目次
面接会場への到着時間は何分前がベスト?
面接会場への到着は早すぎてもNG!
面接予定時刻=面接がスタートする時間
早く着き過ぎたらどうする?
面接時間に遅れそうな時はどうする?
出発前のチェック項目7点
時間の管理は社会人のマナー!
面接会場への到着時間は何分前がベスト?
転職活動の面接では、時間厳守が絶対です。
社会人のマナーとして、面接会場への到着時間は何分前が最適でしょうか。
一般的には
10分前に会場に到着することがベストだと言われています。時間に遅れるのはもちろん、到着が早すぎてもいけません。
面接会場への到着は早すぎてもNG!
到着時間が早すぎると、
会場の準備が終わっていないこともあります。
介護サービス事業所や介護施設等が会場の場合は、相談室や面談室・会議室などを使って面接を行うことが一般的です。
到着時間が早すぎると、
職場内でのミーティングや、施設見学者の対応などの用途に面接会場を使っている場合があり、面接先に迷惑をかけることもあります。
また、到着時間が早すぎたために、採用担当者や担当者以外の職員が予定よりも早めに面接者の対応をしなければいけなくなります。
相手に余計な手間をかけさせてしまうことから、
訪問先への配慮が足りないという印象を与えかねません。
時間に遅れてしまうのが心配で早めに到着したいといっても、早すぎるのは相手側に迷惑をかけてしまいます。
余裕を持って行動するのは大事ですが、会場への到着時間が早すぎても印象を悪くしてしまいますので、注意しましょう。
面接予定時刻=面接がスタートする時間
面接会場への到着時間がギリギリ、というのも好ましくありません。
面接予定時刻は会場到着予定時間ではなく、あくまで
面接を開始する時間です。面接をするための簡単な身だしなみや気持ちの準備も必要です。
面接中に着信音やバイブが作動しないように携帯電話をオフにするなど、面接の準備をするための時間も必要です。
どんなに遅くとも5分前には会場に到着し、準備を整えていることが気持ちの余裕にもつながり、面接の印象もよくなります。
このような理由から、面接会場への到着時間は早すぎでもなく、ギリギリでもない、
10分程度前の時間がベスト
です。
時間の管理ができているかどうかは、企業の採用判断にも大きく影響する要素ですので注意しましょう。
早く着き過ぎたらどうする?
予定していた時間よりもだいぶ早く事業所に到着しそうな場合は、時間を調整しましょう。
時間に余裕を持って自宅を出発したら、思いのほか早く到着し、30分以上時間を持て余すことがあります。面接会場が介護施設や介護サービス事業所の場合は、入り口付近でウロウロしていると相手側の迷惑になります。
会場近くにカフェやコンビニエンスストア、公園などがあれば、そこでいったん落ち着いて資料を確認するなど、面接の準備をしながら時間を調整しましょう。
面接の不安や緊張感が強い場合は、いったんリラックスするように心がけましょう。
準備を整え、気持ちのスイッチを入れ直し、会場に10分前に到着できるように出発しましょう。
面接時間に遅れそうな時はどうする?
●面接に遅れそうならすぐに連絡を!
