介護事務所、グループホーム、デイサービス事業所などに就職する際も、食に関する専門知識を有する食生活アドバイザーは大きなアドバンテージとなるでしょう。


食生活アドバイザーの受験資格は?

食生活アドバイザーの資格を受験するために、特別な資格や条件はありません。食生活に興味がある人ならば、年齢や経験にかかわらず、誰でも受験できます

食生活アドバイザー検定試験の概要

食生活アドバイザーの試験日程や受験費用、申込方法、会場などは下記の通りです。

■試験日
毎年2回(7月の第2日曜日、11月の第4日曜日)

■受験料
3級 5,000円
2級 7,500円
3級・2級併願 12,500円

■申込方法
食生活アドバイザー検定事務局のホームページから、願書請求期間内に願書を請求。
受験料の振り込み後、受験票が発送されます。

■受験会場
札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡
(2021年第46回開催都市)

食生活アドバイザーの2021年度試験スケジュール

2021年に行われる食生活アドバイザー検定試験は2回です(願書の受付は終了)。
2021年に実施された試験のスケジュールを例に挙げますので、参考にしてください。

■第1回
・願書受付締切 5月21日
・試験日 7月11日
・合格発表 8月2日

■第2回
・願書受付締切 10月8日
・試験日 11月28日
・合否通知 到着予定日 12月24日

食生活アドバイザー検定試験の内容

食生活アドバイザー検定試験の出題内容や出題形式は以下の通りです。

■出題範囲
・栄養と健康(栄養・病気予防・ダイエット・運動・休養など)
・食文化と食習慣(行事食・旬・マナー・配膳・調理・献立など)
・食品学(生鮮食品・加工食品・食品表示・食品添加物など)
・衛生管理(食中毒・食品衛生・予防・食品化学・安全性など)
・食マーケット(流通・外食・中食・メニューメイキング・食品販売など)
・社会生活(消費経済・生活環境・消費者問題・IT社会・関連法規など)

試験時間は、3級・2級ともに90分。
合格率は3級が65%程度、2級が35%程度です。

■出題形式
・3級:選択問題(マークシート形式50問)
・2級:選択問題(マークシート形式42問)+記述問題(13問)

介護職が食生活アドバイザーを取得するメリットは?

「食」に関するさまざまなジャンルでの活躍が期待できる食生活アドバイザー。

特に、生活援助を行うホームヘルパーや、利用者とともに食事作りを行うグループホームでは、利用者の体調や健康に考慮した食事作りを提案できます。認知能力が衰え、適切に食材を管理できない利用者宅では、衛生面の管理も役立てることができるでしょう。

食事や栄養、調理についての基礎的な知識を習得しているため、病院や介護施設の栄養士や調理スタッフとの円滑な情報共有にもつながります

食生活アドバイザーを取得するには、問題集を使用しての自宅学習のほか、通信教育で学ぶという方法もあります。休日や仕事が終わった後などに自分のスケジュールで学ぶことができるため、仕事と勉強との両立がしやすいのもメリットです。

家庭でも役立てることができる資格なので、まずは比較的合格率が高い3級から挑戦してみてはいかがでしょうか。


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