キープリスト

一覧を見る

キープリストに登録されている求人はありません。

介護職・ヘルパー
人間関係
裏話
転職
面接

2018年11月05日

「介護現場にはどんな人材が欲しい?」介護事業所の採用担当に聞いてみた | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。
今週は、「大手介護事業所の採用担当が語る『こんな人を採用したい!』」という話題について紹介します。


介護事業所の採用担当クドウさんが面接でチェックするポイントは?

すべての人が自分の就きたい仕事に就ければ理想的だが、現実の世界はシビア。自分ではやりたいと思っても、実際にはその仕事に向いていない場合もあれば、自分では向いていないと思い込んでいても、実はピッタリだということもある。

介護業界ではどのような人材が求められているのだろうか?
訪問介護事業大手の会社で働き、長らく採用に携わっているクドウさんに、どんな人材を求めているのかを聞いてみた。

「面接で第一にチェックするのは、『挨拶がきちんとできるか』『言葉遣いが丁寧であるか』の2点です。

介護の仕事は、初対面の人と接することが多いうえ、お世話をする相手は間違いなく自分より年配の方です。もちろん、きちんとした挨拶や言葉遣いができていないからといって、すぐにお断りというわけではありませんが、挨拶がきちんとできない人、言葉遣いが荒い人の印象は大幅にマイナスです」

つまり、面接の最初の5秒か10秒がとても大事だということ。逆に言えば、最初の10秒で失敗しなければ、それだけで大きなプラスポイントになるということだ。


介護職として求めているのは「笑顔」「プライド」「責任感」

さらにクドウさんは、介護職として欲しい人材についてこう語る。

「私たちが求めているのは、サービスを利用してくれる利用者さんに対して、自分が最も大切にしている人に接するのと同じように、笑顔で優しく接することができる人です。

いろいろな利用者さんのお世話をしていると、時には相性が悪い方にあたることもあります。嫌なことを言われることもあります。
それでも心を乱されることなく、寛容な心を持って笑顔で対応できる人を求めています」

簡単なようで難しい条件だが、「優しい対応ができない人は、介護の仕事は長く続きません」とクドウさん。さらに絶対必要な条件として、こんなことをあげている。

「自分の仕事にプライドを持って、責任感を持って取り組める人です。
介護の仕事を、“家族ができることを、家族の代わりにやるもの“と見下す人もいますが、この仕事は、助けを必要としているお年寄りの生活を少しでも快適にする、この上なくやりがいのある仕事ですし、同時に人の命を預かる仕事でもあります。
責任感やプライドを持たず、『お給料がもらえればいいや』と考える人はお断りです」

『挨拶と言葉遣い』『笑顔で優しい対応』『介護の仕事へのプライド』の条件をすべて満たすのはなかなか大変そうだと思うかもしれない。しかし、クドウさんは、

「これらの条件を満たしている人なら、私たちの会社では、経験や年齢、学歴や職歴、資格の有無は一切問いませんし、働く時間や働く場所、生活のサポートなど、あらゆる相談に応じます」
と語っている。

決してハードルは低くないが、経験や学歴など“今さら変えようがないもの”を問われないのは、うれしいところ。
ちょっとした意識と努力次第で、介護職として働くのに適した人材になれるとも言える。
「男性も女性も大歓迎です」(クドウさん)とのことなので、興味がある人は、介護業界に飛び込んでみては?

この記事をシェアする

介護求人ナビは全国で40,000件以上の介護・福祉の求人情報を掲載した、介護業界最大級の求人サイトです。訪問介護やデイサービス、グループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど高齢者介護の施設や、児童福祉や障害者支援に関わる施設・事業所の求人情報を多数掲載中。介護職、ヘルパー、ケアマネジャー、サービス提供責任者、ドライバーなど職種だけでなく、施設種類での検索や給与検索、土日休み・週休2日制・日勤のみ・夜勤専従・残業なしなど、こだわり条件での求人検索の機能も充実しているので、あなたにぴったりの介護求人が効率よく見つけられます。ブランク可な求人や未経験可の求人、研修制度ありの求人も掲載しているので、初めての転職でも安心!転職・就職・再就職・復職・アルバイト探しに、介護求人ナビをぜひご活用ください。

関連記事