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2023年10月13日

介護士におすすめの服装7選・施設や介護のシーンに合わせた服装も解説

介護士として働く際に、服装選びは気を配るべきことの一つ。清潔感や動きやすさはもちろん、安全性なども重視したいポイントです。この記事では服装選びのポイントやおすすめの服装、注意した身だしなみについて詳しく解説します。

介護士の服装に決まりはある のか?

介護施設で働く際の服装には、一般的に規定や規則はありません。ただし、勤務先によっては服装の規定がある場合があるので、基本的には各施設のルールに合った服を身に着ける形となります。また、勤務する施設によっては制服を施設でレンタルしているケースもあります。

施設に制服がなく規定に合った自由な服装でよい職場で服装に困っている場合は、本記事で紹介する服装選びのポイントを参考に服装を選んでみてくださいね。

介護士の服装を選ぶコツ

ここからは介護士が勤務する服装を選ぶポイントについて解説します。服装に規定がないときは下記を意識してみましょう。

・明るい服装を選ぶ
・機能的な服装を選ぶ
・動きやすい服装を選ぶ
・清潔感のある服装を選ぶ
・装飾の少ない服装を選ぶ

服装選びに困っている方は、参考にしてみてください。

明るい服装を選ぶ

明るい色味の服装は介護士の明るい印象を持たせ、利用者に安心感を与えることに役立ちます。とくに、パステルカラーやピンク、薄い水色などを取り入れるとよいでしょう。

ただし、派手な柄の入った服装や複数の明るい色を使用した服装などは、派手な印象を与えてしまう可能性があるので控えてください。

機能的な服装を選ぶ

介護士の服の素材は機能性が高いものがおすすめです。
入浴介助や車いすへの移乗介助などの身体介助を行う機会が多い介護士は、仕事中によく体を動かすので汗をかきやすいです。

そのため、吸水性と速乾性に優れた素材を使用した服を着用すれば、汗をかきやすい時期でも業務が快適に行えます。また、速乾性に優れた素材は洗濯後も乾きやすくアイロンがけの必要もないので、手入れに手間がかからないです。

動きやすい服装を選ぶ

介護の現場では身体介助を行う機会が多いので、ストレッチ性が高く動きやすい素材を使用した服装がおすすめです。

しゃがみ込んだり、腕まくりをしたりする機会もあるので、膝や肘まわりにややゆとりのある、自分の体に合ったサイズ感の服装を選ぶとよいでしょう。

また、靴選びも大切です。長時間立ち仕事をしていても足に負担がかかりにくい靴が適しています。具体的にはインソールにクッション性のある靴や、自分の足のサイズにぴったり合った、足が疲れにくい靴を選びましょう。

入浴介助などで靴を頻繁に着脱する機会がある場合は、かかとが浅めにできているような素早く靴を着脱できる靴が動きやすくて便利です。

清潔感のある服装を選ぶ

介護の仕事には、食事介助などの身の回りのお世話を行う機会が多いので、清潔感のある服装が重視されます。しみやほつれ、色褪せなどがないよう、きちんと洗濯を行い衛生面に注意する必要があるでしょう。

清潔感のない服装は、施設の利用者やその家族に対して不信感を与えかねません。信頼関係を築くためにも身だしなみに注意し、清潔感を忘れないことが大切です。

装飾が少ない服装を選ぶ

介護士の服装は極力装飾が少ないシンプルな作りのものを選びましょう。ビーズやボタンなどの装飾がついた服装は、利用者の誤飲や、利用者の髪の毛に絡まるなどの事故が起こる可能性があります。

また、一般的な服装のデザインに多いポケットやファスナーにも注意しましょう。ポケットには利用者の指がひっかかり、脱臼やねんざのリスクがあります。

それに加えて、ポケットにつけたペンや名札などの事務用品もケガにつながる可能性があるので注意が必要です。ファスナーは利用者の皮膚を傷つけたり、ひっかかって転倒したりする恐れもあります。事故を未然に防ぐためにもできるだけ装飾のない服装を心がけましょう。

