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2013年09月30日

話題の介護ロボット、現場の人はどう思う? | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

jikenbo29robot毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。
今週は内閣府が行った、「介護ロボットに関する世論調査」について紹介します。

未曾有の超高齢化社会の到来を前に、活躍が大いに期待されるのが“介護ロボット”。厚生労働省のデータによれば、現在およそ130万人が介護職員として働いているものの、2025年には210万人から250万人の介護職員が必要だと言われており、介護ロボットへのニーズは高まりを見せている。

今回、内閣府が行った調査は、全国の20歳以上の男女3000人を対象に行ったもの。内閣府は調査の目的を、「介護ロボットに関する国民の意識を調査し,今後の施策の参考とする」と述べ、介護経験や介護での苦労、介護ロボットの認知度や利用意向などについて聞いている。

これによると、まず回答者のうち介護の経験があるのは26.3%で、家族が介護の経験がある人が11.5%。介護経験者は、「介護で苦労したこと」として、「排泄」(62.5%)、「入浴」(58.3%)、「食事」(49.1%)を挙げている。

そして、介護ロボットの認知に関する質問では、「知っていた」が 73.8%(「どのようなものか知っていた」と「話だけは聞いたことがあった」を足したもの)、「知らなかった」が26.1%と、認知度はなかなかの高率。介護ロボットの魅力については、「介護をする側の心身の負担が軽くなること」(63.9%)、「介護をする人に気を遣わなくても良いこと」(41.5%)が上位に挙げられており、こうした回答からは、日頃の介護にまつわる苦労や不満が透けて見える。

ただし、介護者や被介護者ともに期待感は高い介護ロボットだが、調査結果を見てみると、「介護をする際にロボットを使いたいか?」という質問に対し、59.8%の人が「利用したい」と答えたものの、33.9%の人が「利用したくない」と回答。また、「介護を受ける際にロボットを使いたいか?」という質問に対し、65.1%の人が「利用して欲しい」と答えたものの、29.3%の人が「利用してほしくない」と回答している。

厚生労働省は現在、介護ロボットの支援事業を行っており、事業支援の背景の一因として、介護従事者の「腰痛問題」を指摘している。今回の調査結果を見る限り、まだまだ介護ロボットに抵抗感を感じる人も少なくないようだが、介護者が身体を壊すような状況は、本末転倒の見本のようなもの。厚労省には今後、ロボットへの抵抗感排除への取り組みも、必要とされそうだ。

【参考】
・↓プロトメディカルケアが運営する介護のポータルサイト「介護の知恵袋」でも、詳しく介護ロボットをご紹介しています
オアシス介護 介護の知恵袋 「特集 介護維新最前線へ! 期待が集まる介護ロボット」

「介護ロボットに関する特別世論調査」の概要【pdf】

福祉用具・介護ロボット実用化支援事業-厚生労働省【pdf】

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