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情熱かいごびと

クラウン介護士 篠田佳明さん 1 ~介護業界・注目の人

2014年5月9日

福祉・介護の世界で、情熱を持ってキラキラと輝いて生きている「情熱かいごびと」。
今回からの4回には、ヤケドしそうに熱い心で介護の現場に立つ、篠田佳明さんが登場!有料老人ホームで介護職として仕事をしつつ、ご覧のようにクラウン(道化師)として介護の現場でショーを開催。高齢者の方々などを癒しながら、夢に向かっています。

 

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○●○ プロフィール ○●○

篠田佳明 (しのだ よしあき) さん

1988年10月18日生まれ。幼少の頃から「人の役に立ちたい」という信念を持ち、介護施設のボランティア活動などを重ねる。立教池袋中学・高校から立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科に進学し、クラウンとして活動するボランティア・パフォーマンスサークル どりぃむ・ぼっくすに所属、代表に。
卒業後は介護施設で職員をしながらクラウン介護士に。依頼があれば全国の福祉施設や病院などでクラウニングを行う。

https://www.facebook.com/clown-yoshi

 

 

クラウンとは道化で人を愛し、癒す存在

 

老人ホームでのボールを使ったジャグリング。

老人ホームでのボールを使ったジャグリング。

――篠田さんは、「クラウン介護士」と名乗っていますが、クラウンってどういう意味なんですか? ピエロとは違うのですか?

クラウン=CLOWNは道化師、田舎者、おどけ者と訳されます。こっけいなことをやって、愚かな部分を見せることで、見る人に笑っていただいたり、癒しを与える存在です。

古代エジプトの壁画にも描かれるほど古くから存在し、中世ヨーロッパでは宮廷専属のクラウンがいて、宮廷で癒しや笑いを提供するとともに、君主に自由にモノが言え、時には苦情や批判も言える特別な存在でもあったそうです。
そして、18世紀頃、イギリスの円形劇場での曲馬ショーで、「おどけ役」を演じていた役者が、自らのことを「クラウン」と名乗ったのが、この名が普及する始まりだとされています。

クラウンが表現をするツールとしてジャグリング、マジック、アクロバット、パントマイム、ダンスなどがあります。そしてピエロはクラウンの役名に過ぎません。
ご存じのように、ピエロは顔を白塗りにし、涙マークがあり、しゃべらずパントマイムなど無声で表現を行うという特徴がありますが、それはピエロがそういう役柄だからそうするのであって、クラウンは別にしゃべってもいいし、パントマイム以外の方法で表現をし、人々を癒していいのです。

そうそう、マクドナルドのキャラクターであるドナルド・マクドナルドもクラウンですね。他にも、チャールズ・チャップリンや、喜劇王と言われたバスター・キートン、Mr.ビーン、日本では、志村けんさんもクラウンといえる存在だと、僕は思っています。
技術を見せて楽しませるだけではなくて、大きな愛で人々を包み、癒すことが存在意義だと思っています。志村けんさんの芸の一つである、バカ殿様も、見ているとおかしくて大笑いしてしまいますが、見たあとで心がほんのりあたたかくなると思いませんか?

取材中にも、クマとウサギのバルーンアートを実演してくれました。

取材中にも、クマとウサギのバルーンアートを実演してくれました。

――篠田さんは介護の現場で、クラウンとしてどんな表現しているのでしょうか?

僕の場合は、たとえば施設のレクリエーションやイベントの場などで、ジャグリングやパントマイム、バルーンアート、語りかけなどをして、楽しんでもらっています。
なかなか外に出られず、単調な毎日になりがちな利用者様に、笑顔を届けたい。ひとときでもいいから幸せを味わっていただきたい。
孤独や悲しみ、苦しみの中にあっても、それらの気持ちを抱いていても、笑った一瞬だけはそれを忘れているはず。その一瞬を大切にしたい。
そんな気持ちで、普段の介護職の業務をしながら、休日を利用して全国の施設や病院、イベントの場で、クラウニングをしています。

僕は介護職なので、観客である利用者様の行動や体調、一人一人の表情なども見ながらアプローチができますし、時にはショーのお手伝いをお願いした利用者様が立ち上がるのを助けることもできます。

また、ただパフォーマーとして演じるのではなくて、ショーのあとにはみなさんと握手をしたりお話をしたり、できる方にはハグをさせていただいています。利用者様を理解しながら触れ合うことで、心の底からあたたかくなっていただきたいなぁと思うんです。

 

『仮面ライダークウガ』が原点に

 

クラウンは、みんなを笑顔にできるのが醍醐味!

クラウンは、みんなを笑顔にできるのが醍醐味!

――クラウンになろうと決めたきっかけは? 小さな頃から目指していたんですか?

小学校低学年の頃から消防士とか警察官に憧れて、「人の役に立つ存在になりたい」と口に出して言っていました。「正義の味方」を自分が実際にやるんだ、と決めていたんです。
もちろん、テレビの戦闘ものの番組も大好きで、悪者をやっつけるヒーローに憧れていました。なかでも鮮烈だったのは、小学校6年生のときにテレビで見ていた『仮面ライダークウガ』です。

クウガは歴代の仮面ライダーのなかでも、奥が深いといいますか、本当に尊敬すべき存在なんですよ。主人公の五代雄介が、ひょんなことから仮面ライダーのベルトを手にするのだけれど、自分が本当に正義の味方をやってもいいのか、やれるのかと考え込んだり。悪者を殴るときにその手の感触に苦さを感じ、「正義のために力でねじ伏せていいのか」と葛藤したり。けれど、人が泣いているのを見て、「これ以上、人の流す涙は見たくない。皆に笑顔でいてほしい!」と奮起する。
シーンごとに感動させてくれて、のめりこみましたね。

その五代雄介が、第1話でジャグリングをして、子どもを和ませるんです。それがジャグリングとのはじめての出会いでした。
言葉で慰めなくても、人を笑顔にできるんだ、と知って、自分もやってみたいなぁと思ったのです。
実際には、本格的にジャグリングを始めたのは、大学になってからなのですけれどね。

ジャグリング以外でも、「誰かの笑顔のために頑張る男」という五代雄介の生き方に感銘を受け、「誰かの笑顔のために頑張る」が私の生き方になっています。

――感動や感激の多いお子さんだったんですね。

はい。今でもそうです。
いい映像や話を見聞きしては泣いてしまうし、すばらしい人に出会っては感激で心を震わせます。

――そして、とても個性的。小さい頃は、周囲の友達と同調して行動するものですけれど、篠田さんは、流行や世間の風潮などとは関係なく、自分が信じた道をひた走るタイプですよね?

そうですね。どの中学に入学するかも小学校2年生の時に自分で決めました。尊敬する父と同じ大学に入りたいと、その付属校の立教池袋中学を目指して勉強を始めました。
小さい頃から今に至るまで、夢は「世界平和を実現する!」です。自ら選んだ中学で、ますますその思いを強くしました。

 

次回、中学校で福祉に目覚めた話に続きます。

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