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2022年04月06日

介護施設への対コロナ医療支援を強化へ!

さまざまな変異株が報告されている新型コロナウイルス。
まん延防止等重点措置が解除された後、新たな感染拡大の波も懸念されています。

介護施設への医療支援を強化するため、厚生労働省から支援体制についての取り組みが発表されました。

介護施設への対コロナ医療支援を強化!

今回通知された介護施設への医療支援強化策は、主に「医療チームを24時間以内に派遣」「専用相談窓口設置」「全施設での医師・看護師の派遣要請先の確保」です。

医療チームを24時間以内に派遣

介護施設で新型コロナが発生したときに重要なのは、感染の拡大を防ぐことです。
そのため、都道府県と医療機関が協力して「感染制御・業務継続支援チーム」の体制が整備されました。「感染制御・業務継続支援チーム」は、医師や看護師からなる医療チームで、施設内のゾーニングによる感染管理や施設運営のマネジメント支援、入院調整などを支援するチームです。

介護施設でコロナ陽性が発生した場合に、要請があってから24時間以内に「感染制御・業務継続支援チーム」を派遣する体制を整えるとしています。

専用相談窓口設置

介護施設で万が一新型コロナ陽性者が発生した場合、より迅速に支援が受けられるよう、コロナ陽性者発生に関する専用相談窓口の設置を検討していることがわかりました。

なお、専用相談窓口については、すべての介護施設で活用できるよう、個別に周知するとのことです。

全施設での医師・看護師の派遣要請先の確保

介護施設で医師の往診や看護師の派遣が必要になった場合に迅速に対応できるよう、すべての介護施設に対して医師や看護師の派遣要請先を確保する体制を整えるとしています。

今後、介護施設が要請先を探しやすいように、医師や看護師の往診・派遣に対応できる医療機関を登録制度にするといった仕組みを検討しているとのことです。

 

参考:厚生労働省「オミクロン株の特性を踏まえた保健・医療提供体制の対策徹底を踏まえた対応について(高齢者施設等における医療支援の更なる強化等)の考え方について」(令和4年4月4日 事務連絡)

   

 

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