メニューを開く

介護求人ナビ

検索ボタン

介護職への転職インタビュー:ブライダル業界から介護業界へ

介護職への転職インタビュー:ブライダル業界から介護業界へ

華やかな印象のブライダル業界から介護業界へ、異業種転職を遂げたTさん。
業務の違い、働き方の違い、給料の違い……どのように乗り越え、今に至ったのでしょうか。
転職して2年近くになるTさんに、転職当時の状況や不安に感じたこと、転職して良かったことなど、未経験での転職について、お話を伺いました!

前職:ブライダル業界での接客業
・勤続年数 9年
・雇用形態 アルバイト
・給料 約25〜28万円/月
・週6日勤務(労働時間:10~15時間/日)
現職:住宅型有料老人ホームの職員と訪問ヘルパーを兼任
・勤続年数 1年10か月
・雇用形態 正職員
・給料 約23〜26万円/月+ボーナス2か月分
・週5日勤務。夜勤は月に4~5回(日勤9時~18時、夜勤17時~翌日10時)

現在の仕事・業務

■今、どんな仕事をしていますか?

住宅型有料老人ホームの職員として働いています。
食事のサポートやレクリエーションが主な仕事ですが、職員リーダーとして往診同行やモニタリングの作成、職員指導も担っています。

住宅型有料老人ホームでは、利用者さんが介護サービスを受けるときは外部の訪問介護サービスを利用するのですが、うちの場合は敷地内に訪問介護事業所があって僕は訪問ヘルパーとしても所属しているので、利用者さんのお部屋での身体介護や排泄介助なども担当しています。

16床の小規模な老人ホームなので、利用者さんとの関係性が深く、さまざまなお話の中からお人柄を熟知できる環境だと思っています。

■仕事のスケジュールを教えてください。

朝・昼・夕の食事の時間には、利用者さんが集まって食事をするので、食事介助をします。自由時間にはリビングスペースでお話をしたり、一緒にレクリエーションを楽しんだり。

利用者さんが部屋にいる間は、昼夜、時間を決めて訪問をするほか、気になる症状や行動のある方のところには少し頻繁に行くなど、安全でくつろげる時間を過ごせるよう、考えています。

夜勤は月4~5回ですね。最初はきつかったですが、だいぶ慣れました。

介護業界に転職したきっかけ

■以前はどんな仕事をしていましたか?

ブライダルの会社で、結婚式場スタッフをしていました。現場の責任者という立場で、新郎新婦のお出迎えからご両親様、ご親族様、友人の方へのおもてなしなど、結婚式当日のお手伝いをする仕事です。
週末には1日に4件もの結婚式が入ることもあるので、300名様くらいのお客様に関わらせていただいていました。

結婚式が多いのは週末ですが、式場で平日にレストラン営業をしていたので、お食事をされに来るお客様の対応もしていました。平日に1日だけお休みです。

週末になると12時間近く、座ることなく動き回ることもあり、華やかな仕事だと思われていますが、実はかなりのハードワークでしたね。でも、人と接する仕事が好きでしたし、やりがいを感じていました。

■介護職に転職したきっかけは?

ブライダルの仕事を辞めることは、当時考えていませんでした。転職したのは、管理者である今の上司に誘われたからです。

働く上で大事なのは『何をするか』よりも『誰と働くか』だと思っています。

今の上司は、実は結婚式場の元上司。その働き方、指導の仕方を尊敬していて、この人についていきたい、と思いながら働いていました。その上司が先に介護業界に転職をして、僕を誘ってくれました。業界も業種もまったく違っていましたが、この人と一緒に働きたいと思ったわけです。

正直、すごく悩んだんですよ。「介護の仕事」に対する自分のイメージがあまりよくなくて。当時結婚を考えていた彼女もブライダル業界で働いていましたが、「未経験でいきなり転職して大丈夫?」と心配そうでした。

しばらく考えさせてもらっていました。でも、いろいろ考えた上で、やはりこの人についていきたいと思い、転職のお誘いをいただいて1年以上たってから、今の有料老人ホームに転職しました。

転職前に不安だったこと

■介護職としての仕事に不安はありませんでしたか?

不安でしたよ。彼女も親も、「どうして介護業界に転職するの?」という感じでしたし。だからこそ、1年以上も転職に踏み切れませんでした。

当時、周囲の人と同様に、僕も介護の仕事にネガティブなイメージを持っていて「勤務時間が長い、給料が安い、オムツ替えがつらそうだ、暴力をふるう利用者さんもいるだろう」と考えていたんです。

元の上司は尊敬していたし、上司と一緒に働きたいという思いは強かったけれど、その仕事が介護なのか?と何度も自問自答しました。

■転職後、その不安は解消されましたか?

