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2021年08月16日

応募フォーム(Web履歴書)記入のコツ!上手な書き方・まとめ方がわかる!

応募フォーム(Web履歴書)記入のコツ!上手な書き方・まとめ方がわかる!
転職を決意し、いざ応募フォームを開いてみたとき、履歴書や職務経歴書などの慣れ親しんだ様式とはまったく別のフォーマットが出てきて戸惑った方もいるのではないでしょうか。

「必須項目や任意項目とは何なのか」「1,000文字以上も入力できるフォームはどのように書いていけばよいのか」「書き方やまとめ方のコツはあるのか」など、さまざまな疑問が出てきます。

今回は、応募フォームへの入力に関する疑問や不安についてお答えします。転職する際にはぜひ参考にしてみてください。

応募フォームの任意項目は書かないと落ちる?

応募フォームの任意項目は書かないと落ちる?
まず、転職サイトの応募フォームは、入力しなければエラーとなってしまう「必須項目」と、入力をしなくとも先に進むことができる「任意項目」があります。
任意というと書かなくてもよいと思われるかもしれませんが、応募フォームの項目は転職にあたり会社が必要とする情報の基礎となるものなのですべて入力するようにしましょう

ただ、志望動機や自己PRなど採用の合否に大きく関わる重要な情報以外の任意項目については、どうしても書ける内容がなければ無理して書く必要はありません。

任意項目は書いてあると採用に有利に働くことがありますが、任意項目で書いていないところがあることが理由ですぐに不採用になることは基本的にはありません

介護求人ナビの応募フォームの特徴

介護求人ナビの応募フォームの特徴
介護求人ナビにおける必須項目は、応募者の基本情報となる「名前」「フリガナ」「性別」「生年月日」「住所」「電話番号」「メールアドレス」となっています。

介護求人ナビの応募フォームの特徴
それに対し任意項目は、「資格」「自己PR・本人希望など」となっています。

「資格」についてはチェックボックスで選択する形式です。介護系の資格のみならず、医療や福祉・保育に関する資格まで幅広く対応しています。該当する資格がある場合にはしっかりとチェックしておきましょう

「自己PR・本人希望など」に関してはフリーで入力できる入力欄となっており、全半角で最大2,000字まで入力することができます。任意項目ではありますが、自己PRや本人希望などは会社が把握しておきたい情報の一つです。

基本的に応募フォームでは応募書類を手書きするよりもはるかに短時間で多くの文字を入力することができるため、応募者の意思や主張をアピールすることができる「自己PR・本人希望など」は、1,000字以上もの入力欄が用意されていることが多いです。

そのため、紙媒体よりも多くの情報を相手に伝えることが可能となります。「自己PR・本人希望など」は、採用の合否にも関わる重要な情報なのでしっかりと入力しておきましょう

応募時に「自己PR・本人希望」には何を書いたらいい?

応募時の「自己PR・本人希望など」の欄には何を書けばいいのでしょうか。

まず「自己PR」においては、仕事に結びつく自分の強みこれまで自分が経験してきたことをどのように活かしていくのかといったことを入力していくと、自己PRのみならず志望動機までも明確になるので、印象に残る文章を作成することができます。

応募フォームにおける「自己PR」の基本的な構成は以下のとおりです。例文は次項の「自己PR・本人希望欄の書き方見本」を参考にしてみてください。
《自己PRの構成》
①仕事に結びつく自分の強みを述べる
最も伝えたいことを先にアピールします。

②その理由を述べる
自分が経験したことを踏まえて、なぜそれが自分の強みであるのかについて理由を述べましょう。

③まとめ
自分の強みをどのように活かして活躍していくのかをアピールします。

次に、「本人希望」については、転職する時期や希望する業種・職種、勤務地、年収などといった条件を記載することになりますが、条件を指定すればするほど自分の希望に合った求人に出会える可能性が低くなります。
そのため、譲ることのできない条件がなければ「希望する条件はありません」とした方が無難です。
介護求人ナビにおいては、フォーム下部にアドバイスが掲載されており、「連絡手段や連絡できる時間帯など、希望があれば記入をおすすめします」とあります。
連絡手段や連絡できる時間帯を記載すると、採用担当者との連絡がスムーズになるため、記載することをおすすめします。

