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情熱かいごびと

ケアプロ株式会社 代表取締役 川添高志さん 4 ~介護業界・注目の人

2019年1月13日

自己採血による安価でスピーディなセルフ健康チェック、24時間365日対応する訪問看護など、今までにない看護サービスを自ら考え、事業化している川添さん。介護の分野でも、川添さんの発想力や行動力、分析力などを大いに参考にしたいですね。最終回のインタビューでは、将来の展望とともに、介護と看護の連携についても聞きました。

○●○ プロフィール ○●○

2prof川添高志(かわぞえ・たかし)さん

2005年3月 慶應義塾大学看護医療学部卒業。大学3年と4年に米国MayoClinicで研修を受ける中で、Retail ClinicやIn-Store Healthcareの業態を知る。在学中より経営コンサルティング会社勤務。その後、東京大学病院で看護師として勤務しつつ、東京大学医療政策人材養成講座にてケアプロの事業を構想し、優秀賞”特賞”を受賞。慶應義塾大学SEA(ビジネスプランコンテスト)で”The best new markets award”を受賞。2007年12月ケアプロ㈱設立。現在、自己採血によるセルフ健康チェックシステムと訪問介護ステーション事業を主に展開。

ケアプロ 公式ホームページ

 

*掲載内容は取材時(2014年)の情報となります。

医療費や介護保険を使わない人に報酬を

なんとパチンコ店でも健診のイベントを開催したことも。

なんとパチンコ店でも健診のイベントを開催したことも。

――日本は医療費も介護の費用も支出がふくらんで、それが財政を脅かしているように思います。その思いから、1項目500円の健診システムなどを事業化してきたと思いますが、今後の医療費や介護保険についてどんな思いを持っていますか?

医療費も介護保険も、できるだけ使わずに生活ケアができるようにしたほうがいい。看護でいえば、我々は24時間365日の訪問看護サービスを提供しているわけですが、訪問看護を卒業することが、サービスのゴールです。
看護の力を国民ひとりひとりが持てるようになったら、お金をかけずに健康に暮らしていけるわけです。それが、政府のお金を減らさずに長生きして豊かに暮らせるところにつながっていく。

これまでの医療の事業や介護の事業は、サービスを提供するところにだけ、売上がありました。けれど、「健康を実現した、医療費が必要なくなった」という成果があったことに対する報酬がなければ、本来の看護や介護の目的にかなっていないのではないかと思います。
また、サービスを受け取る利用者様のほうも、医療費や介護保険料を使わない人はインセンティブがある、というような制度を導入してもいいのではないかと思います。もちろん、難病とか交通事故などに対しては政府が手厚く配慮し、安心して医療費や介護保険料を使っていただく。健康を目指す方は、そちらに手厚く配慮する。そんな形が理想なのではないかと思います。

永六輔さんが、ケアプロ訪問看護の利用者さん第一号。若いケアプロの職員なら「夜半でもお願いしやすい」とおっしゃってくれている。

永六輔さんが、ケアプロ訪問看護の利用者さん第一号。若いケアプロの職員なら「夜半でもお願いしやすい」とおっしゃってくれている。

――川添さんは、その理想を実現するために、起業してきたのですよね?

はい、そうですね。「ケアプロ健康サイクル」というのを、回していきたいんですね。考えて、検査して、気づいて、行動する。ちょっと検査しようかなと思って、心配な数値が出たら、健康について情報を集め、生活を見直したりする。そんなふうにみなさんが健康を守ることに関心を持つための社会貢献ができたらいいな、と。

また、健康を害した方については、24時間365日見守れるシステムを回す。このふたつの事業を円滑に動かすことこそが、理想なのだと、改めて思います。

――今後のテーマとして、医療と介護の連携も大きいと思います。

たとえば、看護と介護の両方のサービスを使っている利用者様の場合は、支援方針を共有し、看護と介護が同じ方向を向いて利用者様に向き合っていくことが大事ですよね。オムツの当て方ひとつでも、なんでそうするのか、話し合うことが大切だと思います。看護と介護が別の時間帯にうかがったとしても、情報を共有し、やるべきことをやらなかったり、だぶってやってしまったりすることがないよう、気をつけなければいけません。ひとつのチームとして動くことが大事ですよね。

残念ながら、医療と介護とでは制度の違いがあり、無駄も多いな、と感じています。訪問看護師は訪問看護計画書を書き、介護の方は介護の計画書を書く。ひとつの計画書ですすんでいくべきだと感じています。

平均年齢29歳。若いスタッフが多く新卒者も目立つ

平均年齢29歳。若いスタッフが多く新卒者も目立つ

――このサイトは、介護の業界で希望を求めて転職する方々がご覧になります。みなさんへのメッセージをお願いします。

キャリアというのは十人十色で、その方の経験から問題意識が醸成されるものだと思うんですね。で、その問題意識が湧き上がってきたところで、転職を考えるのだと思います。そのときに、世間体だとか、儲かるからとか、これまでの常識だからとか考えずに、自分が本当にやりたいことがやれる職場を見つけてほしいと僕は思います。

僕のように、理想を求めて起業するのも一つのやり方ですが、世の中をきちんと探せば、自分がやりたいことに近いことをやっている会社はきっとあります。そういう会社を探して、就職するのも一つの手だと思います。

先輩や家族から言われる言葉に振り回されないでください。本当に自分が「やりたい」と思えるかどうかが、一番重要ですから。そして、やりたいことがあるなら、その分野で成し遂げられるように、勉強したり、アプローチすることが必要になってくると思うんです。それを一生懸命にやってください。

キャリアは天から降ってくるものではありません。自分で作っていくものですから。僕もこれからもがんばりますので、みなさんもどうかあきらめないで、夢を追い続けてくださいね。

 

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