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2014年02月24日

必要な人に届かない?ネットの介護情報 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」

jikenbo12net毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、“ネットと介護”に関するお話を紹介します。

ネットの発達は介護業界にも波及し、介護の手段や方法、介護施設の情報、悩みやグチをぶつけられる掲示板など、さまざまな介護情報がネットで閲覧ができるようになった。他ならぬ当サイトも、そうした情報をお届けしているわけだが、在宅介護業界に詳しいGさんによれば、「本当にそういう情報を欲している人は、ほとんどネットを見ない」のだという。我々にとっても聞き捨てならないそうした事情について、Gさんはこう語る。

「在宅介護をする人は、とにかく日々介護に忙しく、暇があれば仕事や家事に追われている。ネットを見る暇なんて皆無。こんなにさまざまな介護情報が手軽に手に入るなんて、大半の人が知らないのでは」

実際、内閣府が発表している「高齢社会白書」内の老々介護の実態調査では、同居している介護者の年齢は、「男性では64.8%、女性では60.9%が60歳以上」(2013年「高齢社会白書」)という数字が示されており、老々介護が想像以上に進んでいることは明白。

一方、総務省が行っている「平成24年通信利用動向調査」によれば、2012年末における個人の世代別インターネット利用率は、13歳~49歳までは9割を超えているものの、60~64歳は71.8%、65~69歳は62.7%、70~79歳になると48.7%と急降下しており、「ほとんどネットを見ない」というGさんの指摘が、あながち大げさな表現ではないことは、数字上からも証明されている。

そしてGさんは、介護者のためのイベントなどについても、「来られる人は余裕がある人。本当に困っている人は介助者を放っておいて外出できる訳はない」と、現実を指摘している。こうした指摘は我々にとっても耳の痛いところだが、“ネット”というキーワード1つをとっても、介護には家族単位、親族単位でのサポートが必要だということは間違いないようだ。

【関連リンク】
・高齢社会白書のデータ(PDF)
・通信利用動向調査

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