自己PR・本人希望欄の書き方見本

(1)自己PRのみの場合

私の強みは大学卒業後、一貫して介護に取り組んできたことにより得られた介護の知識と技術にあります。

私は特別養護老人ホーム〇〇の介護職員として10年間勤めておりました。特別養護老人ホームであるので介護度が高い利用者様への介護も担当してきました。

日常生活全般の支援を通じて、チームで取り組むことの重要性、介護度が高い方に対する知識や技術の習得、人権や尊厳など多くのことを学ぶことができました。

ここで経験して得られた介護に対する高い知識や技術を活かして、より多くの利用者様のお役に立ちたいと思うようになり、応募させていただきました。

(2)志望動機のみの場合

貴社の老人保健施設にて母がお世話になったことがあり、3か月間のリハビリを経て身体機能が格段に向上したことから貴社に興味を抱くようになりました。

その後、ホームページやパンフレット、雑誌等で貴社を調べるようになり、その中で貴社の職員の方がおっしゃっていた「リハビリにより機能回復はもちろんのこと、ここに通ったことでこれまで以上に生き生きと生活ができるようにすることが私たちの使命である」という言葉とその意識に感銘を受けました。

実際に見学をさせていただいた際に、職員の方が個々の利用者様に合わせたリハビリプログラムを実施する様子やケース会議などを拝見させていただきました。その中でそれぞれの職員の方の熱意を感じ、私もここで働くことでより多くのことを学んでいきたいと思うようになり、応募させていただきました。

(3)本人希望のみの場合

希望する条件は特にありません。現在はまだ別の介護事業所に勤めているため、連絡は平日の午後3時以降に携帯電話にしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

(4)自己PRと志望動機の場合

【自己PR】
私の強みは体力です。

学生時代は長距離ランナーとして活躍し、特に大学時代は駅伝の強豪校で選抜メンバーにも選ばれました。選抜メンバーとして毎日30km以上走りこんできたこともあり、社会人になった今でもその頃に鍛え上げた体力が維持されています。

駅伝を通じて、沿道で多くの方から声援を受ける中で、改めて多くの人たちに支えられて走っていることに気づきました。

そして、大学卒業前に今度は私が皆様を支えていきたいと思うようになり、私の最も強みである体力を発揮できる介護の道へ進むことを決心し、大学卒業後から5年にわたりデイサービスで介護職員として働いてきました。

【志望動機】
デイサービスでは介護度が中軽度の利用者様の食事や入浴、排せつ等の支援を行ってきましたが、その中で介護度が重度化し、24時間専門的なケアを必要とする方に関しては、貴社が経営しております老人ホームへの入所を希望される方が多くいました。

実際に入所された方からは、職員が親切かつ丁寧で質の高い介護を行ってくれるのでとても満足しているとの声が多数聞かれ、貴社に興味を抱くようになりました。

その後、貴社を見学させていただいたときに、職員の皆様の雰囲気が施設全体を明るくしており、入所されている利用者様もとても生き生きと見えました。

さらに職員の方は効率よく的確に支援を行っており、研修制度や職員同士が教えあう環境がしっかりと整備されているからこそ、この素晴らしい評判につながっているということに気づきました。

私もこの職場でこれまで培ってきた経験を活かし、介護技術もさらに発展させていきたいと考え応募をさせていただきました。

(5)自己PRと本人希望の場合

【自己PR】
私の強みはリーダーシップです。

学生時代から学級委員長としてクラスをまとめてきました。社会人になってからは特別養護老人ホームに勤務し、そこで介護に必要となる知識や技術を習得しました。

そして、3年前より主任に昇格しました。介護職の主任としては、現場職員への指導力や現場からの提案に対する判断力、業務における改善提案力などを磨いてきました。

その後、利用者様の介護に関わる全体の司令塔としての役割であるケアマネジャーに興味を抱くようになり、昨年ケアマネジャーの資格を取得しました。

【本人希望】
〇〇市に住んでいるため、〇〇市内での勤務を希望しますが、近隣の市区町村でも勤務可能です。

連絡可能時間帯ですが、現在は特別養護老人ホームに勤務しているため、平日であれば休憩時間となる13時から13時45分の間で、土日は終日連絡が可能です。よろしくお願いいたします。

書き方のポイント・見やすい書き方のコツ

書き方のポイント・見やすい書き方のコツ
ここでは、応募フォームのフリー入力欄を書くときのポイントと、見やすい書き方のコツについて紹介します。

履歴書と応募フォームは同じ内容でOK?

