キープリスト

一覧を見る

キープリストに登録されている求人はありません。

2024年03月14日

要介護認定にAIを活用 政府検討 河野担当相、認定期間の長期化を「大きな問題」

《 WG(オンライン会議)で挨拶する河野太郎担当相 》

政府の「規制改革推進会議」が14日に開催したワーキング・グループで、介護保険の要介護認定にかかる期間が長期化している問題を取り上げた。【Joint編集部】

河野太郎担当相は挨拶で、「適切な介護サービスをすぐに利用できないことは申請者や家族にとって大きな問題。自治体やケアマネジャーら関係者の負担も非常に大きい」と指摘。「AIやデジタル技術の利活用を含め、要介護認定プロセス自体の合理化・高度化を議論していく」と明言した。

厚生労働省によると、要介護認定にかかる期間は昨年度下半期で平均40.2日。法定の30日以内を上回っており、サービスの円滑な提供の大きな支障となっている。

高齢化が急速に進むなか、申請件数の増加や人材不足などで現場の対応が追いつかないのが実情。厚労省の担当者は会合で、「どうしたら短縮できるのか、我々も悩んでいる」と述べた。

会合ではさいたま市が現状を報告し、「来年度には申請件数が審査会の処理能力を超える。今後、要介護認定にかかる期間がより大幅に伸びる可能性がある」と説明。「保険者ごとの業務改善で解決できる問題ではなく、制度の抜本的な見直しが必要」と指摘した。

意見交換の中では、AIやセンサーなどを駆使した要介護認定の自動化を目指すよう促す声もあがった。テクノロジーの活用で要介護認定の的確さ、公正さも上がるとの見方があり、それを実現していくことが今後の課題となる。

<介護のニュースサイトJoint>

この記事をシェアする

介護求人ナビは全国で40,000件以上の介護・福祉の求人情報を掲載した、介護業界最大級の求人サイトです。訪問介護やデイサービス、グループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど高齢者介護の施設や、児童福祉や障害者支援に関わる施設・事業所の求人情報を多数掲載中。介護職、ヘルパー、ケアマネジャー、サービス提供責任者、ドライバーなど職種だけでなく、施設種類での検索や給与検索、土日休み・週休2日制・日勤のみ・夜勤専従・残業なしなど、こだわり条件での求人検索の機能も充実しているので、あなたにぴったりの介護求人が効率よく見つけられます。ブランク可な求人や未経験可の求人、研修制度ありの求人も掲載しているので、初めての転職でも安心!転職・就職・再就職・復職・アルバイト探しに、介護求人ナビをぜひご活用ください。

関連記事