転職に迷っている僕を見て、上司が「とにかく遊びに来てみなよ」と言ってくれたんです。それで、何度か老人ホームに遊びに行って、職員の方たちと食事をしたりしました。

その時に、介護業界に転職することへの不安を隠すことなく、ぶつけてみたんです。すると、職員の方から、「介護はお手伝いをするのではない。お医者さんではないから病気を治してあげられないけれど、生活はコーディネートしてあげられる」という言葉が返ってきて。その言葉が当時の僕に響いたんです。

「介護は、利用者さんと一緒に生活をしていく仕事。どうしたら楽しい生活にしていけるか、それを創造していけるのが介護士だよ」って。物事をとらえる角度を変えることの大切さを知りました。

それに、前職ではアルバイトでの契約でした。結婚を控えていましたし、正職員という雇用形態の必要性も感じていました。

介護業界に転職するために準備したこと

■転職する前に準備したことはありますか?

とにかくブライダル業界で働いているときは忙しくて余裕がなく、介護についての知識を学ぶことはできませんでした。

介護職員初任者研修は入社後に取りました。この研修で、介護とは何か、具体的に、また精神的な面も学ぶことができました。

■転職前にしておいてよかったことはありますか?

一緒に働くスタッフの皆さんと話す機会があったことがよかったですね。介護の仕事はどういうものかを教えてもらえたし、実際に会ってみてこの人たちとなら楽しく働けそうと感じました

今は新型コロナで施設見学も難しいかと思いますが、見学やスタッフさんとの交流の機会があれば、不安なことや疑問点はしっかり聞いてみると良いと思います!

介護職に転職してよかったこと・大変なこと

■介護職に転職してよかったことは何ですか?

「介護の仕事は忙しい」というイメージでしたが、ブライダル業界の仕事の方がもっと忙しかったです。1日12時間座る暇がない、という働き方は、20代の頃はいいけれど、30代、40代になると体力的にきついな、と思っていました。

今働いている老人ホームでは、希望休は毎月3日間、連休や毎月3連休を取得することや冠婚葬祭、帰省などで長期休暇が必要な際にはシフト調整をして休むことが可能です。
休日日数については、月9~10日、年間115日の休日があります。休日にはしっかり体を休められるので、介護職のほうが長く働けるという実感があります。結婚した妻や両親も今は納得してくれています。

■介護職に転職して大変だと思ったことは何ですか?

介護職に転職して初めて夜勤シフトで働いたので、慣れるまでは大変でしたね。慣れてしまってからは、残業も少ないし働きやすいと感じています。

それと、介護の仕事は研修で習ったことがすべてじゃないのが大変だと思いました。利用者さんへの声掛けも、うまくいく時とうまくいかない時があって、難しいなと感じます。

でも、そんなマニュアル通りにいかないということが、介護の仕事の楽しい点だとも思っています。

介護の仕事に役立つスキル

■これまでの経験やスキルで転職後に役立ったものはありますか?

ブライダル業界での仕事では、1日に何百人ものお客様と接していたので、「この方には細かい気遣いをもって話したほうがいい」「この方にはむしろフランクに話したほうが喜んでくださる」など、人を見る力は培われていました。それが、今の職場で利用者さんや職員に接する中でも生かされているな、と感じます。

今後の目標

■今後の目標や、やりたいことはありますか?

施設長になることですね。尊敬する上司を追いかけて転職したのですから、いずれ追いついてやるぞと思っています!

それには、まずは実務経験を積んで介護福祉士の資格を取ることが短期的な目標です。

段階を踏みながらスキルと経験を重ね、施設長にふさわしい人間になりたい。そして、介護業界に新しい風を吹き込みたいですね。

うちのホームは同業種・異業種問わず、地域でたくさんの関わりを持っています。そんな中から、地域の子どもたちともつながり、「子ども食堂をやろう」など、地域課題に挑戦しています。そんなふうに、介護業界に新しい風を吹かせたい。

地域で愛され、地域に貢献でき、社会全体に影響を与えられるような介護の場をつくれたらいいなと思っています。

この記事をシェアする

フォローする フォローする
エリア×テーマで、注目求人を集めました!
↓ 各特集バナーより、詳細をご確認ください ↓
エリア×テーマで、注目求人を集めました!
↓ 各特集バナーより、詳細をご確認ください ↓

TOPへ戻る

btn_share_sp

メニュー