応募フォームに入力する内容については、基本的に紙の履歴書に書く内容と同じで構いません
もちろん、応募フォーム流にアレンジしても構いませんが、内容の本質的な部分までは変えないようにしましょう。(履歴書での自己PRが「完璧主義」なのに、応募フォームの自己PRが「柔軟性がある」など)

会社によっては応募フォームと紙の応募書類の両方を審査の対象とすることがあるからです。

まとめ方のコツ(文章のまとめ方)

応募フォームは応募書類よりも自由度が高く、書ける文字数も多いのが特徴です。
そのため、文章のまとめ方には注意しなければなりません。

介護求人ナビのように「自己PR」「本人希望」の2つ以上の項目が書ける入力欄が用意されている場合は、基本的には「自己PR」と「本人希望」はそれぞれ別の文章として考え、作成します。

ただし、「自己PR」と「志望動機」のような一貫性が求められる内容を1つの入力欄に書く場合には、それぞれを分けて考えるのではなく、つなげて考えていくとよいでしょう。

1つの入力欄に2つの内容を入力する場合、どこまでが「自己PR」に該当し、どこからが「志望動機」となるのかをはっきりと分けて、それぞれでタイトルをつけるようにすると読みやすくなります

見やすい書き方のコツ

応募フォームは履歴書などとは異なり、見え方や読みやすさの工夫も必要になります。

見栄えのコツですが、まず前述の「自己PR・本人希望欄の書き方見本」にもあるとおり、改行を駆使するとそれだけでもかなり見やすくなります。

そのほか、記号や括弧を使ったり、箇条書きにしたりするなど、応募フォームならではの自由度の高さを活かすのもよいでしょう。

また、応募フォームによっては文字を太くしたり、下線を引いたりすることができるものもあるので、これらの機能を活用して目立たせたい部分を強調するのもおすすめです。

上記のような工夫を凝らすことで、全体がスッキリとしてWeb上でもとても読みやすくなります。

やりがちなミスに注意!

やりがちなミスに注意!
せっかくしっかり考えた内容でも、入力時にミスをしてしまってはもったいないですよね。ここでは、応募フォームの入力時にしてしまいがちなミスをいくつかご紹介します。

◆入力ミス
手書きで応募書類を作成するときには絶対にしない誤字や脱字がパソコン入力では起こりえます。頭ではわかっていたのに、うっかり変換ミスをした、ということも。

入念に確認をしてから応募することは基本なのですが、実際には見落とすことがあります。
確認の際は画面上のみならず、可能であれば紙に印刷して読み直すとよいでしょう。

それでも心配なら声に出して読んでみましょう。
目で読んだときには気づかなかった誤字脱字が見つかることもあります。

◆選択ミス
応募フォームのチェックボックスの選択ミスにも注意が必要です。

特に応募や採用の可否に大きな影響を及ぼす「生年月日(年齢)」「学歴」「資格」「前職の雇用形態」「希望する雇用形態」などは絶対に間違えないようにしましょう。

実際にあった応募フォームの選択ミスの例として、資格の欄に「介護福祉士」が選択されていたのですが、実際には「介護職員初任者研修」だったことが面接時に判明したことがあります。

応募者からしたらうっかりミスだったのかもしれませんが、応募先の会社からしたら経歴詐称にもなりうる重大なミスとして受け取られかねないので、選択の操作は慎重に行いましょう。

◆タイムアウト
応募フォームに限らず、Webでの入力作業において一定時間内に作業を終わらせないとその先の入力ができなくなることがあります。
これをタイムアウト(無応答)といいます。

応募フォームに情報を入力する際は、その作業に集中してタイムアウトする前にすべての入力を終えるようにしておきましょう。

実際に応募フォームに入力する前に、下書きを用意しておくと安心です。

◆指示と違う内容を書く
聞かれている内容と応募フォームに書かれている内容が一致しないケースは意外とあります。

本人希望欄に職務経歴が書いてあったり、職務経歴の欄に志望動機が書いてあったりなど、紙の履歴書ではあまり見られないミスがWeb上では起こりえます。

原因の一つに、先述のタイムアウトを防ぐ目的からあらかじめWordなどに応募フォームの項目に対する答えを作成しておいて、応募フォームにはWordで書いた内容をそのままコピペする(貼り付ける)方法をとっている場合があります。

この場合、本来入力すべき場所ではないところに移し換えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

転職サイトの応募フォームは、自分が応募したい会社に対し情報を送信することで応募先がその情報をもとに選考を行うシステムです。

つまり、応募フォームの入力段階で書類選考が始まっているのです。

応募フォームは転職するにあたり、大変重要です。この記事を参考にし、応募先にしっかりとアピールできるフォームを作成し、転職活動に活かしましょう。


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