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2016年06月22日

訪問介護は向かないと挫折。でも、合う仕事を見つけた!…転職理由Tさん2

特別養護老人ホームでの入浴介助の仕事が自分に合っていると思え、次の仕事も介護職に、と考えたTさん。訪問介護事業所に勤めることにしましたが、ここでは利用者さんに不満を言われてばかり……。いったい何が原因だったのでしょうか?今回はその状況をお伝えします。

*T・Tさんの「私が転職した理由」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら



T・Tさん(41歳)のプロフィール・転職経験

image001●介護業界歴…14 年

●介護の仕事に就く前…メーカー経理職、クリニックの医療事務

●転職回数…4回

●いままでの勤務先…特別養護老人ホーム、訪問介護事業所

●現在の勤務先…認知症対応型通所介護事業所

●保有資格…介護福祉士、介護支援専門員


焼き菓子の焼き色まで指示される訪問介護職員

image003二人目の子どもが生まれ、家事も子育ても手がかかるようになったので、時間の融通がきく仕事がしたいな、と思っていました。特別養護老人ホームの入浴介助も楽しかったのですが、ほぼ毎日出勤しなくてはならないので、子どもの病気や行事の時などに悩むだろうな、と思ったのです。ホームヘルパーなら、あらかじめわかっていれば保育園の行事の時は仕事を入れない、などできますし、子育て中には都合がいいと思いました。

また、ガンを患った父のために、我が家でもホームヘルパーの方に来ていただいていたのですが、その方がすばらしかった。食事作りの時は、冷蔵庫を開けて、あるもので本当においしいものを作ってくれる。とろみを出すのに、片栗粉などがなければ、山芋を使ったり、嚥下のためにハチミツを使ったり。まさにスーパーヘルパー。そんな人に、私もなりたいと思ったのです。それで、近くの訪問介護事業所に応募し、ホームヘルパーとして働き始めました。

しかし、始めてみてすぐ、自分には向かない、と思いました。

私が最初に担当した80代の女性は、生活支援について、指示がすごく細かかったんです。たとえば、洗濯機にタオルを入れるときも、「こうつまんで、こういうふうに振り入れてほしい」と、振り方まで指示されるんです。

リンゴを買って来てほしい、と言われる時には、小さすぎず大きすぎず、「これぐらいの大きさ」という指定がある。焼き菓子の焼き色も、濃すぎると怒られ、浅すぎると怒られる。支援時間があと5分、というときでも、「指示どおりでないのだから、買い直してきてほしい」と言われ、買い直しに行くこともしばしばでした。時間超過分は、「あなたが悪いのよ」と言われ、自分で消化しました。

文句を言おうにも、「他のヘルパーさんは、みんなちゃんとやってくれるわよ」と。そういわれると、言葉が出ません。もちろん、サービス担当責任者には相談しました、けれど、「それでみんなやっているのなら、しかたがないなぁ」の一言でした。我慢するしかなかったんです。


生活支援の意味がきちんと理解されていなくて

image005最初はその方だけが意地悪なんだろうと思っていました。でも、たまたまなのかもしれませんが、私が担当した他の方も、似たような感じでした。当時は、介護保険制度が始まってまだ間もない頃。以前とシステムが変わったから、1割負担であっても、これまでよりサービスに対して多くお金を払っている、という感覚が強かったのかな、と思います。そうなると、自分が自由に使える家政婦のように思ってしまうのかもしれません。

それに、在宅というのは、お相手のテリトリーに自分が入っていくわけです。利用者さんの感覚に、こちらが合わせて満足してもらう、というふうになりがちです。ヘルパーに対して上から目線になりがちな利用者さんも、出てきやすいのでしょうね。

経験を踏んだ今なら、利用者さんの気持ちに寄り添いながら、誤解を解いたり、上手にかわしたり、うまく説明できたかもしれない。自分が未熟だったということも、うまくいかない理由だったのかもしれません。また、今ならシステムも整っていて、利用者さんの過剰な要求を事業所が「それはできません」と言えると思うんです。でも、当時はまだ事業所のルール自体があやふやだったこともあって、どうしても利用者さんが強くなってしまっていたのかな、と思います。

結局、3カ月で辞めました。辞めると上司が伝えに行ったとき、利用者さんは、「あら、あの子、よかったのに」と言ったそうです。軽い気持ちで、あれこれ要求していたのかもしれませんね。外に出られないストレスを、私にぶつけていたのかもしれません。

しかし、それを受け止めるだけの度量は、当時の私にはありませんでした。かといって、高齢者に関わる仕事をあきらめようとは思いませんでした。介護という仕事には、確実に魅力を感じていました。どうしよう――。

私は、また、求人雑誌をめくり、次の介護の仕事を探し始めたのです。

次回は、納得のいく職場を見つけたTさんの様子をお伝えします。

*T・Tさんの「私が転職した理由」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら



●先輩たちの職場選びの失敗事例に学ぼう
→ 「こんなはずじゃなかった…」 転職先選び 私の失敗談


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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