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業界裏話 スタッフのお悩み

台風時の訪問ヘルパーのシフトはどうしてる?事業所の対応例2つをご紹介

2019年11月4日

毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。
今週は、「ヘルパーと台風」という話題を紹介します。

 

訪問ヘルパーのシフトは、台風時にはどうする?

2019年は日本列島に立て続けに台風が襲来。台風15号では千葉県を中心に強風による甚大な被害を受け、台風19号では各地で河川が氾濫し、多くの被害が出る惨事となった。

一連の台風では各鉄道会社が計画運休を行ったことも話題になったが、介護業界ではどのように対応していたのだろうか?

 

「ヘルパーの移動手段に合わせて柔軟にシフト対応」

40代のハセガワさんがサービス提供責任者として働く都内の訪問介護事業所では、「ヘルパーのシフトには柔軟に対応した」そうだ。

「今回の台風のように電車が止まってしまったら、電車移動のヘルパーはどうしようもないですよね。
基本的には徒歩、自転車、バイクで移動できるヘルパーにお願いしてシフトに入ってもらいました。

ウチの事業所では、大雨、台風、雪などの日に出勤したヘルパーには手当を出しています。
ヘルパーからは『猛暑手当もほしい』という要望があり、前向きに検討しています」

台風の場合、自転車やバイクは転倒する恐れがあるため、普段よりも移動時間に余裕を持つように指導しており、利用者にも遅れる可能性があることを伝えているのだとか。

 

「特別警報があればヘルパーは自宅待機」

一方、神奈川県内でヘルパーとして働くタナカさんが登録している訪問介護事業所では、ヘルパーのシフトについてきちんとルールを定めているという。

「ウチの事業所では、暴風警報や大雨警報が発令された際は、利用時間が変更、ないしは中止されることになっています。

今回の台風では特別警報が発令されたので、全ヘルパーに事業所から自宅待機命令が出されました」

業務に移動がつきものの訪問介護。
ヘルパーの勤務やシフトについて、台風などの自然災害が起こった時にどのようなルールがあるのか、今一度確認しておきたいものだ。

 

台風で停電が発生。利用者さん宅では…

ちなみに、タナカさんが訪問している地域は、テレビなどでは報じられなかったものの、停電が発生。
台風通過後に利用者さんのお宅を訪問したところ、大変な状況になっていたという。

「幸い、利用者さん自身にも建物にも被害はなかったのですが、停電しているので当然部屋の中は真っ暗。
テレビも見られないので入ってくる情報はゼロで、『避難場所が分からない』とこぼしていました。

冷凍庫に大量にストックしてあった冷凍食品は無残な状態になり、真っ暗なので料理もできません。
台風が去った後は気温がかなり上がりましたが、エアコンや扇風機も使えないので、仕事中は汗だくでした」

テレビのニュース番組や新聞記事は、被害が大きいところから伝えるもの。
その陰では報じられない苦労が発生していたようだが、タナカさんは教えられることも多かったという。

 

「昔は今より不便だった。このくらいの停電は…」

「私も自宅が停電して不便だったので、『早く直して欲しいですよね』と文句を言うと、意外にも利用者の女性は、『このぐらい何ともない』とおっしゃったのです。

その利用者さんは
『普段、便利な生活をし過ぎなのよ。昔は、夏は暑いもの、冬は寒いものって生活だったでしょ。テレビなんてなかったし、停電だってしょっちゅうだったから、このくらいなんてことないわよ』
と言うのです。
すっかり縮こまってしまって『そうですね……』というのが精一杯でした」

ちなみに、タナカさんがそのお宅にいる最中、停電中なのに電話が鳴り、黒電話は停電中でも使えることに驚いたのだそう。
利用者との触れ合いを通じて色々な学びがあることも、介護の仕事の魅力の1つと言えそうだ。

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