2025年09月10日
厚生労働省はこのほど、2023年度の介護保険事業状況報告(年報)を公表した。65歳以上の被保険者に占める要介護・要支援認定者の割合(認定率)が19・4%と過去最高を更新し、認定者数は初めて700万人を超えた。75歳以上の後期高齢者の増加が続く一方、介護費用の総額も伸び続けている。
65歳以上の第1号被保険者数は3589万人で、前年度から4万人増と伸びは緩やかだった。内訳を見ると、65〜74歳の前期高齢者が前年度比65万人減の1571万人(4・0%減)となったのに対し、75歳以上の後期高齢者は同69万人増の2018万人(3・5%増)と対照的な結果となった。
この結果、高齢者全体に占める後期高齢者の割合は56・2%に達した。介護保険制度が始まった2000年度の41・1%から15・1ポイント上昇しており、高齢者の中でも、より介護が必要となる後期高齢者の割合が増加している。
要介護(要支援)認定者数は、24年3月末時点で708万人となり、前年同月末から14万人(2・0%)増加した。介護度別の内訳を06年度と比較すると、比較的軽度な要支援1が102万人(06年度53万人)、要支援2が100万人(同51万人)とほぼ倍増した。
一方で、最重度の要介護5は59万人(同49万人)と1・2倍にとどまり、10年以降はほぼ横ばいで推移。軽度認定者の増加が全体を押し上げる構図となっている。
第1号被保険者に占める認定者の割合(認定率)は上昇を続けており、00年度の11・0%から、23年度には19・4%と過去最高を更新。前年度の19・0%から0・4ポイント上昇した。
介護サービス受給者数も増加が続き、23年度は609万人と前年度から10万人増加した。制度開始当初の00年度(184万人)からは約3・3倍となった。
サービス別の受給者数を06年度比で見ると、居宅サービスが422万人(1・64倍)、地域密着型サービスが91万人(5・68倍)と大幅に増加した。一方、施設サービスの利用者は96万人(1・19倍)と、他のサービスに比べて伸びは緩やかだった。背景には、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームといった高齢者向け住まいの普及があるとみられている。
利用者負担を含めた介護費用の総額は、22年度の11兆3778億円から、23年度は11兆7186億円となり、前年度比3408億円(3・0%)増加した。
第1号被保険者1人あたりの給付費(年額)は、前年度比8400円増(2・9%増)の30・2万円となった。制度が始まった00年度の12・3万円から2倍以上に膨らんでいる。
<シルバー産業新聞 2025年9月10日号>
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