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介護士におすすめの服装 

介護士が服装を選ぶ5つのポイントをふまえて、ここからは介護士におすすめの服装をより詳しく解説します。
「トップス」「ボトムス」に加え、靴やエプロンなどの「その他」の3つに分類して介護士に適したアイテムを紹介するので、ぜひ仕事着選びの参考にしてください。

トップス

トップスは「Tシャツ」もしくは「ポロシャツ」がおすすめです。おすすめの理由は下記の通りです。

Tシャツ

速乾性に優れた素材のTシャツを選べば、入浴介助などで濡れたり、汗をかいたりしても安心です。また、比較的購入しやすく、洗濯後にアイロンなどをかける必要もないので、日々のお手入れも簡単にできます。

ただし、ラフな印象を与えることもあるため使用できるかどうかは施設に確認が必要です。

ポロシャツ

襟付きで生地がしっかりしているポロシャツは動きやすく、周囲にきちんとした印象を与えられます。Tシャツよりラフな印象が少ないため、なかにはポロシャツを推奨する施設もあります。

汗をかきやすい夏は通気性に優れた素材を選ぶとよいでしょう。また、気温の下がる冬には、トレーナーやカーディガン、ジャージなどを重ね着することで、寒さが和らぎます。

ボトムス

ボトムスは「チノパン」もしくは「ジャージ」がおすすめです。

チノパン

フォーマルな印象を与えられるチノパンは、季節を問わず1年中使用できます。
気温の高い夏は通気性を重視した素材を、冬は保温性の高い素材のチノパンを選ぶとよいでしょう。

ジャージ

ストレッチ性が高く動きやすいジャージは、チノパンと同様に1年を通して使用できます。
ジャージを選ぶ際には、静電気を防止する加工が施された商品や、ファスナーが介助中に利用者に当たらないように隠されている商品を選ぶとよいでしょう。

その他

ここからは、エプロンやポーチなどの介護士が勤務するうえで、あると便利なアイテムについて解説します。

エプロン

エプロンは入浴介助などの水周りの業務や、食事の介助の際に使用します。
撥水性などの機能性に優れていると使用後の洗濯も簡単にでき使い勝手が良いでしょう。また、エプロンは落ち着いたデザインで、派手さのない淡い色合いの商品を選ぶことがおすすめです。

スニーカー

靴紐で結ぶタイプは着脱の妨げになる可能性があるので、面ファスナーのスニーカーがおすすめです。面ファスナータイプであれば着脱が容易で、長時間立ち仕事をしていても足が疲れにくいでしょう。

なお、サンダルやスリッポンは脱げやすく転倒するリスクがあるので、ベルトなどで踵を固定できるタイプが安心です。

ポーチ

ボールペンやメモ帳などの筆記用具は仕事を行ううえで必須のアイテムです。しかし、筆記用具などをポケットに入れてしまうと、落とした際に利用者がケガをする可能性があります。

そういったときのためにポーチがおすすめです。ポーチを用意すると筆記用具を落とす心配がなく両手が空くため、仕事がしやすくなるでしょう。

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介護のシーンに合わせたおすすめの服装

 
ここからは、未経験から介護施設に就職や転職をする方に向けて、シーンに合わせた服装について解説します。

・初めて出勤する
・研修を受ける
・入浴介助をする
・食事の介助をする

シーンに合わせた服装を選ぶことで、仕事がしやすくなるでしょう。

初めて出勤をする

初めて出勤をするときは内定連絡や面接、施設見学の際に、事前に服装の規定があるのか確認すると安心です。施設の指定がない場合は、汚れやしわのない清潔感のある服装を心がけましょう。

研修を受ける

勤務先で研修を受ける場合、研修内容によって服装が異なります。
事前に担当職員に、座学であるのか実践的な実技であるのかを確認し、適切な服装を選びましょう。

入浴介助をする

入浴介助を行う際は、濡れてしまっても動きやすい半ズボンが向いています。
ただし、半ズボンはカジュアルな印象を与えるので、入浴介助以外では着用を禁止する施設も多いです。事前に職場の規定を確認して着用しましょう。

