
新型コロナウイルスの感染者の増加に伴い、2022年に入ってからまん延防止等重点措置の対象となる都県が増えています。
今年1月30日に実施される第34回介護福祉士国家試験は、予定通り実施されることが社会福祉振興・試験センターより発表されました。
第34回(2022年1月)介護福祉士試験は予定通り実施
新型コロナウイルスの流行により、1月24日現在、
16の都県にまん延防止等重点措置が発令されています。
さまざまな資格試験やイベントなどの開催が危ぶまれていますが、介護福祉士国家試験は予定通り
2022年1月30日(日)に実施されることが案内されました。
(参考:社会福祉振興・試験センター
「社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士国家試験におけるまん延防止等重点措置にかかる対応について」2022年1月21日)
新型コロナ陽性の場合の特別措置はある?
介護福祉士国家試験には、新型コロナ陽性の場合でも追試験や再試験といった特別措置はありません。
<介護福祉士国家試験を受験できない方>
●新型コロナウイルス感染症に罹患し、退院または宿泊療養等の解除が認められていない方
●保健所等から濃厚接触者に該当するとされ、健康観察や外出自粛等の解除が認められていない方
●海外から入国し、検疫所が指定した施設または自宅等での待機の解除が認められていない方
●試験当日、発熱(37.5度以上)や体調不良があるなど新型コロナウイルス感染症の感染の疑いがある方
(社会福祉振興・試験センター「社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士国家試験におけるまん延防止等重点措置にかかる対応について」より抜粋)
ただし、新型コロナウイルス感染が原因で介護福祉士国家試験を受験できなかった場合は、
受験料を返還してもらうことができます。
万が一の場合には、社会福祉振興・試験センターのホームページから「受験手数料返還申請書」をダウンロードし、診断書や検査結果などの確認書類を添付して、期限までに申請するようにしてください。
介護福祉士国家試験の受験会場での注意点は?
介護福祉士国家試験の試験当日、会場ではマスクの着用が求められています。
マスクを準備して試験に臨みましょう。
試験会場では、ティッシュやハンカチを机の上に置いておくこと、防寒用のひざ掛けを使用することが認められています。
感染症対策でこまめに換気をするケースが増えています。万全の体調で試験が受けられるよう、寒さ対策もしておくことをおすすめします。