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インフルエンザ
新型コロナウイルス

2022年07月29日

結局「エアロゾル」って何?対策方法は?インフルエンザ対策とはどう違う?

新型コロナウイルスの感染者数が過去最多に。
感染症の専門家グループから「エアロゾル感染対策を重視するべき」と提言があったことが話題になっています。

エアロゾル感染とは何なのか、1人1人が注意するべき点は何なのか、再確認しておきましょう。

「エアロゾル」って何?

「エアロゾル」とは、空気中に漂う、ごく小さな液体・固体の粒子のこと。水が細かい粒子状になっているミスト(霧)も、エアロゾルの一種です。

ウイルス感染者の咳やくしゃみから出た「飛沫」の水分が蒸発し、さらに小さく軽くなった粒子を吸い込むことで感染するのが、「エアロゾル感染(空気感染)」と言われています。

これまで新型コロナ対策として挙げられていた「換気」は、ウイルスが含まれたエアロゾルが室内に留まらないようにし、ウイルスを吸い込む機会を減らすことで感染リスクを下げようという目的があります。

空気中で生きることができるウイルスであれば、空気感染の可能性はあります。つまり、新型コロナウイルスに限らず、風邪や季節性インフルエンザも、換気が悪い環境にいればエアロゾル感染(空気感染)の可能性があるんです。

やっぱり大事なのは「換気」

エアロゾル感染(空気感染)を防ぐには、空気の入れ替えをすることが重要です。

風邪やインフルエンザにかかったら寒くても時々換気をするように、と言われていたのは、室内のウイルスを外に出し、エアロゾル感染(空気感染)を防ぐためという意図があったんです。

部屋の中で長時間過ごすときは、1時間に1回ほどの間隔で窓を開け、空気の入れ替えをしましょう。

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