介護保険が適用される施設サービスのひとつ。
医療・看護と介護の両面からのケアが受けられるという特徴を持ち、医療面でのケアが必要とされる要介護1以上の方の療養施設として活用されてきた。しかし近年、医療ケアよりも主に介護ケアが必要とされる方の比率が高くなってきたことから、医療施設としての役割は終了したとの判断がなされ、2018年3月末で廃止される見通し。
一方で、厚生労働省は廃止に向けて、介護療養病床を介護医療院や介護老人保健施設等に転換するよう求めているが、なかなか転換が進んでいない。2018年介護報酬改定では、2024年まで移行措置が延長されることとなった。
例「介護療養型医療施設の廃止にともなって、現在入所されている方の今後の受け皿の整備が必要になる」