面接に
遅刻は厳禁です。
時間を守れるかどうかは社会人のマナーとして重視され、遅刻は面接での大きなマイナス評価となります。
やむを得ない事情があって面接に遅刻する場合、
連絡は少しでも早く取りましょう。
面接開始時間に遅れることが確実になったタイミングで連絡するのではなく、時間ギリギリもしくは遅れるかもしれない、と思った時にはまず先方に連絡しましょう。
時間に遅れることがわかれば、相手側もそれに合わせて準備もできますし、こちらも慌ててパニックになることなく会場に向かうことができます。
●遅刻するときは理由を伝えましょう
遅刻の連絡をする時には、謝罪とともに
時間に遅れる理由も説明しましょう。
・公共交通機関のトラブルがあったため
・腹痛で途中下車したため
など、向かっている途中で起こったトラブルが李湯という場合や、
・現勤務先の利用者の緊急対応があった
など理由を明確に伝えるといいでしょう。
社会人として不適切な理由や、相手に不信感を与えかねない理由はできれば避けましょう。寝坊した、他の会社の面接が長引いた、などは間違っても言わないようにしましょう。
遅刻によるマイナス評価を覆すために、言い訳を重ねたくなるのは理解できますが、先方も業務中に電話を受けていますので、理由は簡潔で構いません。
まずは
丁寧に誠意ある謝罪をすることを心がけましょう。
●会場に着いたら遅れたことを謝罪
会場に到着した時も、まずは面接に遅刻したことについて、誠意を持って謝罪しましょう。
遅刻をしてしまうことがあっても、それが原因で時間にルーズな人だと思われることのないよう、誠実に早めの対応をしていくことが大切です。
丁寧に謝罪し、印象が悪くなることを避けましょう。
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出発前のチェック項目7点
面接当日、出発する前にチェックすべきことをまとめておきます。
●経路・乗り換えの確認
面接会場までの経路・乗り換えの確認をしましょう。
面接時間に合わせて到着できるように電車の時刻を確認するのではなく、
早めに到着できるスケジュールを立てることをお勧めします。
当日、電車の乗り換えのタイミングが合わないことや、電車が遅延するなど、想定外のトラブルが発生することもあります。
「2本前の電車に乗る」「30分前に到着するように出発する」など、余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。
最寄り駅からバスに乗車する場合は、バスの乗車場所や乗車する系統・行き先なども確認しておきましょう。
●会場地図を確認
電車やバスを降りた後の経路も事前に確認しておきましょう。
道路上の目印となる建物などもチェックしておくと、当日慌てずに済みます。地図アプリで交差点や道を間違えそうな場所の風景などを確認しておくと、会場まで迷うことなくたどり着くことができます。
最寄り駅を降りてから地図アプリで検索しながら会場まで歩くこともできますが、バッテリー切れ等でスマートフォンが使えなかった場合も考慮し、念のため、
地図をプリントアウトしておくのもいいでしょう。
●身だしなみの確認
身だしなみも出発前に念入りにチェックしましょう。
服装は清潔感が重要です。
しわや汚れがないかチェックをしましょう。
髪型のセットも確認し、寝ぐせなどがないかも確認しましょう。
男性はひげの剃り残しにも気を付けましょう。
見た目の印象が面接の結果にも影響しますので、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
●スマートフォンの充電の確認
スマートフォンの充電もフルにしておきましょう。
面接に遅刻する場合など、緊急の連絡が必要になる場合もあります。
地図アプリを使って会場までのルートを確認するためにもスマートフォンは欠かせません。
心配な方はモバイルバッテリーを用意し、充電切れになっても外出先でバッテリー充電ができるようにしておきましょう。
●想定される質問内容を確認
面接時に
想定される質問を事前にシミュレーションしておきましょう。
これまでの職歴についての質問や、転職しようと思ったきっかけ、志望動機などの質問はスムーズに即答できるように準備しておきましょう。
姿勢や表情なども、本番を意識して練習しておくと、本番での緊張感も緩和され、より好印象を残すことができるでしょう。
●企業情報をチェックする
面接する施設や事業所の情報もチェックをしておきましょう。
ホームページや資料などがある場合は確認し、事業所の特徴をチェックするなど、情報収集をしておくといいでしょう。
採用担当者の名前なども、もう一度確認しておきましょう。
面接の最後に面接官から「何か質問はないですか?」と聞かれた時に、情報収集した内容を踏まえて質問できると、面接前に十分なリサーチをしていることがわかり、入社への意欲も評価してもらえるでしょう。
●持ち物の確認
持ち物の最終確認も出発前に行いましょう。
特に、履歴書や職務経歴書、資格証など、提出書類がある場合は必ず出発前にもう一度チェックしましょう。
最終的なチェックが終わったら、面接会場に向けて余裕をもって出発しましょう。
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時間の管理は社会人のマナー!
面接をするにあたり、社会人のマナーとしてまず評価されるのが時間の管理です。
時間にルーズな人は優れた技術を持っていても、価値のある資格を持っていても、チームの中で能力を発揮することはできません。
面接会場への到着時間は定刻の10分前を心がけましょう。余裕を持ったスケジュールを立て、到着が早すぎたら、面接の準備を兼ねて時間を調整しましょう。
遅刻する時には早めに連絡し、丁寧に謝罪します。
時間をマネジメントできるのは社会人として最低限のマナー。失敗のないように、入念にスケジュールの確認を心がけましょう。