食事の介助をする

食事介助では服の汚れを防ぐエプロンがあると便利です。
エプロンを着用することで、万が一食事がこぼれてしまったときや、食器を洗うときなどにも服が汚れずに済みます。

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介護士にNGな服装

ここまで、介護士の服装選びのポイントや、おすすめの服装について解説しましたが、反対に避けるべき服装についても理解しておきましょう。
下記の服装は良くないといわれることが多いため、避けたほうが無難です。

・派手な服装をしている
・露出の多い服装をしている
・全身を黒でコーディネートしている
・アクセサリーや腕時計をしている

ここでは、介護士にNGな服装について詳しく解説します。

派手な服装をしている

派手な印象の服装は職場にふさわしくないと判断されることが多いです。

具体的には主張の激しい色や刺激的なデザイン、フリルやダメージ加工の他、不快感を与えるロゴの入った服装が例に挙げられます。利用者やその家族に不信感を与える可能性があるため、仕事の際には避けましょう。

露出の多い服装をしている

介護の仕事を行ううえで、利用者が落ち着く服装を心がける必要があります。
素肌が見える服装は清潔感がなく、施設の雰囲気には合わないので避けるのが無難です。また、首周りの露出が少なくなるよう注意し、かがんだ際に素肌や下着が見えないように配慮しましょう。

全身を黒でコーディネートしている

全身を黒で統一した服装は、喪服のイメージが強くなり、死を連想させてしまう可能性があります。施設の利用者の多くは高齢者なので、服装が与える印象が悪くならないように注意が必要です。

また、黒は比較的汚れが目立たないため汚れても気づきにくいです。衛生管理の視点からも服装に取り入れすぎることはおすすめできません。

アクセサリーや腕時計をしている

腕時計やアクセサリーは、利用者の皮膚を傷つけてしまうなどの不慮の事故につながるリスクがあります。勤務中は外すのが望ましいでしょう。

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介護士が注意したい服装以外の身だしなみ

 
清潔感が重要となる介護士は、服装のみではなく身だしなみにも注意する必要があります。利用者が安心して生活できるよう、以下の6つに注意しましょう。

・爪は清潔感を大切にする
・髪は派手なカラーリングは控える
・長い髪はまとめる
・ナチュラルメイクを心がける
・香りが強いものは控える
・ヒゲは剃る

爪は清潔感を大切にする

デコレーションなどがついた派手なネイルは控えましょう。
また、爪が伸びた状態で介護をすると利用者のケガにつながる可能性があるので、出勤前に必ず短く整えてください。

髪は派手なカラーリングは控える

派手な髪色は控えましょう。
ヘアカラーの規定は職場によって異なりますが、落ち着いた色であれば問題のない施設が多いです。カラーリングをする場合は入職前の面接時に質問するか、就業規則で確認するとよいでしょう。

長い髪はまとめる

髪が長い方がそのままの状態で働くと、食事に髪の毛が入ってしまったり、表情が暗く見えたりする可能性が高いです。清潔感を保てるよう長い髪は一つにまとめ、必要に応じてヘアピンで落ちてこないようにセットしましょう。

ナチュラルメイクを心がける

介護士は血色がよくなる程度のナチュラルメイクが無難です。
派手なメイクは職場に相応しくなく、利用者や家族が不快と感じてしまう可能性があります。

香りが強いものは控える

香水や柔軟剤などの強い香りは、苦手と感じる利用者もいるので控えましょう。
また、たばこを吸う方は臭いがしないようエチケットに注意が必要です。

ヒゲは剃る

男性スタッフはヒゲを剃ることを忘れないでください。無精ヒゲは利用者を威嚇しているような印象を与えやすく、不潔と感じる利用者もいます。毎朝ヒゲは整え、明るく清潔な印象を保ちましょう。

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介護士の服装は職場に合わせて整えよう

この記事では介護士の服装選びのポイントやおすすめの服装に合わせて、注意したい身だしなみについて解説しました。
利用者と近い距離で接する機会が多い介護士は、利用者の安全に配慮しながら、清潔感のある服装を求められます。勤務先によっては服装の規定がある場合があるので、基本的には各施設のルールに合った服を身に着けるとよいでしょう。

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